高等学校の学び

高等学校:Atlantic Pacific Japan Global Leadrs Summit 2023 (2)

高校 学習ブログ

7月31日より「Atlantic Pacific Japan Global Leadrs Summit 2023〜海と日本PROJECT~」が始まりました。
主催のAtlantic Pacific Japanと本校は教育提携しており、開催地である釜石市とは東日本大震災以降深いつながりがあります。今年度のサマーキャンプには、世界各地のインター校から約20名の生徒が参加し、本校からも2名が派遣されています。

8月2日
早いもので Atlantic Pacific Japan Global Leadrs Summit 2023も3日目となりました。1つ1つのアクティビティに多くの大人が真剣に携わっており、そこから生徒たちは多くのことを感じ、学んでいます。

今日も水泳教室、漁業体験、Ocean revaival、Search and resqueのactivitiesなど盛りだくさんな1日でした。水泳教室では、釜石市の水泳連盟の方が講師をしてくださり、地元の中学生と一緒に活動し、遭難した際の海での対応や、基本的な泳ぎ方を教えてもらいました。漁業体験では、実際にボートに乗り、リアス海岸である大槌湾や津波対策の防潮堤を見学すると共に、ホタテと鰯の養殖について漁師さんに説明していただきました。Ocean revaivalでは海に行って砂を採集し、プラスチックの問題を体感して、皆でポスターを作りました。”Search and Resque”ではイギリス・ウェールズにあるAtlantic Collegeの生徒が根浜の皆さんと協力しあい、水難救助に特化して作られた船に乗りました。一日で沢山の経験があり、感じたことも沢山あり楽しい一日を過ごすことができました。(2年国際教養コースTクラス)

8月3日

今日はマニフェスト、サーチ&レスキュー、プラスチック、漁業見学を行った。最初のマニフェストではテーブルゲームを通してプラスチックによる海洋問題を知ってもらうためにチームごとにゲームを作った。私のチームではドミノの数合わせをモチーフにし、数をプラスチックによる海洋問題の被害を受けている生物、そしてプラスチックゴミに分け老若男女関係なく海洋問題を知ってもらえるようなゲームを作り、最後にチームでこれからの自分のマニフェストを立てた。漁業見学では、根浜海岸の地形、東日本大震災の被害、そこからの復興、防災対策のお話を聞きながら釜石で行われている養殖を見学できた。私自身、漁業を間近で見たことがなかったので漁業の大変さを理解したと共に震災前後の海の魚の変化などを質問でき、より知見を深められた。サーチ&レスキューは実際に自分で救命ボートを操縦し、海での遭難者を見つける方法を学んだ。海という揺れる場所で救命ボートを操縦しながらも効率よく、そして正確に遭難者を助ける難しさを身をもって理解した。最後の授業のマイクロプラスチックでは講師の山田さんの人生を通して見えた環境汚染のお話を伺い、プラスチックゴミをただのゴミで終わらせず、新たなものに生まれ変わらせる技術を体験した。今日はAPとしてみんなと授業を受ける最後の日だったため、最後にみんなで写真を撮った。夜ご飯ではみんなでバーベキュー、花火をして3日間の疲れを労った、とても楽しかった。 (2年理数キャリアコースTクラス)

8月4日

本日は最終日です。朝食後にバスで未来館に行きました。震災当時の黒板や時計、資料が沢山飾っており、実際に行って見て感じることが、たくさんありました。それから徒歩で釜石鵜住居復興スタジアムに移動し、設立された経緯や素材について学びました。昼食後、お土産を買ったら、楽しいメンバーとのお別れで泣いてしまう人もいました。本当に素晴らしい5日間を最高の友達と過ごせたこの夏は忘れません。最高に輝いていた時間だったと思います。 APに来るまでは自分の英語が通じるか、馴染めるかがとても不安でした。ですが、活動を通して言語の壁を超えた絆が出来ました。5日間という短い期間でしたが、20人全員が海のこと、震災のことを真面目に学び、自分達が何をこれからできるのかを考えていました。私もこの5日間で言葉には表せないような濃い学びを得ました。このAPで学んだこと、そして出会った人全員を忘れません。(2年国際教養コースTクラス・2年理数キャリアコースTクラス)

記事5日目(8月4日分)(2023年8月5日(21_38)).jpg

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