英語による「学際数理探究」
2021.02.25
去る2月20日(土)の3・4時間目、高校1年理数キャリアコースの「学際数理探究」の授業において、英語による数学の授業を実施しました。
授業内容は、「暗号の作成・解読の方法について」です。私たちの生活をより豊かに、便利にしてくれるIT技術の発展の裏には、その安全性を保証するセキュリティ技術が必要不可欠です。その1つである「暗号技術」の一端を生徒に体験してもらいました。
終始、英語を用いた説明・演習は生徒にとって大きな刺激になったようです。次のような声が次々と聞こえてきました。
「すべて英語での授業はとても新鮮だった」
「分からない単語もあったけれど、理解できたところもあり、楽しかった」
「いつもと違う授業にとてもワクワクした!」
グループワークの際には、同じグループのメンバー同士で協力し合い、最終的にはすべてのグループが答えにたどり着きました。協力して解決する姿はとても立派でした。
「初めて英語で数学の授業を受けて、分からないこともありましたが、グループの人と協力して答えにたどり着くことができました」
「分からないところを調べ合い、教え合いながら解読していくのが刺激的だった」
「今回のように色々な教科の授業を英語で受けてみたい」
「もっと英語を聞き取れるようになりたいと思った」
英語の授業や「国際塾」の充実は言うまでもなく、今後も今回のような教科横断型授業を展開していく私たち教員にとって、非常に励みとなる声ばかりでした。「世界に羽ばたく研究者育成」の一例をご紹介しました。
※今回担当した教員のコメントはこちら(動画)からもご覧いただけます。