探究活動

高等学校:横浜薬科大学主催「卒業研究発表会」「高校生理科系研究発表会」

探究活動
2月3日に横浜薬科大学で行われた「卒業研究発表会」ならびに「高校生理科系研究発表会」に、本校の高校2年生の生徒7名3チームが参加しました。この発表会は高校生の研究発表の場だけではなく、横浜薬科大学の大学4年生の卒業研究の発表会も兼ねたものになります。高校生の発表会には本校を含め、6校24件の発表があり、参加者同士の交流の場にもなっています。
本発表会は大学の先生方による審査があり、一定の基準を満たし、評価が高かった生徒は表彰されるシステムになっています。本校から参加した3チームは、驚くべきことに全員が表彰の対象となりました。
本校から発表を行った3テーマの研究のタイトルは以下の通りです(表彰内容も併記)。
「茶葉を混ぜたトリートメントが髪の毛のダメージに与える影響」:生物科学賞
「夏のアイスは危険!?アイスの細菌繁殖の差を徹底調査!」:微生物学賞
「精油を用いたアブラナ科植物の発芽抑制」:薬用資源学賞
発表会には大学の先生方だけではなく、卒論発表会に参加した大学生や、それを見に来た大学院生の姿もありました。年齢が近いからか和気あいあいと研究について話をしているのが印象的でした。生徒の中には他校の生徒と研究を通じた繋がりができた生徒もいるようで、今後の研究の発展が楽しみです。なお大学生の発表については高校生にはなかなか難しかったようで、発表をそのまま聞くというよりは、質問をしながら、研究内容をとりあえずは理解すると言ったかたちでの参加となりました。
大学の先生に研究内容を褒められ、うれし泣きをする生徒も見られました。日頃、頑張って行ってきた研究が他者から認められるのはとても嬉しかったとのことです。
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