科学探究プログラム
タイ研修プログラム2018 Science Fair
01月
11日
2019
本日はサイエンスフェア当日です。 半年間、今日のために準備に準備を重ねてきました。
午前中は講堂での両校校長のスピーチ、基調講演、そして両校代表生徒による口頭発表です。
基調講演はタイ国内で気象の観測を続けてこられた先生の研究に関する内容でした。 もちろん英語での講演ですが、スライドを頼りに懸命に理解しようと努めていました。また、講演の中で生徒への問題が出題されましたが、果敢に手を上げ、仲間に助けられながら英語で返答していました。
今年は本校からは2組が口頭発表を行いました。練習の成果を発揮し、堂々と研究内容を発表することができました。しかし、質疑応答では想定外の質問に瞬時に応答できない場面もあり、各自今後に向けて新たな課題が生まれたようです。
午後はポスターセッションです。タイの生徒に囲まれながら、何度も発表を繰り返していました。 繰り出される質問にも懸命に答え、自分の研究を理解してもらうことができました。
今年度は、口頭発表とポスターセッションの様子を、YouTubeでライブ中継を行いました。多くの先生方が日本の職員室でタイの学校での口頭発表の様子を見守っていました。 ポスターセッションの時間帯は、日本時間の放課後だったため、理数キャリアの教室で大勢の生徒がポスター発表のライブ中継を見ながら盛り上がっていました。現地で発表していた生徒たちも、ライブ中継されているというサプライズを聞いて大喜びでした。
研究発表を無事に終えた生徒たちには、PCSHS-Pの校長先生から一人一人に修了証が手渡されました。
しばらく休憩した後は、文化交流とディナーパーティです。
文化交流では「桃太郎」を熱演し、校歌も紹介しました。「桃太郎」では、ストーリーはもちろん、お年寄りらしいお爺さん、お婆さんや、動物や鬼の動きをはじめ、大変わかりやすかったようで、好評を得ました。文化紹介が終わった後の仮装大会では、自分の研究をイメージする仮装をして投票してもらうという、日本ではあまり見かけない仮装大会です。舞台に上がってポーズを取り、その場にいた生徒と教員全員が投票をしました。
仮装が終わると、ようやっとほっと一息です。いよいよ落ち着いて夕飯です。今年は、様々な屋台をPCSHS-Pの生徒が設営し、そこから自由に食べたいものを持ってくる形式です。バディは文京生のためにどんどん食べ物を運んできてくれます。今まで関わってくれたバディ達と談笑しながら、食事を楽しみました。
明日1月12日は、早朝に学校を出発してバンコク市内の国立博物館などでのフィールドトリップをした後に、ナイトフライトで日本に帰国します。