Bunkyo Blog
2022年4月アーカイブ
高等学校:整美委員によるお花の植え替え
04月
28日
2022
本日放課後、高等学校の整美委員が、校庭でお花の植え替えを行いました。
枯れてしまったハナミズキのあった場所とウッドデッキなど、様々な場所にお花のプランターを設置することにしました。
授業を終え駆けつけた整美委員は、ブレザーを脱ぐと腕まくり。早速作業に入ります。慣れていない(?)せいか、仲間同士で相談、試行錯誤しながらも、とても綺麗にお花の株を配置してくれました。
明日は「保護者会」が予定されています。植えられたお花は、来校された保護者の皆様の目を楽しませてくれそうです。
学監就任にあたって(恒吉学監からのメッセージ)
04月
28日
2022
2022年度より文京学院大学女子中学校 高等学校の「学監」をさせていただくことになりました。私は文京学院大学の前身であった文京女子大学に勤めておりましたが、それは私にとって最初の大学教員としての職として思い出深いものでした。その後、東京大学の総合文化研究科、そこから教育学研究科に異動し、昨年の4月に文京学院大学に再びもどってまいりました。文京学院大学ではグローバル担当副学長を務めております。
前任職に勤務していた時には教育学部附属中等教育学校の校長職を2年間、教授職と兼任する機会がございました。中等教育学校で生徒や先生方、保護者の方々がつくりだされている、学校の「日常」に関われたことは、大変貴重な経験となりました。また、他の学校にも学校運営協議会の委員等として関わってまいりました。文京学院大学女子中学校 高等学校でも生徒や先生方、保護者の方々とお話できることを楽しみにしております。
私の専門は教育の国際比較で、海外の研究者と共同研究をしたり、調査をしてまいりました。特に教育の国際化に関する改革には関心があり、前任職でも大学の中での国際化改革に関わったり、政府の委員会に参加しながら、日本の教育の方向性について考える機会を得ました。本校においても、昨年度、グローバルリーダー教育の委員会が設置され、教育の国際化や教育開発、SDGs等のグローバルな研究で知られる新進気鋭の研究者達が中高の改革に助言をしてくださっております。
教育の国際化を推進する、知識偏重でなく、生徒が深く考えられるようになる、こうした改革がアジアを含めて国際的に推進されるようになっております。いかにグローバルに起きていることを身近なものとして感じ、対応できるのか、各国で取り組みが進められているのです。
本校では様々な異文化間交流の機会があり、アオバジャパン・インターナショナルスクールとも交流し、文京学院大学においても、学院長・理事長のメッセージにもございますように、アメリカ大学の日本校との連携が進められ、学院全体としてグローバルを日常的に感じることが可能になりつつあると言えましょう。
(学監・グローバル担当副学長 恒吉 僚子)
中学校:「任命式」を行いました。
04月
27日
2022
本校では、各クラスに「正委員・副委員」がおり、クラスの代表として、時には担任教員の代わりとして、クラスをまとめる役割を担ってくれています。
責任感、リーダーシップが求められるこの重要な委員は、学校長より委嘱状が手渡されることになります。本日は第1体育館にて、その「任命式」が行われました。
各学年、各クラスの正委員・副委員が中学校全校生徒の前に立ち、委嘱状を受け取ると、会場からは大きな拍手が送られました。
自ら考え、自ら行動するクラスには彼女たちの存在が欠かせません。学年の違いこそあれ、これからクラスの自律に拍車が掛かります。
中学3年生:「修学旅行」
04月
21日
2022
中学3年生は、4月19日から21日にかけて、関西方面にて「修学旅行」を行いました。
初日は、奈良県にて、法隆寺と興福寺、そして東大寺を見学しました。教科書の資料等で見聞きしていた建立物ですが、実際に目にすると言葉にできない歴史の重みをひしひしと伝わってきます。やはり、「本物」を見ることの大切さを再認識することとなりました。
