探究活動

中学校・高等学校:「国立科学博物館見学会」を行いました。

探究活動

去る5月15日、科学部、写真部と中学生・高校生の希望者を対象に「国立科学博物館見学会」を行いました。今回の目的は、「各自の学習過程に応じた科学を様々な方法で楽しむ」ことです。

国立科学博物館は自然と科学技術史に関する国立唯一の総合科学博物館であり、その規模は日本最大級。貴重な資料が展示されているだけではなく、展示方法にも様々な工夫が見られ、今回博物館見学に参加した生徒たちも「授業で習ったことが分かりやすく展示されている」など、普段の授業との繋がりを展示物を通じて知ることができました。また、今回参加した生徒には写真部の生徒も多数おり、撮影可能な展示物を撮影し、珍しい標本や模型などを記録することで科学を楽しんでおりました。

科学博物館は非常に楽しいものです。その楽しさは理科が得意であるということとは、また別の次元であると考えています。なぜ博物館は楽しいのでしょうか。「珍しいものがあるから」「教科書や資料集では感じられないリアルさを感じられるから」「新しいことを知ることに満ちているから」…挙げれば限りはありません。この博物館を楽しむという行為のなかに「学力の3要素(知識・技能/思考力・判断力・表現力/主体性・多様性・協調性)」が詰まっているからではないでしょうか。

科学博物館のように学びの刺激にあふれる場所を歩くことで、生徒それぞれが持つこうした力が伸びていくことを強く期待しています。本校では、正課授業以外にも今回のように、多角的に生徒の興味関心と学力を高める企画を行っています。

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