中学3年生:キャリア教育(卒業生職業講話・幼稚園実習)
中学3年生は、「社会のおける私たちの役割を考える」をテーマとし、将来の自分像をイメージして行くための準備段階として総合的な学習の時間に「将来を考える」プログラムを実施しています。
前期は卒業生による職業講話や幼稚園体験学習を実施しました。
幼稚園の先生方は中学3年生を丁寧にご指導くださり、無事に大切な一日を過ごさせて頂きました。初日は晴れていましたので、元気いっぱいの園児と一緒に園庭で一生懸命走ったり砂遊びができました。2日目は雨天でしたので、園舎内で過ごしましたが、工夫された過ごし方でした。幼稚園の先生方、園児の皆さん、本当にお世話になりました。
生徒の感想をご紹介します。
今日の体験を通して、幼稚園の先生の大変さを知ることができてよかったです。幼児相手だからそんなに大変ではないと考えていたのですが、ちょっとしたことで喧嘩をしたりけがをしたりと色々大変なのだと思いました。また、自分が幼稚園児の時のことを思い出しました。(Oさん)
今回の幼稚園実習で園児たちへの接し方や、先生方がされている工夫を学ぶことができました。園児と話すときは同じ目線で目を見て話すこと。先生が言うことや注意を聞いてくれない時は、「これをどこに片付けるか分からないから、教えてくれるかな?」などと話しかけると、園児はちゃんと遊ぶのをやめて片づけてくれることなどを学べたので、これからまた小さい子と関わるときには、この経験を生かしていきたいと思いました。(Iさん)
最初に園庭に出た時は園児と遊ぶことができなかったのですが、話しかけるとだんだんが遊びに誘ってきてくれてうれしかったです。シャベルの取り合いがあったり、3人が同時に話してくれたりなど大変なところがありましたが、楽しかったこともたくさんあったので、とても良い経験になりました。(Kさん)
私は小さな子供との接し方にあまり自信がなく、正直、実習前は不安でした。しかし、教室に入ってみるとみんな元気でとても優しくて、園児から積極的に話しかけてくれて嬉しかったです。私たちの時にはなかった英会話の授業があり、英語力の高さに驚きました。子供との話し方や注意の方法を学べ、とても有意義な時間になりました。(Oさん)
自分たちも年長だったときは頭を使って遊んでいたのだなと思いました。ここまで育ったのは親だけでなく、保育園や幼稚園の先生方やおもちゃなどのおかげだと、改めて実感することができました。園児と話していると結構ストレートに物事を言っててくることが多かったです。とても楽しく遊ばせてもらい、貴重な体験でした。本当にありがとうございました。(Hさん)