グローバル教育

中学校・高等学校:「Atlantic Pacific Japan サマーキャンプ」(4日目)

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8月4日のプログラム4日目。9:00にプログラムがスタートすると、70分のアクティビティと移動も含む15分の休憩の連続なので、4日目ともなるとさすがに疲れが見えました。このプログラムに関わる人は皆、大人も子どもも毎朝抗原検査を受けています。


以下、参加生徒(国際教養コース 高校1年生)のレポートです。

4日目でみんな少し疲れてのスタートでした。朝ご飯は連日豪華で、毎朝有難いな、すごいなと思いました。

私たちのグループは、「サイコロジカルファーストエイド(心理的応急処置)」のワークショップからスタートしました。「人の話を聞く態度」についてケイトが説明してくれました。日常生活でも、話を遮ったり、自分の話ばかりしたり、聞かないでスマホやちがうことをしてしまうのはよくないことです。特に、災害時は一層聞く態度が大切になります。今回キャンプを行なっている場所は、岩手県釜石市で、東日本大地震が起きてしまった場所です。これまで私たちにお話を聞かせて下さった宝来館のおかみさんや前川民宿のおばちゃん、佐々木さんは、今はお元気ですが、皆さん被災者です。心理的に傷を負ってしまった人の話を聞く際には、目を見て頷くことが大切だそうです。私はそれを日常的にやって聞き上手になりたいです。

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「ライフガーディング」では人を海で助ける方法、心肺蘇生法を学びました。心肺蘇生法は、周囲の確認体の確認(怪我してないか)、呼びかけ「大丈夫ですか?聞こえますか?」(徐々に大きく)、呼吸の確認(10秒)、AEDと119を呼んでもらう、胸骨圧迫30回(疲れたら交代)、人工呼吸(しっかり顎を上げて気道を確保する)、AED(音声の機械だからそれ通りに行う)でした。水難の場合と陸上の場合は、少し違う部分もありますが、今後役に立つと思うのでしっかり覚えておきたいと思います。

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また、海で「ビーチフラッグ」、「ランスイムラン(砂浜を走ること)」、「サーフレスキュー」、「水上バイク」について少しずつ教えていただきました。私は水上バイクが1番楽しかったです。スピードがすごく出て、人も助けることができる良い乗り物があるんだなと思いました。一度は経験すべき!できるなら水上バイクの免許を取りたいなと思うほど良かったです。サーフレスキューは難しかったです。ライフガーディングの方々はすごいんだなと改めてわかりました。砂浜で走ることは難しく、ビーチフラッグもとても難しかったです。

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最後の夜は、遠野式ジンギスカンとホタテBBQでした。ホタテは、前川民宿のおじちゃんのものです。ホタテも​お肉も、お野菜も、班3人で食べる量じゃなかったように感じました。いろいろな種類のお肉や岩手の郷土食ひっつみ汁もたくさん食べれられて、また少し釜石市を知れたように感じました。他の人も私も盛り上がれて1日目とは大違いで緊張せず、すごく楽しい時間を過ごすことができました。4日目も1日中楽しく、ためになることをたくさん学べた日でした!

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