2日目の午前中は「金閣寺コース」「平等院コース」「嵐山コース」に分かれての見学です。午後は「班別研修」を行い、事前に生徒自ら調査、立案したコースを巡りました。 最終日は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で楽しい一時を過ごすことができました。
コロナ禍、「黙食」をはじめ、常に感染予防に気をつけながらの修学旅行となりましたが、新しいクラスのメンバーとの交流も深まり、クラスそして学年としての絆を深めることができました。短い行程ではありましたが、大変充実した3日間となりました。
中学2年生:「校外学習」を行いました。
04月
20日
2022
新年度が始まり約2週間が経ちました。通常授業、「探究活動」、オリエンテーションなどを経て、新しいクラスのメンバーとも打ち解けてきました。それに拍車を掛けるべく、本日「校外学習」を行いました。
中学2年生が向かったのは千葉県野田市にある「清水公園」。広大な敷地には、フィールドアスレチックをはじめ、美しい庭園、ポニーや小動物と触れ合える施設等も設けられています。
時折、小雨の降る生憎の曇り空でしたが、久々の校外活動ということもあり、生徒たちの表情は終始晴れ晴れとしたもの。
天候によりフィールドアスレチックは利用できませんでしたが、生徒たちは所狭しと駆け回り、施設を満喫しました。
新しいクラスのメンバー、担任や教員とも更に打ち解け、新しい絆が生まれたようです。
中学1年生:「校外学習」を行いました。
04月
20日
2022
4月6日に本校に入学した中学1年生。早いもので2週間が経ちました。登校初日はさすがに緊張の面持ちでしたが、オリエンテーションや「対面式」、授業等を経て、クラスの仲間や教員とも随分打ち解けてきました。そうしたなか、さらに親睦を深めるべく、本日「校外学習」を行いました。
クラス毎にバスに乗り、向かった先は千葉県の「マザー牧場」。小雨が降り、霧の立ちこめる生憎の天気でしたが、生徒は元気に様々なアクティビティを楽しんでいました。
昼食も元気に、といきたいところではありますが、ここは黙食を徹底。1日でも早く通常の生活に戻れるよう、一人ひとりが心掛けなければなりません。
楽しい時間は過ぎるのも早く、あっという間に学校に帰る時間がやってきます。さぞ疲れたことだろうという教員の心配をよそに、生徒たちはまだまだ活動したい様子でした。
更に友人関係が広がり、クラスとしての絆も深まった今回の「校外学習」。明日からの校内の活動が、更に活発になること必至です。
中学1年生・高校1年生:新入生対象「生徒会オリエンテーション」
04月
15日
2022
本日5・6時間目、中学校・高等学校の新入生を対象に「生徒会オリエンテーション」が開催されました。
中学校、高等学校、それぞれの生徒会役員から本校生徒会について説明し、その後各部活動の紹介(新入生勧誘)が行われるオリエンテーションです。
通常であれば「ジャシーホール」を会場に、各部が趣向を凝らした発表や演技を通して部活動紹介を行う機会となっていますが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、今年度も動画による紹介となりました。
実際の発表や演技が見られないのは大変残念ではありますが、コロナ禍の「怪我の功名」か、どの部も非常にクオリティの高い紹介動画を準備していました。各ホームルーム教室からは、絶えず驚きの声や笑い声が聞こえてきました。
今後、「仮入部期間」を経て、各部の「初顔合わせ」が予定されています。(本校の部活動についてはこちらをご覧ください)
中学校:「対面式」を行いました。
04月
8日
2022
始業日、中学生は恒例の「対面式」に臨みました。「対面式」とは、新入生である中学1年生を中学2・3年生が歓迎するための会です。
拍手で迎え入れられた1年生の表情は少し緊張気味に見えましたが、生徒会役員が企画したアクティビティが終わる頃には、皆笑顔になっていました。
