高等学校:「Science Fair 2023 (1)」
「PCSHS-P来校・バディとのマッチング」(6月14日)
3年ぶりに対面で行うことのできるプリンセスチュラポーン科学高校ペッチャブリー校(PCSHS-P校)とのタイ科学交流がいよいよ始まりました。本校がSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されたことをきっかけに始まったこの交流プログラムも早10年目。両校の生徒が日頃の研究成果を発表し合う「サイエンスフェア」をメインプログラムに据えつつ、お互いの教員による特別授業や文化交流の他、「科学」をテーマに様々なプログラムが設定されています。
待ちに待ったPCSHS-P校の生徒との顔合わせです。タイの生徒1名につき2年理数キャリアコースの生徒4~5名がバディとして、学校内外での授業を一緒に受けたり、昼食を一緒に食べたりして様々な交流やサポートを1週間行います。
はじめはタイの生徒も本校の生徒もとても緊張していましたが、「サイコロトーク」での自己紹介ですぐに打ち解けることができました。タイ語、日本語を交えたクイズでは、互いに協力し合わないと正解できないため、身振り手振りを使いながらも活発な会話が行われました。短時間でしたが、今後の交流への期待がより一層高まった時間となりました。
ホームステイ(6月14日~)
PCSHS-P校の生徒11名のうち8名の女子生徒が本校生徒のご家庭にホームステイします。ホストシスターになった生徒たちは、「海外のことを知りたい」「英語でコミュニケーションをとってみたい」という自分の目的だけでなく、「以前、自分がホームステイで海外でお世話になったので、今度は自分が他国の学生をお世話したい」という社会貢献の気持ちを持って応募してくれました。タイの生徒たちは、礼儀正しく穏やかで、楽しい時間を過ごすことができました。時には生活習慣の違いを感じたり、話題が途切れてしまって気まずく感じる場面もあったそうですが、帰国後もSNSを通じて毎日連絡を取り合うほど仲良くなれました。
また、男子生徒3人は併設大学の寮に宿泊しました。皆とても明るく、日本が大好きな生徒たちで、日本の食べ物や文化を体験してみたいという姿勢が見られました。朝食の納豆に挑戦したり、母国とは作法等が全く異なるなか、上手に日本食を食べられるようになりました。