高校 学習ブログ
イタリアからのお客様
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06月
30日
2015
日本の高校年代の女子スポーツ。その競技人口をご存知ですか?
第1位 | バスケットボール | 61,321人 | - 2.0% |
第2位 | バレーボール | 58,634人 | - 4.8% |
第3位 | バドミントン | 54,026人 | 1.1% |
第4位 | 陸上競技 | 38,227人 | 4.1% |
第5位 | テニス | 37,730人 | 2.5% |
第6位 | ソフトボール | 22,827人 | - 10.9% |
第7位 | 卓球 | 19,739人 | 3.9% |
第8位 | ハンドボール | 15,888人 | 6.2% |
第9位 | 水泳 | 12,108人 | 2.4% |
第10位 | サッカー | 10,155人 | 21.5% |
*右欄の%は、2010年の値を100とした上昇率
女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」が、世界一になった2011年。その影響もあってか、高校女子サッカーの競技人口は、約22%も上昇しました。
一方、高校女子バレーボールの競技人口は、女子サッカーの6倍もあり、人気を保っています。
その人気種目の中で、インターハイ出場を決めることがいかに難しいか。その偉業を成し遂げた本校の吉田監督が、「イタリアのバレーボールの指導法に関心があるんです」と、スポーツ科学コースのプロジェクト会議で発言。
その発言を受けて、私の友人であり、イタリア語が堪能で、その著書を文京学院サッカー部の練習教本にしているKさんに、ペルージャ出身で、元日本代表(ザックジャパン)のアシスタントコーチを担当していたジャンパオロ・コラウッティ(Giampaolo COLAUTTI)さんを紹介していただき、来校していただきました。
ペルージャには、中田選手が在籍したサッカークラブだけではなく、バレーボールのクラブチームがあります。イタリアは、バレーボールの強豪国。2007年、2011年には、ワールドカップで優勝しています。特に守備においては、大いに学ぶべき点があると、吉田監督。「イタリアのバレーの指導書には、ブロックするときの指の角度まで細かく書いてありますよね。本当にイタリアの方は、緻密ですよね。」と、尋ねると、
「私はサッカーのマイスターだけど、バレーボールは…技術的なことはわかならい...今度、友人のピッチニーニを紹介するよ。」と、ジャンパオロ氏の友人であるイタリア代表女子バレーボールの選手名前を出すと、吉田監督の顔が少年のように輝きました。
「すごすぎます!偉大すぎます!イタリアの妖精ですよ!!」と、大興奮の吉田監督。
イタリアでは、スポーツが文化になっていて、国民のほとんどが関心を持っているそうです。スポーツが文化になるとはどうゆうことか。イタリアに行き、自分の目でそれを見たとき、きっと何かが変わるはず。我々もスポーツ先進国のイタリアから学ぶことが多いと感じました。
将来的には、バレー部、サッカー部でイタリア遠征を実現させようと、盛り上がりました。
(スポ学教育センター 床爪 記)