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タイ研修プログラム2019 6日目・7日目
01月
10日
2020
サイエンスフェアの翌日から、タイの先生方やバディと一緒にKoh Talu Island という島へ、1泊2日のフィールドワークにいきました。 学校からバスで200kmほどの港からボートに乗って島に渡りました。 すてきなコテージのある滞在型のリゾート地で、小さな島ですが椰子の木が茂り、エメラルドグリーンの海が広がるとてもきれいなところです。
昼食後にチェックインを済ませ、着替えをしてから珊瑚の移植体験をしました。 ボートに乗って景色を楽しんだ後は、シュノーケリングのレッスンを受けました。 遠浅の入り江で背の立つほどのところですが、 ゴーグルを通して珊瑚や泳いでいる魚たちを見ることができて、 みんな大喜びです。
夕食のあとに、昼間に移植体験をした珊瑚に関するレクチャーを受けてから、今度は目の前の浜辺にで出て、星についてのレクチャーとなりました。 今日はあいにくの満月でしたが、それでもたくさんの星がみえました。
2日目は、島の周りをハイキングしました。
この島ではウミガメの保護活動にも取り組んでいます。プロジェクト活動の場所に行って、ウミガメについてのレクチャーを受けました。
人間の乱獲によって激減してしまったウミガメですが、地道な保護活動によって少しずつですがその数も回復しつつあります。
ウミガメの産んだ卵を大切に孵化させて、ある程度大きくなったウミガメに識別用のマイクロチップをつけて、海に帰してやります。
生まれてから数日の赤ちゃんウミガメが小さな手足を使って水槽を泳ぐ姿は、とてもかわいいです。
10人ほどの生徒が、もうじき海に放すウミガメを、歯ブラシを使ってきれいにしてあげていました。
細菌などからの感染を防ぐためにも大切な作業です。
そのあと、みんなで浜辺の掃除をしました。マイクロプラスチックによる海洋汚染はとても深刻な問題で、今回の派遣生徒の一人が研究テーマにもしています。
島の滞在ではとてもリラックスできて、素敵な時間を過ごすことが出来ました
ここまでサイエンスフェアに向けて頑張ってきた生徒達にとっては、ちょっとしたご褒美の時間になりました。
島から戻った後は、フア・ヒンのモールやナイトマーケットに行って、バディと一緒に思い思いにショッピングを楽しみました。
夕食の時にちょっとしたサプライズがありました。実は今日は引率の担任教諭の誕生日だったのです。クラスの生徒とバディで話をして、タイの先生にも協力してもらい、ディナー会場でバースデイケーキを用意してもらいました。何も知らなかった担任はびっくりするやら感激するやら。研修の最後に、生徒たちから担任へのすてきなサプライズプレゼントでした。
明日はいよいよ最終日。朝、学校の寮を出発してバンコクの見学に向かいます。最後の荷造り頑張ってください。
タイ研修プログラム2019 5日目
01月
8日
2020
本日のプログラムは、このタイ科学交流プログラムのメインプログラムであるサイエンスフェアの日です。
PCSHS-P内で丸1日かけて行われるサイエンスフェアは、オープニングセレモニーから始まり、大学の先生による特別講義、タイと日本の生徒達によるオーラルプレゼンテーション、
ポスターセッション、閉会式、そして最後に文化紹介という流れで進行します。
日本でも今日は始業日で、授業が始まったところです。
オープンニングセレモニーには、提携する大学の関係の先生やタイの教育活動に関わる高官の方々もいらっしゃっていて、このサイエンスフェアの持つ大きな意味を 生徒も実感できたと思います。このセレモニーの司会は全てタイの生徒が行っており、英語だけではなく日本語でのアナウンスもありました。 本校の生徒たちは生徒席の最前列に座っており、特別なゲストであることが一目で分かります。各校の代表者による記念品の贈呈がお互いに行なわれ、両校の親交を深めました。
