高等学校の学び

高校2年生:「タイ科学交流10周年記念式典」

高校 学習ブログ

本校では2013年よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)校のプログラムの一環として、「タイ王国プリンセスチュラポーン科学高校ペッチャブリ校」と教育提携を結んでおり、毎年科学交流、そして文化交流を行っています。先日もオンラインによる本校主催のフェアを行いました。

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このプログラムは日本の文部科学省とタイの教育省が提携を結び行っているものであり、本校のみならずSSH校や高等専門学校が日本から式典に参加しました。本校からは教員だけでなく、2年理数キャリアコースの生徒48名が招待され、参加しました。様々な方からの祝辞や、今までの両国での取り組み、更に本校も過去に行った共同研究についての紹介などがありました。

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ノーベル物理学賞を受賞された天野浩氏による特別講演も行われました。青色LEDを開発するまでの経緯や、その時の社会情勢、研究者たちの想いなど、ご本人でなければ伝えられない内容ばかりでした。本校生徒にとって、このような機会が得られたことは大変貴重であり、今後の研究活動や進路選択の大きなヒントになる講演となりました。

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本校では、SSH校として開発したプログラムを、理数キャリアコースを中心に学校独自のプログラムとして運用し続けています。更に、来年度より新カリキュラムとなり「探究活動」がより活発に行われるようになります。このタイ科学交流も本校の理数教育の大きな特徴のひとつであり、単なる交流ではなく、多くの学びと成長が得られるものです。10周年を迎え、今後更にこのプログラムは発展していきます。

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