キャリア教育の実践例(3)
2015.01.09
毎年本校では、中学3年生、高校1年生、高校3年生を対象に「誕生学」の講演会を実施しています。講師は、誕生学協会認定バースコーディネーターの長谷部しのぶ先生です。
12月10日(水)は中学3年生に向けて「自分自身のココロとカラダ、未来を考えよう!」というテーマで、ご講演いただきました。身体が大人に仕上がりつつあるなかで、「もう一度、生まれてきた自分の存在を大切に思える」という部分に力を込められた内容でした。中学3年生という変化著しいこの時期に、自分がいかに大切にされ、成長してきたのかについて改めて考える機会となり、自尊感情が高まったのではないかと思います。
生後間もない頃に、抱かれなかったら、話しかけられなかったら、1歳まで生きることができなかったという研究結果の事例を聴き、すべての命は、オムツを取り替えてもらったり、おっぱいを飲んだだけでは育たなかったことに驚いている様子でした。
守られた命を大切に思い、守って行く命を考え、未来に向かわなければならないことを感じたのではないかと思います。