特別授業は先日訪問したシラパコーン大学のペッチャブリーキャンパスの先生で、昆虫の専門家です。 テーマは『タイにおける昆虫の重要性について』というもので、昆虫とは何かという基礎的な話から、昆虫が生態系において果たす役割や、生活に害をなす害虫とその被害、 そして最後には昆虫食の重要性などについての講義を聴きました。大きなモニターの前で、TEDプレゼンテーションを聴いているようです。時折クイ ズ形式で質問がなされ、 見事に正解した生徒は先生からギフトをもらうことができました。文京生も積極的に答えて、ギフトを貰ってうれしそうでした。
口頭発表はタイと本校が2テーマずつです。 本校からは『木質ペレットの消臭効果』と『琴の音波パターン』の2つの研究について口頭発表を行いました。 生徒たちはもちろん英語で発表を行います。この発表に行き着くまでに生徒たちは、非常に苦労をしながら実験を行ってきました。 実験から得られた情報を整理して人が理解しやすいようにまとめることや、更にそれを英語に直しすことなど、幾多の苦労を乗り越えて現在にいたります。 燃料として用いられている木質ペレットに消臭効果という新しい価値を付加させようというペレットの研究、発表者本人が琴を習っていることから研究がスタートし伝統的な楽器の持つ特性を科学的に分析することに挑んだ琴の研究、両者共に素晴らしい口頭発表を行うことができました。英語での質問にもしっかりと答えることができていました。
午後のプログラムはポスターセッションです。
以下の11テーマの研究が本校の研究です。これまでに特別な経歴を持つ研究については( )に記載しました。
『木質ペレットの消臭効果(サイエンスキャッスル審査対象ポスター)』
『琴の音波パターン』
『クチナシを水につける時間が緑変化に与える影響』
『染料の種類と水の蒸発量の関係(サイエンスキャッスル審査対象ポスター)』
『トライアングルの打点と角度が周波数に与える影響(JSEC入選)』
『栄養条件が納豆菌の形態に与える影響』
『ビタミンCを用いたバナナの変色防止効果(学芸サイエンスコンクール自然科学研究部門入選)』
『ピザの定理における正N角形への拡張(JSEC審査委員奨励賞・サイエンスキャッスル優秀ポスター賞)』
『ロウソクの燃焼(東京都SSH指定校合同研究発表会口頭発表参加テーマ)』
『黒い津波の形状、高さ、速度(サイエンスキャッスル審査対象ポスター)』
『身近な魚はマイクロプラスチックを食べてしまっているのか(海のサマースクールにてポスター展示)』
他校の生徒たちの前で発表することには慣れている生徒たちですが、今回は初めての海外での発表です。使用する言語が英語という点だけではなく、 国が違えば常識や疑問を持つポイントも異なります。本校の生徒たちは沢山のタイの生徒たちに囲まれ、苦労しながらも、自身の研究をポスターでしっかりと発表していました。 その背景には仲良くなった『タイでの友人達』に、自分の研究を伝えたい、そして相手の研究を知りたいという思いがあるからに違いありません。特別な友人に対する気持ちが、 本校の生徒達の力をいつも以上に高めてくれたのだと思います。 またこのポスターセッションでは、生徒・教師・ゲストの先生方にシールが数枚配られています。よいと思った研究に張るシールの枚数を競う研究の人気投票も同時に行なわれていました。 結果は閉会式でのお楽しみだそうです。
閉会式では、本校の教員・生徒に対する科学交流プログラムの修了証が配られました。壇上に1人1人上がりタイの副校長先生から修了証とメダルを受け取り、 写真撮影を行います。生徒たちは緊張しながらもみんな嬉しそうでした。
なお人気投票では『ピザの定理における正N角形への拡張』が5つの人気のあった研究の1つに選ばれました。該当の生徒は修了証授与の際には参加賞のメダルに加えて、金色のメダルも得ることができました。
閉会式後の文化紹介は、一転してとても賑やかなで楽しいお祭りのようです。司会進行はすべて生徒が行い、タイの生徒たちによる屋台がでて、野外の特設ステージでは乗りのよい音楽に乗って 生徒による出し物がで行なわれ、それを両校の生徒や先生方が楽しみます。 本校の生徒も日本の文化紹介(歌と踊り)と、研究テーマの仮装大会(ミュータントアワード)に参加しました。
