中学1年生:誕生学
2016.01.25
本日2時間目の「総合的な学習の時間」は、「自分自身のココロとカラダ、未来を考えよう!」と題し、誕生学アドバイザーの長谷部しのぶ先生からお話を伺いました。
話は人類の始まりである36億年前から始まり、あなたのはじまりは「自分の誕生日-38週前=受胎した日」、受胎して1~2週目は針で刺した穴の大きさくらいである0.4mm前後、ということで、ハート型にカットした千代紙に針で穴を開けた紙をかざして見てみると「ワ~ッ、小さ~い」という声があがりました。こころも身体も急激に変化している、今、この時期を第二次性徴と言いますが、『未来に自分のいのちをつなぐ力』がはじまったということです。自分のいのち、相手のいのち、未来のいのちを大切に守って欲しいと思います。いのちを守る力には、愛・知恵・知識・勇気・思いやり・やさしさ・人生力…たくさんありますね。生まれる力を発揮して、今、存在しているあなたや私はすごいと思います。心が生きると書いて「性」という字になります。いつか、いのちを繋ぐことを考えて、自分自身のことを知り、性について考え、着実に成長して欲しいと願っています。
講演会の終盤には、3ヶ月の赤ちゃんとお母さん、妊娠をしていらっしゃる先生をゲストに、出産をご経験してのことや妊娠中のことなど、貴重なお話しを伺うことができました。「自分はどうだったのかな~」ときっと考えてみたことでしょうね。
(キャリア教育支援部 沢柳 記)