探究活動

高等学校:「タイ科学交流」(7~9日目)

探究活動
2024年度の現地での「タイ科学交流」が始まりました。
本校はSSH指定校時より、タイ王国プリンセス・チュラポーン化学高校ペッチャブリ校(以下、PCSHS-P校)と教育提携を結び、毎年互いの学校で科学交流を行っています。今回は生徒10名、教員4名で現地を訪れています。今回の記事では12月22日~24日の3日間の活動を紹介します。
7日目
バスに乗りフィールドトリップへ。
午前はThai Song Dam Cultural Centerにて、タイに移住してきたベトナム民族の文化を体験。衣装やダンス、挨拶時に使用する道具作り、さらには料理の試食まで。
午後は、水質環境センターにて自然の力を利用した浄水方法を見学。これは国家プロジェクトとして行われているものです。
帰校後は明日の発表に向けて各自準備に励みました。
8日目
最大のイベント、サイエンスフェアの日。
大学教授による基調講演の後、いよいよ口頭発表。本校から2名が堂々と発表をし、コメンテーターから改善案などを教えていただきました。
昼食後にポスター発表。練習してきたポスターの説明だけでなく、実験に使用したものを実際に見せるなど工夫をしていました。人気投票では2組が入賞。しっかりと研究の魅力が伝わった証拠です。
閉会式で修了証の授与が終わり、夜には校庭で行われる毎年恒例のパーティー。文化交流の面もあり、本校生徒がJ-POPの魅力をアピールしました。
9日目
お別れの日を迎えました。学校を出発する時も、空港でお別れする時も、それぞれの生徒が本当に寂しそうにしている姿が。9日間の交流は、言語や文化の壁を越えて深まったようです。バンコクで水族館を見学し、お土産と国境を越えた友情を抱え、日本へ。
25日早朝、無事に帰国し、10日間に渡る科学交流が今年も終わりを迎えました。この交流に参加するにあたり、5月から選考が始まりました。半年以上かけて準備して臨んだ結果、校内・国内では得られない経験と絆を生徒は得たのでしょう。この記事を見た小中学生、高校1年生にもチャンスがあります。本校の理数コースのトッププロジェクトへの挑戦、お待ちしております。
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