グローバル教育【インターナショナルスクールとの教育提携をスタートし、英語・グローバル教育を実施】

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異文化体験プログラム

2014年度 Aussie BEST(オーストラリア語学研修)の様子

07月

26日

2014

成田空港を発って約8時間、ゴールドコーストに到着します。時差は1時間ほどなので、時差ボケはありません。日中の気温は23度ぐらい(夜は10度ぐらいまで下がります)。湿気のない爽やかな風と、真っ青な空に迎えられ、St.Hilda's Schoolへ向かいました。St.Hilda's Schoolは、1912年に創立された伝統校。14ヘクタールの緑に囲まれたキャンパスには、幼稚園、小学校、中学、高校それぞれの校舎があります。私たちは、滞在中この学校で生活し、ESL(英語授業)やバディ(St.Hilda'sの生徒:滞在中さまざまな面でサポートしてくれます)の授業に参加したりします。この学校へは、空港から約1時間ほどですが、途中、観光名所やブーツメーカーの「UGG」の工場に立ち寄りつつ学校へ向かいました。学校に到着すると、St.Hilda'sの先生に案内されながら、その広大なキャンパスを見て回りました。美しい芝と、日本の学校とは違う校舎の造りに、いちいち歓声を上げながら、約1時間ほどのキャンパスツアーとなりました。放課後(15:30頃)、ホストファミリーと初対面です。ほとんどのホストファミリーが(高級)車で登下校を送迎してくれることになります。16日間、文字通り家族となる人たちとの対面に、期待と不安の混じった表情で挨拶を交わした後、生徒たちは各家庭へと向かいました。

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週末は各家庭で過ごします。家族全員で子供のサッカーの試合を応援に行ったり、クルーザーに乗ってWhale Watchingに繰り出したりと、家庭によって週末の過ごし方は様々ですが、異文化に触れるという点では一緒。それぞれに充実した週末を過ごしました。
平日は、大きく分けて2種類のプログラムがあります。ひとつはSt.Hilda'sでのESLの授業およびキャンパス内でのプログラムです。英語教育のプロフェッショナルによる授業は、趣向を凝らした教材が用いられるだけでなく、体を使ったりゲームを取り入れたりと、非常に充実したものです。約15名ずつの少人数授業も効果が高いものです。ESL最終日には、St.Hilda'sの先生から一人ひとりに修了証が渡されます。また、キャンパス内にある幼稚園への訪問は生徒たちが心待ちにしているプログラムのひとつでした。折り紙を教えてあげたり、日本語で「キラキラ星」を歌ってあげたりと、わずか2時間の訪問でしたが、帰り際には園児からハグの嵐でした。その他、バディと一緒にSt.Hilda'sの授業に参加するのもいい経験になります。バディごとに授業が異なるため、科学の授業や日本語の授業など、様々な授業に参加する機会があります。もちろん英語で行われる高校1年~3年の授業を完全に理解することは難しいことですが、それを実感することで、さらに英語学習に対するモチベーションが高まります。

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学外でのプログラムでは、Griffith UNIVのキャンパスツアーに参加したり、ブリスベン(バスで1時間ほど)で博物館と現代美術館を訪れ、アボリジニの文化について学ぶこともできました。また、動物園でオーストラリアの動物に触れたり、海のテーマパークを満喫したり、巨大なショッピングモールやサーファーズパラダイスで買い物に勤しんだりと、多岐に渡りゴールドコーストを満喫しました。

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学内プログラムのメインはCultural Presentation(日本文化紹介)です。この日のために5月から準備を進めてきたプレゼンテーションを披露します。今年は、「七夕とはなにか」「日本の伝統的な遊び」「日本の昔話」「習字」など日本独特の文化を紹介、体験してもらいました。このプレゼンテーションに参加したSt.HIlda'sの生徒は日本語の授業を選択している約40名。日本文化に興味が強く、次々にブースを訪れては熱心に説明を聞いてくれました。準備が功を奏し、どの班も満足いくプレゼンテーションができたようです。

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こうして本当に多くのことを経験できた研修も最終日を迎えました。集合場所までホストファミリーが(高級)車で送ってくれます。16日間を毎日過ごしたホストファミリーはもはや家族同然です。別れるのがつらく、涙が止まらない生徒も。しかし、このとき国や言語を越えた人間関係が築けることに気づけるのだと思います。成田空港に着いたとき、出国時よりも、生徒が一回も二回りも大きくなったように感じました。

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