本校の文化紹介は、司会の生徒によるタイ語と英語での挨拶で始まりました。 最初は森山直太朗の『さくら』をみんなで歌いました。日本の歌ということで、まずは厳かな雰囲気の中で始まりました。 次は、日本ではAKB48、タイではBNK48の曲として有名な『恋するフォーチュンクッキー』です。本校の生徒たちが踊りだすと、タイの生徒たちもみんな一緒に踊りだしました。 最後は『ソーラン節』です。踊りが大好きなタイの生徒たちの勢いは止まりません。司会の生徒達の『まずは1回私達の踊りを見て踊りを覚えて!一緒に踊ろう!』という 英語の呼びかけに応じ、タイの生徒の半数近くがステージ近くに集まって来て一緒に踊って、最高の盛り上がりでした。
「ミュータントアワード」では、研究チームごとに自分たちの研究テーマを仮装で表現して、簡単なスピーチでアピールします。 各自が日本やタイの研修の合間に工夫をしながら考え準備した衣装をまとって、ユーモラスに、かつ感謝の気持ちも込めてて設ステージの上に立ちます。 そしてファッションショーのようにタイのタイの生徒達の前を練り歩いていきました。
そしていよいよ結果発表です。投票で選ばれた上位5位までの生徒が表彰されます。例年入賞者は1~2チームほどですが、今年度は入賞者が3チームもい て、なんと今回は1位に選ばれた生徒もいました。王冠と記念品をタイの先生から贈呈された生徒たちは、満面の笑みでした。
楽しかった文化紹介も終わりの時間が近づいてきました。全ての出し物が終わった後も、音楽と共にみんなで踊ります。踊りの大好きなタイの生徒達は一心不乱に踊っていました。
もちろん本校の生徒達も満面の笑みで踊っていました。
そして最後は国歌が会場に流れまれました。国歌が流れ始めると教員も生徒も皆が会話や作業を即座に止めて、起立をします。
そして厳かな空気が場を満たしたなかで文化紹介は終わりを告げました。
全ての出し物を大成功で終えた生徒達は、『もうずっとタイに居たい!』と、喜びを全身で表していました。
皆さんお疲れ様でした!
明日からは私服に着替え、島で様々な体験をします。寝不足に気をつけて明日に備えて下さい。
タイ研修プログラム2019 4日目
01月
7日
2020
本日は、タイの王立大学であるシラパコーン大学(Silpakorn Univercity)をタイの生徒たちと共に訪問しました。
シラパコーン大学はPCSHS-Pの教育提携大学で、タイでの科学教育活動に尽力されているシリントーン王女(現在のタイ国王陛下ラーマ10世の妹) の出身大学かつ美術と考古学分野のトップ校として有名な大学です。 今回はそのシラパコーン大学のサナームチャン宮殿キャンパスの理学部物理学科を訪問しました。
午前中は、シラパコーン大学の2名の教授による実験授業が英語で行われました。
今回の実験のテーマは『音の解析』です。銅製の金属棒と、その金属棒を折り曲げて楽器のトライアングルのような形にしたもの、
この2つを鳴らした時に発せられる音の波の形をオシロスコープを使って見るというものです。
今回の実験は昨年度タイを訪問した本校の生徒が作成した論文を元にして考案されたものでした。
今年度のメンバーにはこの研究を引き継いだ生徒もいて、このような実験ができることを大変喜んでいました。
引き継いだ生徒が教授と生徒の前でトライアングルの演奏を実演する場面もありました。
本校の生徒の活躍が、また次の年度に引き継がれていることは非常に感動的です。
午後はシラパコーン大学の紹介と、施設の見学がありました。 シラパコーン大学の物理科は主に『太陽エネルギー学』『大気物理学』『高分子物理学』『材料物理学』『生物物理学』のテーマを扱っているそうで、 今回見学した施設も、太陽光の監視システムや太陽光を利用したビニールハウス(60℃の気温を体験しました!)、材料を加工するための機器室でした。 普段学校で勉強している物理がどのように大学へと繋がっていくのか、生徒たちも実感できたかと思います。
また、キャンパスに近いサナームチャン宮殿の見学も行いました。 サナームチャン宮殿は4世代前の国王ラーマ6世が作ったもので、王室に縁のある建物です。 タイの人々にとって王室は、日本人にとっての皇室以上に特別な存在です。 建物は武装した警備兵によって守られており、服装の確認から施設内での立ち居振る舞いの注意などが行われて初めて入場が許可されます。 生徒たちもタイと日本の文化的な違いを強く体験できたことかと思います。
