文京ジュニアサイエンスプロジェクト:妙高自然体験教室
8月7日~8月10日まで3泊4日の校外科学体験!
今年も中学生の校外科学体験は妙高高原で行われました。希望制のこの講座に、今年は12名の「リケジョ」たちが参加しました。この期間は関東地方は台風の押し寄せる大荒れの天気でしたが、ここ妙高山は写真の通り快晴です!さあ、きれいな妙高山をバックに記念撮影して(写真1)、いよいよ研究活動スタート!初日は野尻湖の「ナウマンゾウ博物館」で化石研究とあんぎん編みの体験(写真2)。大昔の編み物は衣服の始まりを知る重要な体験ができました。
二日目は、「いもり池ビジターセンター」の協力で自然を満喫!まずは森林探索でアカネズミとご対面(写真3)。また3年前からミズバショウの再生を目指した自然保護活動を進めています。今年も繁茂したヨシを刈り取り(写真4)、ミズバショウを植えました(写真5・6)。10年後には、この場所にミズバショウの花園が見られる予定です。その他にも昆虫標本の製作などに取り組みました(写真7)。
三日目は、宿泊先の「国立妙高青少年自然の家」付近に広がる自然探索です。まず午前中は、河川の生態系を太田切川と施設内にある源流の探索です(写真8・9)。どちらも都会と比較したらきれいな川ですが、実際に水質を調べてみると(写真10・11)、太田切川には温泉成分が流れ出しているような結果が出ました。源流は余計な不純物は少ない結果が出ました。午後は、火山活動でできた地層を調べ(写真12)、岩石研究です。
そして最終日には、研究した内容を施設の方々へ披露!ミニポスター発表形式の研究発表会(写真13)をして、帰校しました。
この期間は天気も良く、大いなる自然の中で充実した研究活動ができました。この内容は、学園祭(9月29日・30日)でも公開します。
写真1
写真2 写真3
写真4 写真5
写真6 写真7
写真8 写真9
写真10 写真11
写真12 写真13