高等学校の学び

高等学校：Atlantic Pacific Japan Global Leadrs Summit 2023 (1)

7月31日より「Atlantic Pacific Japan Global Leadrs Summit 2023〜海と日本PROJECT~」が始まりました。
主催のAtlantic Pacific Japanと本校は教育提携しており、開催地である釜石市とは東日本大震災以降深いつながりがあります。今年度のサマーキャンプには、世界各地のインター校から約20名の生徒が参加し、本校からも2名が派遣されています。

7月31日
■ 東京でも蝉が賑やかに鳴き、連日最高気温を更新する時期となりました。私達は東北新幹線に４時間揺られ、岩手県釜石市にやってきました。このキャンプは、世界中の様々な国の中高生が集い、海の美しさ、豊かさ、そして津波など時に見せる恐ろしさを学び、「今私たちができることについて」互いに意見交換をする4泊5日のプログラムです。東京から一緒に出発した時点で、台湾・アメリカ・イギリスと多国籍でしたが、現地に集合したら、更に多国籍となり、早速交流が始まりました。これからの4日間をより充実させるために積極的に活動したいと思います。（2年国際教養コースTクラス）

8月1日

■ 今日はライフセービング、応急処置、心理的応急処置、セーリングをしました。イギリスでは海難救助は主に民間のボランティアが担っており、キャンプの指導者Lobin氏は、王立救命艇協会に救命ボートのエキスパートとして認定されています。今日は、Atlantic Pacificのメンバーと釜石市の皆さんの協力で学びを深めることができました。
最初のライフセービングでは海に入り、溺れた人を助けるメソットを学ぶことが出来ました。保健の授業などで習ったことを活かしながら、応急処置の講義を受けました。心理的応急処置はチーム内で自分の追い詰められた時の状態を話し合い、チームの仲が深まったように感じました。最後のセーリングでは、紐の結び方を学んだり、実際にヨットの操作も行いました。ヨットから見た夕日に染まった釜石市が印象に残っています。
明日は漁業体験などが活動にあるので、漁師さんの話をしっかり聞きたいと思います。（2年理数キャリアコースTクラス）