科学探究プログラム
小笠原自然体験教室(4)
08月
1日
2015
今日は2班に分かれ、それぞれ半日、首都大学東京研究施設での小笠原研究に関しての講義、そして半日シュノーケリング体験の日です。
首都大学東京の小笠原研究所では、研究員の畑さんより小笠原でどのような研究をしているかの講義を受けました。生徒たちはしっかりとメモを取り集中して聞いていました。講義のあとは研究施設の案内をしていただき、小笠原の植物を研修している方の話では、小笠原の植物のストレス(師管の壊れ具合で判定)は、砂漠の植物と同じくらいで、かなりのストレスを抱えていることなどを聞きました。また、研究に必要な機材の紹介も受けました。目新しい機会に生徒たちも興味津々でした。
半日はシュノーケリング体験を通して、小笠原周辺に住む海洋生物の観察に出かけました。天気も良く、波も1年で数日しかないほどの穏やかさで無事南島に上陸することができました。南島からの帰りにはイルカを発見することができ、ドルフィンスイム(イルカと一緒に泳ぐ)を経験することもできました。非常に貴重な体験ができ、生徒たちもとても喜んでいました。