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科学探究プログラム

2020科学知講座『先輩の研究から学ぶ課題研究の手法の1例』

08月

29日

2020

科学知講座『先輩の研究から学ぶ課題研究の手法の1例~測定装置としてのiPadの利用~』では、本校の理数キャリアコースの卒業生で、課題研究活動で顕著な業績を挙げた2名を講師として招き、その活動の軌跡をたどることで課題研究の手法を学びました。
今年度より高校1年生は全員がiPadを所持しています。理数キャリアコースでは今までにiPadを用いた研究活動を多く行っているので、その経験を生徒に還元すべくiPadのアプリ活用についても扱いました。本講座には15名の生徒が参加しました。

まずはじめに、本講座の内容を料理のフルコースに例え、本日の流れについて説明しました。本講座を最大限に生かすためには『課題研究とはなにか』『課題研究活動で得られる力は何か』『課題研究で習得した力はどう役立てるか』(前菜・スープ)をまずはじめに知った(味わった)上で、『文京の課題研究の特徴・長所』(魚料理)、『先輩の活動を追体験する』(肉料理)を学ぶ(味わう)ということです。

理数の課題研究活動は、『色々なことに疑問を持ち興味を持つことができる』『自分で色々なことを学習できる(自分で学ぶ力が育つ)』『何をすればいいか自分で判断できる』『自分の意見を正確かつわかりやすく相手に伝えられる』『自分がやりたいことが見つかる』ことに繋がります。この学びで得られる力は、教育改革によって大学入試でこれから非常に強く求められるようになった『新しい学力』そのものです。探究活動を通じて自分の興味や関心に対して真摯に向き合うことで、高校生として全国トップレベルの成果を挙げた卒業生2名による講話や、現在の高校3年生が取り組んできた最新情報を担任として指導してきた視点を交えて、授業を展開しました。

卒業生からは、大学進学や就職活動をする際に自分の中に1つの芯があることが大事であり、それが自分たちにとっては課題研究活動であったこと、答えのない問いを探究していく活動は最初は不安しかなかったが、自身の努力で自分だけの答えを掴むことができたこと、そういう活動で得られた経験は一生のものなので、一生懸命頑張ってみるとよいという体験談が語られました。生徒達にとってまだハッキリと形が見えなかった探究活動について、最終的に目指す形がおぼろげながら見えてきたようです。

次に行われたのは、iPadのアプリを測定機器として活用するという講義です。卒業生は2人とも課題研究活動の記録や実験にiPadを用いていました。1人はiPadのマイクと音の解析アプリを用いることで、楽器の音色を解析し成果を挙げています。

本校の課題研究活動では、まずは身近な範囲で実験を繰り返し行い、基礎スキルを身につけることを重視しており、必要に応じて大学や研究施設などの専門的な設備を用いるなどと発展させています。受講対象の1年生の生徒達はiPadを持っていますので、センサーアプリを有効活用することは研究上大きな力になります。『iPadのカメラアプリ』『iPad内蔵の各種センサー(加速度・圧力・磁力・回転・音)を使用するアプリ』などを実際に使うことで、その機能の多様さを学習しました。

【生徒の感想】
今日の講座は、私にとって素晴らしい講座になりました。この講座を受けることになってからは、先輩たちはどんな研究をしたのかとても気になったため楽しみでした。思った以上にすごい方が来たので、学ぶことがたくさんありました。

私は課題研究はあまり興味はありませんでした。でも今回した科学知講座で改めていろんなことが知りました。また、先輩は課題研究で賞をとったり、就職でいろんな人に自分の努力を認めてくれたことを聞いて、大事なんだな〜と深く知れました。

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