中学校の学び

キャリア教育の実践例(1)

中学 学習ブログ

socialwelfare1.JPGsocialwelfare2.JPG11月5日(水)の総合学習の時間に、文京区社会福祉協議会の方をお招きし、「福祉」をテーマに「共生を学ぶ」「ボランティアって何?」という内容でご講演いただきました。同月12日は、聴覚・視覚に障害のある方を講師にお招きし、1・2時間連続で、「手話体験講座」「アイマスクをつけての視覚障害体験」を実施しました。「アイマスク体験」では2人組をつくり、ひとりがアイマスクをつけ、ひとりがガイドヘルパーとなり日頃歩いている校舎内を「見えない」状態で歩きました。「怖~い」と言って、なかなか前に進めない生徒もおり、想像をはるかに超える経験になったようです。日常生活の中で、「こうしなければ・・・」といった構えではなく、「声を掛ける」「腕や肩を貸す」「降りる段差を教える」などの行動を自然に起こすことができれば、共によりよく生活できる「共生の社会」へと変化して行くのではないかと感じることができた、貴重な学びの時間になりました。
今回の体験を通して、他者に対して想像する力が養われ、配慮ある言動が自然にできるようになるものと期待しています。

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