中学 コース横断型の学び
キャリア教育の実践例(1)
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01月
9日
2015
11月5日(水)の総合学習の時間に、文京区社会福祉協議会の方をお招きし、「福祉」をテーマに「共生を学ぶ」「ボランティアって何?」という内容でご講演いただきました。同月12日は、聴覚・視覚に障害のある方を講師にお招きし、1・2時間連続で、「手話体験講座」「アイマスクをつけての視覚障害体験」を実施しました。「アイマスク体験」では2人組をつくり、ひとりがアイマスクをつけ、ひとりがガイドヘルパーとなり日頃歩いている校舎内を「見えない」状態で歩きました。「怖~い」と言って、なかなか前に進めない生徒もおり、想像をはるかに超える経験になったようです。日常生活の中で、「こうしなければ・・・」といった構えではなく、「声を掛ける」「腕や肩を貸す」「降りる段差を教える」などの行動を自然に起こすことができれば、共によりよく生活できる「共生の社会」へと変化して行くのではないかと感じることができた、貴重な学びの時間になりました。
今回の体験を通して、他者に対して想像する力が養われ、配慮ある言動が自然にできるようになるものと期待しています。
中学生対象:英語研修プログラム British Hills
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12月
25日
2014
冬休みが始まってすぐの12月23日(火)~25日(木)の2泊3日で、福島県にあるBritish Hillsにおいて英語研修プログラムが行われました。今年は中学1年生が34名、中学2年生が4名の38名が参加しました。
このプログラムの目的は、
1.英語や異文化に対する積極性を養う。
2.文京学院大学女子中学校の生徒としての自覚を持ち、礼儀正しく行動する。
というもので、語学研修をしながら、集団での規範意識も育てようというものです。
British Hillsは、名前の通りまさに英国。本国よりも英国らしいといわれるほど、建物の雰囲気や調度品など、英国の歴史と伝統を感じられる施設です。ここでは、ネイティブスピーカーはもちろん、日本人スタッフも決して日本語は話しません。すべて英語での生活です。スピーチの授業、ジェルキャンドルやスコーン作りの体験、スポーツ、そして食事や買い物もすべて英語で、まさに英国に留学した気分で生活します。日頃の英語の授業や、国際塾で勉強したことを実践できる素晴らしい体験の場です。出会った人にどんどん話しかかけて質問をするともらえるサインを集めると、あとでプレゼントがもらえるという素敵な仕掛けもあります。ユーモアのあふれた、ハンサムな先生方にワクワクしながら、みんな楽しみながら英語に挑戦していました。
British Hillsに到着すると、そこは一面の銀世界でした。チェックイン後、オリエンテーションが行われます。その後、施設内を見て回りました。調度品も本物ばかりで、ステンドグラスも素敵です。部屋のクローゼットにあったマントを羽織ると、まさにハリーポッターの世界です。
メインの授業は「Speech」です。与えられた”My Hobby”と”My Christmas”というテーマに沿って、英語でのスピーチのABCを身に付けていきます。
2日目は、ジェルキャンドル作り、スポーツ(クリケットやホッケー)、スコーン作りもうまくできました。クリスマスイブのディナーは、ローストビーフのコース料理。事前に受けたテーブルマナーの授業が生きています。夜になるとイルミネーションがクリスマスムードを盛り上げます。今夜は星もきれいで、Milky Wayもよく見えました。授業の仕上げでは、練習してきたスピーチを披露します。最後は1人ずつ修了証書をもらいました。降りしきる雪の中、最後のランチは、英国パブでビュッフェ。
参加者全員が、本当によく頑張りました。大雪で一面銀世界のBritish Hillsでしたが、まさにホワイトクリスマスを満喫した英語研修プログラムでした。
「空間力」プロジェクト
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11月
27日
2014
中学生の社会科の授業では、校外学習や修学旅行に関連して「空間力」プロジェクトという学習活動を行っています。中学3年生の後期後半は、高校での研修旅行の行程を考えるための活動を行います。
今日は、その練習として、自分が住んでいる「地元」を再発見し、その特徴をクラスで紹介するための調べ学習を図書館で行いました。前回の授業では、教室で自分自身が思いつくことをひたすら列挙してみましたが、地元とはいえ意外と知らないことばかりのようで、図書館の資料やインターネットを使いながら紹介文を書いている生徒が多くいました。
次回の授業では、数名の生徒が教室でプレゼンテーションを行います。「住みたい」「行ってみたい」と思えるような地元愛あふれるプレゼンテーションになることを期待しています。
中学1年生:「自習タイム」
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10月
17日
2014
後期中間考査1週間前になりました。学習への意欲を学年全体で高めるために、放課後1時間「自習タイム」を設けて、全員で学習に取り組んでいます。
自分と同じように周りの生徒たちが集中して学習しているのを見ることで、自分もより一層頑張ろうという気持ちが高まってくるそうです。
文女祭を見ての感想
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10月
9日
2014
文京学院大学に来ている留学生のTUTORのレイチェルからのコメントです。
It was so fun visiting the school festival! In the United States we do not hold festivals like that in our school. It was so interesting seeing a Japanese high school and noticing the similarities and differences from my own high school experience. I was surprised by how much effort was put into all the rooms, decorations, and performances. It looked like a lot of fun for the students who put it together and made me wish we had something similar in the USA!
And I was able to watch presentations given in English by Junior High School students at the festival. It was very easy to understand all the students and all the presentations were very interesting! I also thought the English in their presentations was very applicable for them to use in real situations.
アメリカには生徒主催のこのような学園祭はありません。クラス展示や飾りつけ、発表など生徒皆が力を合わせてするのに驚きました。
学園祭にお邪魔することで、日本とアメリカの学校の似ている点や違う点などがわかり興味深かったです。
中学1年生のグローバルスタディーズの英語の発表はわかりやすくて良かったです。場面設定をして英語でプレゼンテーションをすることは、生徒たち(の英語習得)に役立つと思います。