コース制の学び

コース制の学び

高等学校の学び:特色あるクラス指導

高校2年生:古典B(『源氏物語』暗唱テスト)

[ カテゴリ:高校 コース横断型の学び ]

10月

13日

2015

1013ansho.JPG今日は、『源氏物語』の冒頭部分について、暗唱のテストでした。暗唱することで、古文のリズムがしっかりと身につきます。また、練習で何度も口にするうちに、単語や場面の意味が自然と思い浮かぶようになります。何より、世界最古の長編小説と言う価値ある物語の冒頭部分は、教養として身につけておきたいものです。みんな、目をつぶったり、手や指を動かしながら、暗記した章句を一生懸命思い出して唱えていました。周囲の友だちも、無言の応援をしていました。

(高2学年代表 田島 記)

 

いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。はじめより我はと思ひあがり給へる御方々、めざましきものに、おとしめそねみ給ふ。同じほど、それより下﨟の更衣たちは、まして安からず。朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふ積もりにやありけむ、いとあつしくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして、人のそしりをもえ憚らせ給はず、世の例にもなりぬべき御もてなしなり。

資料請求