特色あるコース指導:理数キャリア
SSH活動の実績をベースに育成する価値ある「探究マインド」
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校(2012-2017)として開発したカリキュラムをもとに、科学に興味を持つ能力と、探究心を育てる多彩な活動を展開しています。理数系大学や企業との連携、小学生への実験指導、また、タイ王国のプリンセス・チュラポーン・サイエンス高校との交流など、探究マインドを持った“学び合い”も魅力の一つです。
■高等学校のそれぞれのコースについては、以下のコース名をクリックしてご覧ください。
国際性と探究力を備えた研究者を育成
多様なカリキュラムを通して、研究者として必要な基礎学力や、英語を含むプレゼンテーション能力の向上も推進。研究者との出会いなどから、将来のキャリアを具体的に想像する機会も提供しています。
高校1年次
「科学探究のスキルを高める」
SSHの教育活動を盛り込んだ先進科学教育がスタート。課題発見能力、探究スキルを向上させ、高度な研究活動を開始する。また、幅広く科学分野に接する機会を通して、興味関心の幅を広げる。
高校2年次
「国際的コミュニケーション能力の向上」
海外提携校との交流、各種研究発表会への参加に向けて、発表スキルや、科学分野の英語力向上を図る。小グループや個人での課題研究や、先端科学に接する機会を通して、将来の目標を明確にする。
高校3年次
「進路実現と国際的研究者の育成」
進路実現に必要な学力と、国際社会で活躍できる研究基礎力の仕上げに取り組む。
【想定進学先】
Advanced・Tクラス:理系国公立大・難関理系私大
Standard・Aクラス:難関理系私大・理系私大
理数キャリアの特色あるプログラム
学内に設置された科学教育センターを中心に、SSH指定校(2012-2017)として開発したカリキュラムにより特色ある独自の活動を展開。理科学分野に興味を持つ生徒の育成とともに、理数教科の能力伸長を目指す「科学塾」、ユニークな観察・実験を通して理系女子のマインドを刺激する「SSクラブ」、また“理数”をキーワードにした独自の国際交流も行われています。
SSH <2012-2017>
文京学院のSSH活動は、「SSH」「コアSSH*」「ジュニアSSH」の三本柱です。*コアSSHは平成24~25年度の活動
SSHについては、下記該当ページをご覧ください。
■SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは
■SSHのカリキュラム
■SSHの活動
■SSHの年間プログラム

多彩な海外研修
本校では、非常に多くの魅力的なプログラムが設定されています。多くの生徒が積極的に参加し、異文化理解、英語力の養成に努めています。日ごろの英語学習の成果を試し、更なる能力の向上が期待できるだけでなく、世界の多様な文化や歴史・価値観への理解を深めることができます。下記語学研修・留学プログラムは全コースの希望者が参加可能ですが、「アドバンストサイエンス研修旅行」は理数キャリアコースの生徒のみ参加可能な研修旅行です。
■研修旅行
対象コース | 名称 | 渡航先 | 時期 |
|
オージー・グローバル | オーストラリア セントヒルダ女子高校 | 高2 7月(16日間) |
シンガポール・グローバル | シンガポール | 高2 2月(5日間) | |
理数キャリア | マレーシア・サイエンス | マレーシア ランカウイ島 アンパン女子高校 | 高2 2月(6日間) |
スポーツ科学 | オージー・スポーツ | オーストラリア セントマーガレット高校 | 高2 2月(6日間) |
全コース | 国内研修旅行 | 関西方面 | 高2 2月(5日間) |
※いずれのコースも海外研修または国内研修を選択できます。 ※中学研修旅行:関西方面(中3全員・4日間) |
■派遣留学・語学研修・科学交流 :SSH連携校以外はコースに関わらず参加可能
派遣先 | 受入れ先 | 期間 | 対象学年 | |
ロータリー 長期留学 |
合格後決定 (ヨーロッパ、アメリカ、アジア、中南米、インド) ※1 |
現地高校 |
8月~翌5月末 約10か月 |
高1~高2 高2~高3 |
オタゴガールズ 長期留学 |
ニュージーランド ダニーデン |
オタゴ女子高校 |
1月~翌12月 約11か月 |
高1~高2 |
オタゴガールズ 中期留学 |
ニュージーランド ダニーデン |
オタゴ女子高校 |
7月~10月 約3か月 |
高2 |
St.Benedict English Intensive Camp |
アメリカ ミネソタ州 | セントベネディクト大学 |
7月~8月 25日間 |
高1・高2 |
UK BEST | イギリス ウースター | ウースター大学 |
7月下旬 14日間 |
高1・高2 |
Maple BEST | カナダ ビクトリア | ビクトリア |
7月下旬 11日間 |
中3 |
SSH研究連携校※2 | タイ |
プリンセスチュラポーン科学高校 ペッチャブリー校 |
1月 | 理数キャリアコース |
