高等学校：「オーストラリア語学研修(5)」
■ 8月4日
この研修も残すところ、本日と明日のみとなりました。
本日は、いつもより早く6:30に朝食です。これまでの生活リズムを崩さないよう、いつも通りの早起きをして頭と体を動かします。その後は、荷物の整理と部屋の片づけをしたり、シャワーを浴びたり、ゆっくりと体を休めたり…。
数人は、学校に散歩に出かけました。昨日まで通っていた学校ですが、「この教室よく来たね！」「ここでバディと一緒にランチを食べた！」と、もう懐かしんでいる様子。改めてClayfield校での思い出をかみしめ、学校内の思い出の場所を撮影していました。
午後は寮生とともに市内へ大型バスで出かけ、買い物を楽しみました。食事を楽しんだり、家族へのお土産を購入。可愛いカンガルーやコアラのぬいぐるみ、美味しいオーストラリアのチョコなどお菓子、コスメやハンドクリーム、英語で書かれた漫画、Tシャツなどを購入していました。日本にいる家族や友人の顔を思い浮かべていると、日本に帰りたい気持ちとまだまだオーストラリアにいたい気持ちが、混ざりあっているような様子です。
夜は、こちらで仲良くなったClayfieldの仲間が自作の動画をプレゼントしてくれました。ダイニングのスクリーンに映し出されるみんなの写真と、心温まる言葉の数々…。嬉しさと寂しさの涙が、なかなか止まらない夜でした。
■ 8月5日
本日がオーストラリアでの最後の活動日です。 本日は、いつもよりゆっくりと起床して、遅い朝ごはんに出かけました。生徒の希望もあり、二手に分かれて、マクドナルドとケンタッキーフライドチキンのお店へ。どちらも、寮からは少し距離がありますが、美味しいものを食べるため！と頑張って歩きました。パネル操作するにしても、店員さんに直接注文するにしても、ここまで学んだ英語を駆使して注文ができました。
お昼に、寮にてclosing ceremonyを行いました。Clayfield校の生徒会長から修了証を渡してもらい、寮生活で一番お世話になったKing先生と一緒に写真を撮りました。３０人全員が、これまでの楽しい思い出を噛みしめながら、修了証終を見つめていました。ここまで安全安心を感じながら毎日貴重な体験が出来たのも、King先生を始め、Clayfield校の先生方、バディやその他の生徒の皆さん、寮のスタッフ、食事を提供してくださるコックの皆さんのおかげです。修了証を見るたびに、オーストラリアで出会った素敵な人たちとの時間を思い出すことでしょう。
午後は、学校の校庭で”JAZZ ON THE GREEN”が開催されました。音楽に力を入れているClayfield校。なんと1,300枚のチケットが事前に完売！プロやスクールバンドがジャズを披露され、「生でジャズを聴いたのは初めて！すごくいい経験になった」と嬉しそうに言っている生徒も。スクールバンドに所属しているバディを見つけ、あまりの歌の上手さに生徒たちはうっとりとした表情で見入っていました。
寮での最後の夕食では、寮のスタッフの方々と調理をしてくださった方々に、生徒たちから感謝の言葉を述べさせていただきました。また、全員で書いた大きなメッセージカードをお渡しし、とても喜んでいただくことができました。 多くのスタッフや生徒の前で、代表生徒が緊張しながらも堂々と英語を話す姿に彼女たちの成長を感じることができました。
明日はいよいよ帰国です。全員が元気な姿で、笑顔で日本へ戻りたいと思います。