高等学校:「自由すぎる研究EXPO2024」
日本探究部(株式会社トモノカイ 旧東大家庭教師友の会)が主催の「自由すぎる研究EXPO」において本校の生徒の研究が以下の金賞(最高賞)に選ばれました。
■ ソフトバンク株式会社「デジタル・サステナビリティ賞」(デジタル技術を活用して持続可能な社会や環境に貢献する賞)
研究テーマはアイトラッカーを用いた集団演技視聴時の視線解析で高校3年理数キャリアコース所属の2名によるチーム研究です。
この「自由すぎる研究EXPO」は、本校でもお世話になっている「株式会社トモノカイ」が運営をしているもので、研究であれば何でもOKという非常に新しい観点の大会であり、他の大会と比較して自由度がかなり高いものになっています。提出物も研究だけではなく研究者そのものの努力や目的意識を強く評価するものになっています。今年度は3857件の応募があり、入賞作品が490作品、その入賞作品の中からが70の金賞がそれぞれの観点で選ばれています。
アイトラッカーを用いた集団演技視聴時の視線解析の研究はソフトバンクの考えるデジタル・サステナビリティ(デジタル技術をサステナビリティの推進に用いること、または、デジタル技術そのものをサステナブルにしていくことを指す)という観点での評価において、3857研究中の1番であったということになります。
この研究はカラーガード部の部長である生徒が、カラーガードの集団演技をより良くするために、演技を見る観客の目線がどのようになっているのか知りたかったことからスタートしたものです。より良い演技をするにはどうすれば良いかという問いに対し、デジタル技術であるアイトラッカーを用いて解決しようとする姿勢が評価されていると予想できます。
金賞一覧は以下になります。
なお、今年度は本校の理数キャリアコースの高校3年生から14作品の応募がありました。1次選考を通過して、入賞研究がこのアイトラッカーの研究を含めて4作品。金賞の受賞はアイトラッカーの研究1作品となります。
入賞をしたその他の3作品は以下の通りです。
■ 「リケジョが作る映えスイーツ~藍の部位別の抗菌作用~」
■ 「伝統的な化粧『白粉』の組み合わせによる発色の違い・粉体工学的な解析」
■ 「キウイの中のビタミンC」