学年間の交流が趣旨ではありますが、同時にクラス内のアイスブレイクとしての一面も持ち合わせているこの会。クラスメイトとも一気に打ち解けたようです。
今後も様々な企画を通して、クラス内、学年間の絆を深めていくことになります。
中学校・高等学校:「始業日」
04月
8日
2022
中学校、高等学校共に始業日を迎えました。昨日入学式を終えた中学校、高等学校、それぞれの新入生にとっては、初めての登校となりました。
それぞれ「学年オリエンテーション」が行われ、文京学院での生活の基本的なルールや、授業に臨むうえでの心構えなど、様々な説明や活動が行われました。
特に、義務教育を修了し、単位制となる高等学校に入学した新1年生は、中学校との違いを明確に理解する必要があります。教務部からの定期考査や成績に関する説明には特に真剣に耳を傾けていました。
一方、それぞれの学年に進級した中学生、高校生は新しいクラス、新しい担任教員と対面することになりました。学校としての目標を踏まえたクラス目標が定まると、いよいよ進級したことを実感します。それぞれの文京学院での新しい生活が始まりました。
中学校・高等学校:生徒会役員の「入学式」
04月
6日
2022
例年本校の入学式では、中学校、高等学校、それぞれの生徒会役員が入学式に新入生をお迎えする役割を担ってくれています。しかし、過去2年は新型コロナウイルスの影響でそうした活動を見合わせてきました。
今年度から、バラ章を付ける補助などの接触を伴う活動を除き、感染拡大防止に配慮した活動のみ再開させることができました。
昨年度はリモートによる授業期間が続き、活動を減らさずを得なかった生徒会役員。「役員として、少しでも活動しなければ」という彼女たちの責任感が、今回の活動再開を実現しました。
新入生、保護者の皆様を会場へご案内したり、カメラのシャッターを押したりするその表情は、とても生き生きとしたものでした。
高等学校:「第75回 入学式」を挙行しました。
04月
6日
2022
4月6日、午前中の中学校に続き、高等学校の「第75回 入学式」が挙行されました。会場は併設大学である文京学院大学構内の「仁愛ホール」です。
今年度より中学高校校長に就任した清水校長の式辞に続き、島田学院長・理事長の祝辞が述べられました。同時に、今年度より中学校・高等学校の他、幼稚園・大学・大学院を含む学校法人文京学園を「学校法人文京学院」に改称したことをご報告させていただきました。(改称に関するニュースリリースはこちらをご覧ください)
本校と教育提携を締結し、1月から本校校舎の隣(「インター共用棟」)での生活が始まっている「アオバジャパン・インターナショナルスクール」からKate Loke先生(文京キャンパス校長代理)を来賓にお迎えし、ご祝辞をいただきました。
新入生代表の「誓いのことば」で触れられたのは、やはり「コロナ」でした。中学校生活のほぼ3分の2をコロナ禍で過ごすこととなった新入生。しかし、「コロナ禍だからこそ気付けたことがある。何でもない日常がとても尊いということ。そしてその日常は人と人とのつながりによってより豊かになるということ」という「ことば」に、新入生たちの前向きさ、精神的な強さを垣間見る思いでした。
新入生の皆さん。今日からの3年間は、皆さんの人生のターニングポイントとなることでしょう。多くの人と出会い、刺激を受け、新しい道が見えてくることと思います。私たち教職員一同は、時に皆さんを先導し、時に見守り、時に背中を押す、そんな存在です。一緒に充実した3年間を送りましょう。
中学校:「第75回 入学式」を挙行しました。
04月
6日
2022
春らしい陽気に恵まれた4月6日。併設大学(文京学院大学)構内の「仁愛ホール」にて、「第75回 入学式」が挙行されました。