British Hills |
福島 ブリティッシュヒルズ |
ブリティッシュヒルズ | 12月(3日間) | 中1・中2 |
※1:決定権はロータリーにあります。 ※2:選抜制 |
国際塾との連携
全コースから履修が可能な放課後の特別英語講座である「国際塾」。正課の授業では定着しにくい技能を身に付けたり、表現のチャンスを広げていきます。Essay Writing、Presentaion、Drama、Graphic Designなど、ネイティブスピーカーの講師が担当する多種多様な講座のほか、基礎・基本を重視したい生徒には、英検やGTECなどの検定対策講座も開講されます。多くの講座は、学年による選択の制限がなく、学年の枠を越えて、各人のレベルとニーズに合わせた受講パターンを組むことができます。
国際塾の主な特徴
・レベル・ニーズに合わせて受講可能な自由度の高い講座設定
・英語によるプレゼンテーション、ディスカッションの実施
・英語運用の能力伸張度測定テスト(GTEC)の実施
・伸張度に関するアドバイスやカウンセリングの実施
・国内国際系大学・海外大学進学希望者に対する進路アドバイス
・長期休暇には特別講座(例:TOEIC講座)を開講
■国際塾の概要についてはこちらをご覧ください
■国際塾の受講コースについてはこちらをご覧ください
高校2年生:理数キャリアコース 英語でのプレゼンテーション
[ カテゴリ:理数キャリア ]
10月
7日
2020
理数キャリアコースの生徒たちは、普段から研究結果をプレゼンテーションする機会が多々あります。本日は、「コミュニケーション英語Ⅱ」の授業で、「深海生物」について英語で紹介するというテーマでプレゼンテーションが行われました。
慣れ親しんだ「問題発見」「仮説」「実験」「考察」といった研究発表のフローとは異なり、より自由な形式で様々な深海生物が紹介されました。oarfish(リュウグウノツカイ)、goblin shark(ミツクリザメ)、black swallower(オニボウズギス)など、興味深くも少しグロテスクな生き物について、スライド資料と動画を交えた紹介がされると、意外にも他の生徒たちからは「かわいい」という声が。さすが理数キャリアの生徒といった反応でした。
興味・関心の近い友人たちが同じクラスに集まっていると、自身の研究や学習にも拍車が掛かります。
高校2年生:「マリンチャレンジプログラム2020 関東大会」
[ カテゴリ:理数キャリア ]
09月
5日
2020
マリンチャレンジプログラム2020 関東大会 〜海と日本PROJECT〜 理数キャリアコース高校2年生4名が、ポスター交流チームとして、「マリンチャレンジ2020 関東大会」(主催:公益財団法人日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス)に参加しました。
昨年度から探究活動として行ってきたクラゲの飼育や、養殖の稚魚の餌として用いられているアルテミアを飼育し、より良い飼育環境を発見する研究を行っています。発表タイトルは「アルテミアを長生きさせるには」です。4名は毎日、塩分や酸素濃度、水温を測定し、アルテミアを顕微鏡で観察し続けました。自身の発表および他校の発表は「Zoom」を通して行われました。指導教員の見守るなか、発表当日までのスライド作成や発表練習での頑張りが報われ、発表は落ち着いて行うことができました。
「マリンチャレンジプログラム」についての詳細はこちらをご覧ください。
高校1年生:「研究倫理」
[ カテゴリ:理数キャリア ]
06月
24日
2019
東京有明医療大学の高野 一夫先生より、高校1年「理数キャリアコース」の生徒対象に「研究倫理」の講義をして頂きました。
研究を行うにあたって必ず守らなければいけないこと、研究者に必要な倫理観、などを学ぶことができました。これから本格的に課題研究を始める理数キャリアコースの生徒達にとって、大変有意義な講義となりました。
高校2年生:理数キャリア 英語でプレゼン
[ カテゴリ:理数キャリア ]
02月
15日
2017
週1時間、「コミュニュケーション英語」の中で行われているプレゼンテーションの授業。
「テーマに制限はありません。その自由さが楽しいようです。理数クラスの生徒ですから、英語が得意ではない生徒も多いです。しかし、1年間で、生徒たちは人前で堂々と英語でプレゼンできるようになります。この経験は、大学のAO入試などでも非常に有効であり、また、その後の大学の研究活動においても、生かされると確信しています。」(担当:アランニズベット先生)
島嶼科学交流会に参加
[ カテゴリ:理数キャリア ]
12月
22日
2016
12月17日(土)東邦大学習志野キャンパスにて行われた「島を科学する2016 第4回 高校生による島嶼科学交流会」に高校1年生3名が参加しました。この交流会では、小笠原研修で学んだことについてのポスターセッションを行い、他校の生徒や教員から貴重な意見をお伺いすることができました。その他にも、ガラパゴス諸島の自然についてや、島の固有種、外来種についての講義も受け、大変、実りの多い研修会となりました。