高等学校の学び

高校2年生:「4年ぶりの修学旅行(2月22日~26日)」

高校 学習ブログ

2月22~26日の4泊5日で、高校2年生が九州地方への修学旅行に行ってきました。当初は海外コースとの選択制を計画していましたが、今年度は国内コースへ一本化され、本校としては2019年以来4年ぶりの修学旅行を実施することができました。

1日目
羽田空港から2便に分かれて大分空港に向かいました。大分県といえば、温泉が多くあることで知られていますが、修学旅行最初のプログラムは、別府市にある鉄輪(かんなわ)温泉でのフィールドワークでした。立命館アジア太平洋大学の国際生(留学生)の皆さんがリーダー役となり、街の至る所にある「SDGsな取り組み」を見つけながら温泉街を歩きました。フィールドワーク中の「公用語」は、もちろん英語。生徒たちは身振り手振りを交えながら、大学生の皆さんも平易な単語や表現に言い換えたりして、何とか意思疎通を図ろうと奮闘していました。

20230222_hi2_修学旅行1 (2).JPG20230222_hi2_修学旅行1 (1).JPG20230222_hi2_修学旅行1 (3).JPG

2日目
2日目は、大分から熊本県を横断して長崎へ向かう1日です。阿蘇の火口跡に広がる草千里ヶ浜、熊本地震からの復興なかばの熊本城を訪ね、自然の大きな力を体感することができました。そして、高速船に乗って長崎県へ。船の上にはカモメが飛び交い、餌やりを楽しむ生徒もいました。

20230222_hi2_修学旅行1 (6).JPG20230222_hi2_修学旅行1 (4).JPG20230222_hi2_修学旅行1 (5).JPG

3日目
生徒が最も楽しみにしていた長崎市内の班別自主研修です。東京近郊では珍しくなった路面電車を利用した市内の観光名所めぐりなど、各班が思い思いのコースで長崎を満喫しました。そして忘れてはいけないのが、長崎が戦争被爆地であること。長崎原爆資料館と平和公園を訪ね、平和への思いを改めて強くしました。

20230222_hi2_修学旅行1 (8).JPG20230222_hi2_修学旅行1 (7).JPG

4日目
国際教養、理数キャリア、スポーツ科学の3コースに分かれ、それぞれコースの特色にあったプログラムに参加しました。国際教養コースは、博多駅周辺で近隣の大学に在籍する留学生と街歩きしながらの交流を通じて、グローバル社会でこれから生きていくために大切にしたいことを学びました。理数キャリアコースは、北九州市立大学地域創生学群の学生さんと、SDGs未来都市に指定されている北九州市のサステイナブルな取り組み事例を知るフィールドワークを行いました。スポーツ科学コースは長崎の伝統的なボートレース「ペーロン」を体験しました。ここまではバス移動が多く身体を動かす機会があまりなかったので、ここぞとばかりに気持ちよく運動できました。

20230222_hi2_修学旅行1 (9).JPG20230222_hi2_修学旅行1 (10).JPG

5日目
最終日は、福岡名物の明太子づくり体験と、太宰府天満宮周辺の散策でしめくくり。明太子はこの日に漬け込み始めると食べ頃まで5日間ほどかかるそうです。ちょうど、修学旅行の思い出がじんわりよみがえる頃かもしれません。太宰府天満宮は残念ながら本殿が修復中でしたが、来春の受験に向けてお参りをしたり、参道で買い物したり、修学旅行最後の訪問地を楽しんでいました。最後の最後、福岡空港では、帰りの飛行機が大幅に遅れるという情報が。でも、ポジティブな文京生は、思わぬ「ボーナスタイム」とばかりに、展望デッキで離着陸の様子を楽しんでいました。

20230222_hi2_修学旅行1 (12).JPG20230222_hi2_修学旅行1 (11).JPG20230222_hi2_修学旅行1 (13).JPG

高校 学習ブログ一覧に戻る