高等学校の学び

スポーツ科学コース:スポ学講座

高校 学習ブログ

本年度からスタートしたスポーツ科学コース。このコースは、体育中心のコースではなく、「スポーツをテーマに科学的な探究力」を身につけることを目標としたコースです。現在、総合学習の時間を使いながら「スポーツをテーマにしたグループ研究」の進行中です。探究とは、疑問を持ち、自分なりの仮説を立て、それを検証していくことですが、多くの生徒たちは、どんな疑問を持てば良いのかという段階で立ち止まってしまいます。その時に必要となってくるのが多くの専門知識です。知識が多くなれば多くなるほど、知りたいことが増えていき、疑問も生まれてくるのです。そういった専門知識を学ぶ場が「スポ学講座」です。これは、スポーツ科学コースの学びを深めるための課外講座のことで 「人間とスポーツ」をテーマに年間を通して実施していきます。

その第1回が実施されました。今日のテーマは「身体のしくみ① ~女性と骨盤~」、講師には文京学院大学理学療法学科の布施陽子先生をお招きしました。

骨盤を意識しながらインナーマッスルを働かせて身体を変えるという内容で、「くびれ作成プログラム」「歩きやすくするプログラム」の二つに取り組みました。専門知識の一端を教った後、自分たちの身体で実験しながら、骨盤の触診、身体評価、実際の効果判定までを学びました。

「人間の身体のしくみにすごく興味がわいた」「インナーマッスルのトレーニング、部活で役に立ちそうです」、「ウエストが3センチも細くなった」「理学療法という分野のことがよくわかった」など、生徒たちにとって、自分のスポーツ活動においても、将来を考えるうえでも、とても良い学びになったようです。

(広報部主任 西山 記)

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