今年度より中学高校校長に就任した清水校長の式辞に続き、島田学院長・理事長からは「目標」を立てることの大切さを新入生に伝えるお話しがありました。同時に、今年度より中学校・高等学校の他、幼稚園・大学・大学院を含む学校法人文京学園を「学校法人文京学院」に改称したことをご報告させていただきました。(改称に関するニュースリリースはこちらをご覧ください)
本校と教育提携を締結し、1月から本校校舎の隣(「インター共用棟」)での生活が始まっている「アオバジャパン・インターナショナルスクール」からPaul Fradale校長(光が丘キャンパス校長)を来賓にお迎えし、英語と日本語を織り交ぜたご祝辞をいただきました。小学校での式典との違いを感じた新入生も少なくなかったかもしれません。
式の最後には、管理職と中1学年所属の教員が紹介されました。
新入生の皆さん。今日からの6年間、生活面や学習面で立ち止まりそうな場面があるかもしれません。そんなときは、本日紹介されたメンバーに加え、中学校・高等学校の全教職員が皆さんの6年間を全力でサポートしていきます。どんなことでも相談してください。一緒に充実した6年間を送りましょう。
学院長メッセージ(学院長・理事長:島田 昌和)
04月
6日
2022
2022年4月1日より前任・島田燁子学園長の後を引き継ぎ、学院長(学校法人名変更に伴う役職名変更)に就任しました。長らく教鞭をとってきましたのは、文京学院大学経営学部を中心として主に大学生に対してであります。しかし、実は最初に教壇に立ちましたのは25歳の時で文京学院の高等学校(当時は文京学園女子高等学校)で日本史や現代社会を担当しました。また、大学の教員と兼務で長らく高等学校や中学校の副校長・学事顧問を兼務してまいりました(2015年まで)。
文京学院は幼稚園から中学校・高等学校・大学・大学院を設置し、学院全体では6000名を超える園児・生徒・学生が学んでいます。小学校こそありませんが、総合学園として「自立と共生」を建学の精神として大事にし、社会に出て自ら考えて行動し、同時に自分と同じように他人を思いやれる人を育成してまいります。
これから来る未来がいかになるかを誰も予見することはできず、大きく変化し始めた激動の時代であり、新しい社会を切り開く力が必要とされています。社会が求める人材育成は何なのかを社会に出るすぐ手前の大学が迅速に受けとめて、それに見あった教育を提供して行くことを目指していきます。それと同時に中学校・高等学校においても、その変化をすぐさま共有し、その準備段階の教育をどう変化させれば良いかを連動させてまいります。
また、国境を越えたグローバルな世界になっていく、つまり国内にも外国人が増え、日本人も一層世界に出て行く事が求められる時代になってきています。それに対応するための国際感覚や国際的な視野、国際言語とも言える英語を柔軟に操れる能力が求められます。そのためにもキャンパスにアオバジャパン・インターナショナルスクールを誘致し、教育連携を深めて参ります。実は大学レベルでも都内にある米国の私立大学日本校との教育提携を進めています。高校生にとっても恩恵を得ることが出来るかもしれません。
私事ですが、4月初めの入学式で新入生と同じスタートに立ちたいと思い、本校の伝統教育の柱とも言えるペン習字年間600枚に私もチャレンジすることを宣言しました。実は若い頃に一度チャレンジしたことがあり、その時は残念ながら途中で挫折した苦い思い出があります。2度も挫折はできないと、宣言するには勇気がいりましたが、デジタルの進む今の時代にあえてこのアナログなことにチャレンジすることは、もしかしたら何か新しい発見があるのではないかとも思った次第です。早速、時間の隙間を利用する意識が生まれ、それが生活にメリハリをつけてくれます。ペン習字を書いている生徒の皆さんにはそんなことは百も承知の事かもしれませんが、やってみて始めてわかる事は往々にしてあります。
中学生・高校生の皆さん、目の前のことを少しでも一工夫して取り組んでみましょう。変化を取りに行く人を目指しましょう。その先にこそ、未来を自分の手で掴めると信じて日々を過ごしてみましょう。
(学院長・理事長 島田 昌和)