明日は今回の科学交流プログラムの最大の山場である9th BGU-PCSHS-P Project Fair 2019です。 生徒たちはこの日の為に半年以上前から、自身の研究活動を英語で発表する準備をしていました。 大学から帰った後も、一部の生徒たちはタイの生徒たちに混じってリハーサルを行いました。 明日のProject Fairが大変楽しみです。
タイ研修プログラム2019 3日目
01月
6日
2020
今日はタイの生徒たちと一緒に、学校で1日中授業を行う日です。
最初は、タイの高校1年生と一緒に文京の先生による2種類の化学の特別実験授業がありました。食用に使われる昆布のだし汁に含まれる成分を化学的に分析する実験と、もう一つは個体・液体・気体という物質の3態について考える実験です。
授業はもちろんすべて英語で行われます。化学を愛する先生方に後押しされて、1学年下のタイの生徒たちを文京生がリードしながら進める場面もありました。WAXの燃焼実験ではとても盛り上がりました。目に見える現象の背景にある化学的な根拠をじっくりと考える奥の深い授業でした。
続いて、タイの先生方による薄層クロマトグラフィーの実験です。今度はバディである高校2年生と一緒に行いました。文京生にとっては初めて行う実験でしたが、タイの生徒のサポートも受けながら内容についてもしっかりと理解できました。
STEMとはScience,Technology,Engineering and Mathmatics、科学・技術・工学・数学の教育分野を総称する言葉です。
最初のテーマは、Bristlebotという、歯ブラシのブラシ部分にボタン電池とモーターを取り付けただけのとてもシンプルな歩行ロボットの制作です。なぜ動くのかというメカニズムを考えると同時に、いかにまっすぐに速く動かすか、ということについて競技会形式で取り組みました。
次のテーマは再生エネルギーの一つである風力発電についてです。効率よく発電するための羽根のデザインについて、羽の形や枚数などを実際に模型を作り発電量を測定して、競い合いながら考えました。試行錯誤しながら工夫をすることで、自分たちの仮説を実際の形にしていきます。



必要な情報収集をしながら自分たちの知っている知識を総動員したうえで、英語を通してバディたちと協働作業を行うという、大変でしたが内容の濃いとても充実した1日になりました。お疲れさまでした。
タイ研修プログラム2019 2日目
01月
5日
2020
生徒たちの滞在しているゲストハウスに、ドミトリーからバディが朝食に迎えに来てくれて、今日の1日が始まりました。
朝食の後は歓迎式です。歓迎式のある建物の入り口からWelcome ceremony会場まで、正装したタイの生徒たちがずらりと並んで熱烈に出迎えてくれました。両校副校長の挨拶、学校紹介、生徒の自己紹介などがあった後に、生徒やバディたちは全員部屋の外の広間に出て行きました。すると・・・
乗りのよい太鼓と音楽のリズムに乗って、みんなで輪になっていきなりダンスが始まりました。生徒たちは見よう見まねでしたが、バディたちのノリノリの動きに引き込まれてあっという間に打ち解けてしまいました。
ダンスの後は、滞在期間に一緒に活動するバディ全員との顔合わせです。1人の生徒に6人のバディが日替わりで対応してくれます。グループごとにみんな楽しそうにそれぞれの話をしていました。
その後は、タイの文化紹介です。民族音楽や衣装の体験、タイのスイーツ作り、民芸品のうちわや花飾りの創作、きれいな布で作るかわいい熊の人形作りなど、それぞれのブースを順番に回って体験しながらタイの文化体験を楽しみました。
午後はフィールドトリップで、The Lerm Phak Bia Environmental Reserch and Development Projectを訪問しました。
タイの前国王も力を入れて推進した自然の力を活用した廃水浄化施設です。広大な敷地にいくつもの浄化池があって、バクテリアや植物などの力で廃水を浄化するシステムを開発してきました。池の周りを囲むマングローブの森を抜けると海へとつながっていきます。森の中では無数のカニやムツゴロウが見られ、浄化池では白サギや1m以上もあるミズトカゲも姿を見せてくれました。
寮に帰る途中の夕食場所では、ヒツジやウサギなどの動物ともふれあうことができました。寮に戻った後は、サイエンスフェアの打ち合わせもしながら準備を進めて今日の1日が終わりました。明日は授業や講義があります。