文京学院の学び

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中学 学習ブログ

中学1年生:書写特別授業

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10月

12日

2018

中学1年生の書写を指導しているのは熊谷精一先生です。
熊谷先生は書家としてご活躍されています。
本校の職員室前には熊谷先生の2m程ある大きな2作品が飾られています。
IMGP3989.JPG
 
生徒たちは『一山還一河』『楽哉』と書かれた作品を模写し、その魅力はどこにあるのかを考えました。
 
・かすれているところに気が安らぐ。
・スピード感がある。
・線の太さが力強い。
・はらいがきれい。
・墨が飛び散っているのがかっこいい。
・炎みたい。
・読めないけど形が整っている。
など、感想は様々です。
 
今日の書写の授業では、床に大きな下敷きを敷き、目の前で作品を書いていただきました。
大きな筆に墨をつけるところから、興味津々で見つめる生徒たち。
そのスピードと流れは美しく、先生の手が止まると静かに拍手が沸きました。
IMGP3969.JPGIMGP3974.JPG
IMGP3985.JPGキャプチャ.JPG
 
・体を大きく動かしながら書くところにも書の魅力を感じた。
・紙が破れるくらいの勢いがあって驚いた。
・先生が書いてるのをみて「芸術だな」と思った。
・にじみやかすれまで考えて書かれていることを初めて知った。
・書道はあまり好きではなかったけど、字で自分の表現したいものが表せるというところに興味が湧いた。
 
国語としての書写はお手本の通りに整えて書くことが大切ですが、その先には芸術としての書道があり、それは表現活動であることを学んだ生徒たち。これからの作品が楽しみです。

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