高等学校の学び

高校3年生:「スキルアップ講座」(「明治安田生命」様による特別講演)

高校 学習ブログ

本校では、高校3年生の進路決定者に向けて毎年1月から「スキルアップ講座」と称し、卒業後に向けた準備を進めています。

今回は“MY LIFE~「人生100年時代」を生きる~”をテーマに、「明治安田生命」より松本様・西川様を講師としてお招きし、特別講演を実施しました。将来に向けた資産形成の必要性を学びつつ、自分が送りたい生活にかかる費用を項目ごとに計算してみました。更に、税金や社会保険等について理解を深め、最後には資産形成の具体的方法についても教えていただきました。生徒も現実的な将来の在り方を考える機会を得たようです。

以下、参加した生徒の感想です。

将来、一人暮らしをしたいと考えていたけれど、初任給20万円では満足に生活ができないことが分かった。全てが満足いくような今の生活は、支えてくれる両親がいてくれるおかげなのだと改めて気付かされた。また、何かを妥協しないといけないことがほとんどなので、どれを選んでどれを諦めるのかの取捨選択が大事だと思った。

いざお金を貯金しようと思っても案外貯金するお金がないと思い、将来に若干不安を覚えた。趣味や友人との遊びでお金を使いたいのに、その支出を削るしか貯金をつくる方法が見つからなかったが、そうはしたくない。投資は自分にほぼ関係ないと思っていたが、意外と近いことだったんだなと実感できた。投資も考えてみたくなった。

家計シミュレーションを使ってグループで話し合ってみて、20万円だけではお金は全然足りないと思った。また、何にどれくらいお金をかけるかは人それぞれでした。改めて、お金の大切さを学びました。今から貯金をしておくことは将来にとっても大事だと学びました。また、将来自分が結婚した時や実家を出た後の家賃なども多くかかるので、親が働いてお金を稼いでくれていることにも感謝をしようと思いました。また、私は友達と遊ぶ時などは外食をしているが、毎日外食では多くのお金がかかるので、大変だけど自炊も頑張った方がいいと思いました。

現実的な毎月の出費を考えてみると、実家暮らしでもやりくりが難しいと感じた。加えて、世の中の大人が緊急時の出費や奨学金の返済等を考えながら、どこまでを貯金に当ててどれくらい自分で積み立てていけるのか折り合いをつけて生活していることがすごいと感じた。親に聞いてみたり、自分でも調べてみたりしながら、今のうちからある程度の知識をつけて資産形成を考えていくことの必要性を感じた。

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