科学探究プログラム
タイ PCSHS-P 5日目
04月
19日
2016
5日間に及ぶタイとの交流もとうとう最終日となりました。
最終日の最初のプログラムはPCSHS-P校の生徒と本校の理数キャリアコースの1年生による化学実験を通した交流です。今回の化学実験はチョークの化学変化を通して化学とは何かを英語で学ぶ授業となりますが、本校生徒にとって化学実験は高校では初めて行いました。PCSHS-P校の生徒は日本で言う高校3年生で、既にある程度の化学を学習しており、今回の実験においては学ぶ側だけではなく、教える側としても本実験に関わって貰いました。
2番目のプログラムは国立科学博物館ですが出発前に、本校生徒とのお別れの時間をカフェテリアで行いました。本日PCSHS-P校の生徒に同行できる生徒は全体の3分の1となります。3分の2の生徒とにとってはここがお別れの時間となるわけです。お互いに手紙を書いたりメールアドレスを交換するなど別れを惜しんでおりました。 国立科学博物館には英語表記の無い日本語の展示物が多くあります。PCSHS-P校の生徒達に対して本校の生徒達が英語を用いて一生懸命解説をしていました。今回の交流は科学交流ですので、科学に対して英語を用いてやり取りする姿は、本校生徒の今後を予期させるものでした。
3番目のプログラムは上野動物園での動物観賞となります。パンダ・ペンギンなどの愛らしい動物達とのひと時を過ごしました。動物園で見れたゾウに感動していたらPCSHS-P校の生徒達の反応は今一つ。聞けば近所で見れるそうで、動物園のゾウはタイから来たゾウでもあったようです。また上野動物園には日タイ友好120周年の「サーラータイ(タイ風の東屋)」が記念に立てられており、そこで本校生徒とPCSHS-P校の生徒も友好を育みました。
最後のプログラムは浅草観光です。浅草寺周辺を散策いたしました。伝統的な日本の工芸品が多々あり、タイで待つ友人の為のお土産を沢山買っていました。このプログラムでもって本校生徒とPCSHS-P校の生徒の交流プログラムは終了です。涙ながらに抱き合う生徒の姿や、タイでの再会を誓う生徒など、様々な反応を生徒達は見せてくれました。 最後に文京を代表して教員数名がPCSHS-P校の生徒ならびに先生方をお見送りして、本プログラムは終了となりました。PCSHS-P校の先生方・生徒達、本校の教員・生徒達もこの貴重な経験から多くのことを学びした。次は本校生徒の代表者が12月にタイへ向かう番です。更なる努力を重ね、次に向かって進んで生きたいと思います。