グローバル教育

高等学校:「AOBA×BUNKYO 藍indigo project」(3日目)

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3月27日、「AOBA×BUNKYO 藍indigo project」の最終日でした。相模湾の海洋汚染問題について、藍を利用したアート作品を創作します。藤沢市環境保全課の方に、藤沢市のゴミ問題についてオンライン講義をしていただいたり、講師の守谷さんとオンラインでアートに関する相談会をしたり、事前準備を進めてきました。
1日がかりで創った作品は、今後開催される「江の島国際芸術祭」に出品されます。また、期間中生徒によるワークショップも予定されておりますので、ぜひ足をお運びください。

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以下、参加した生徒の感想です。

私たちの班は、「富嶽三十六景」をモチーフとして海を表現しました。この作品はとても有名で知ってる人がたくさんいるので、作品を展示した際に注目してもらえると思いました。3月3日にA-JISの皆さんがが行なったプレゼンテーションでは、藤沢に流れてくるマイクロプラスチックの種類や量を調べていて、詳しかったので、私たちはコンセプトにマイクロプラスチック問題を設定しました。マイクロプラスチックやフィールドワークで拾ったゴミを使って海を泳ぐ人など、海の賑わいを表現しています。ビーチクリーンの際、マイクロプラスチックは目を凝らして見つけたように、近くでよくみることでゴミの存在に気付くことができるような作品にしました。(2年理数キャリアコースAクラス)

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海で見つかるゴミの約6割はプラスチックであるという事実や、海洋生物への影響に私は関心を持ちました。このような問題を、多くの人にふとした時に考えて欲しいと思い、身に着けられるアクセサリーを海洋プラスチックやビーチで拾った空き瓶や貝・スチール缶を使って作りました。また、このような作品を見て、他の人たちにも海で拾ったゴミや市中回収したプラスチックでモノづくりをし付加価値のあるものとして売買することで資金回収ができると、社会の循環にもつながると考えました。(2年:理数キャリアコースAクラス)

「AOBA×BUNKYO 藍indigo project」

1日目の様子はこちらからご覧いただけます。
2日目の様子はこちらからご覧いただけます。

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