高等学校の学び

令和4年度シラバス

理数キャリアコース

  • 単位数が○付きのものは選択科目です。
  • 下記以外に、「LHR」、「自由選択科目(2単位/4単位)」(高校3年次)が設定されています。
  • 2年次Sクラスでは必修の国際塾講座(1単位)が設定されています。
国語
科目 学年 単位 目標と学習内容
現代の国語 1 2 抽象度の高い文章を主体的かつ論理的に読みこなすための知識・技能や思考力、さらに知的好奇心をもって内容を理解し表現する力を身につける。用語や背景知識に関する小テストに定期的に取り組むことで読解を支える語彙力を定着させるととも、教科書の読解と並行して、関連書籍の読解やレポート作成、問題演習などに取り組み、応用力を身につける。
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言語文化 1 2

教科書の読解や現代語訳、内容についての意見交換などを通して、作品の内容理解を深める。定期的に行われる小テストに取り組むことで、古文文法や単語などの知識を定着させる。
これらを通して、

  • 古典を含む文学作品に親しむとともに、特に古典作品においては現代に通じる話のおもしろさや人間描写の巧みさを知る。
  • 古典を含む文学作品の時代的・文化的背景を理解し、描かれているものの見方や考え方を捉える。
  • 古典を読むために必要な文法や特有の表現などを理解し、内容や展開を的確に捉える。
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国語演習 1 問題演習と解答の根拠を説明するトレーニング(ActiveLearningやペアワークなど)を通じて、どのような文章にも対応できる読解力の育成を身につける。また、定期的に行われる小テストへの取り組みを通して漢字や現代文単語、古語等に習熟する。
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現代文演習 1 共通テストレベルの問題演習と解答の根拠を説明するトレーニング(ActiveLearningやペアワークなど)を通じて、どのような文章にも対応できる読解力の育成を身につける。また、定期的に行われる小テストへの取り組みを通して漢字や現代文単語に習熟する。
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社会
科目 学年 単位 目標と学習内容
地理総合 1 現代世界の地理的な諸課題を、地域性を踏まえて考え、基礎的な知識と地理的認識力を習得する。「Think Globally, Act Locally(地球レベルの視点を持ち、考察して、地域レベルで行動しよう)」を意識し、持続可能な社会づくりに貢献できるような知識と技能、思考力・主体性を身につける。
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歴史総合 1 2 現代的な諸課題の直接的な背景となっている近現代の歴史の学習を通して、歴史的思考力や世界・日本を広く相互的な視野から捉える力を身につける。また関連する資料に多く触れ、歴史的事象をリアリティーをもって実感するとともに歴史の学び方を習得する。これらを通してグローバル化する国際社会についての基礎知識と、広い視野と主体性をもった平和で民主的な社会および国家の有為な形成者に必要な資質・能力を身につけていく。
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日本史探究 1 日本の歴史の展開を時代ごと政治・経済・社会についてさらに深く学び、特色ある文化・伝統についての意識を深め、現代の日本の歴史的背景を学習する。これらを通してグローバル社会における日本の位置や役割に意識を向けるとともに、大学受験に対応できる力を身につける。特に3年次では、既習事項のまとめと復習、問題演習によって受験に必要な知識・思考力・表現力を高める。
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世界史探究 1 世界の歴史をより深く学ぶことにより、世界各地域の発展の筋道やその共通性と地域性、さらにそれらを結びつけていくグローバル社会の形成・発展の過程を理解する。小テストや問題演習、まとめ等を通して知識を定着させ、思考力・表現力等に習熟し、大学入試に対応する力を身につける。特に3年次では既習事項の復習とともに、実践的な問題演習に取り組み、応用レベルの知識や思考力・表現力を高める。
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公共 1 2 社会における人間としてのあり方に触れ、自らが社会の形成に参画していくための知識や具体的な方法を学ぶ。現代社会の諸課題を意識し、ディスカッションやレポートなどを通して、公共的な空間における基本的な原理を前提としつつ、多様な意見を尊重し、事実をもとに多面的・多角的に考察、議論する力や公正に判断する力を身につけていく。
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数学
科目 学年 単位 目標と学習内容
数学Ⅰ 1 3
  • 数量や関数、図形に対する感覚を磨き、論理的な考え方や本質を把握する判断力を身につける。
  • 自分で考えたことを的確に表現する力を身につける。
  • 教科書を自分で読み進むことのできる自学自習力を身につける。
  • 定期的に行われる小テストへの取り組みを通して既習事項を定着、習熟させる。
    ※「数学Ⅱ」の範囲について、先取り学習を行う。
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数学Ⅱ 1
  • 数量や関数、図形に対する感覚を磨き、論理的な考え方や本質を把握する判断力を身につける。
  • 自分で考えたことを的確に表現する力を身につける。
  • 教科書を自分で読み進むことのできる自学自習力を身につける。
  • 定期的に行われる小テストへの取り組みを通して既習事項を定着、習熟させる。
    ※「数学Ⅲ」の範囲について、先取り学習を行う。
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数学A 1 2
  • 数学Aの学習を通して、論理的な考え方や本質を把握する判断力を身につける。
  • 自分で考えたことを的確に表現する力を身につける。
  • 教科書を自分で読み進むことのできる自学自習力を身につける。
  • 定期的に行われる小テストへの取り組みを通して既習事項を定着、習熟させる。
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数学B 1
  • 論理的な考え方や本質を把握する判断力を身につける。
  • 自分で考えたことを的確に表現する力を身につける。
  • 教科書を自分で読み進むことのできる自学自習力を身につける。
  • 定期的に行われる小テストへの取り組みを通して既習事項を定着、習熟させる。
    ※数学B「数列」と数学C「ベクトル」を学習する。
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数学Ⅰ演習 1 「数学ⅠA」の入試頻出問題演習に取り組み、共通テストの形式や大学入試問題に慣れ、解法パターンを身につけ、共通テストや一般選抜型入試に対応できる力をつける。
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数学Ⅱ演習 1 「数学ⅡB」の入試頻出問題演習に取り組み、共通テストの形式や大学入試問題に慣れ、解法パターンを身につけ、共通テストや一般選抜型入試に対応できる力をつける。
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数学Ⅲ 1 教科書の範囲を早期に完了させ、大学入試問題の演習を行う。定期的に行われる小テストなどへの取り組みを通して既習事項を定着させ、問題演習などで粘り強く柔軟に考え、問題解決の手掛かりをつかみ、考察を深め、数学の奥深さを理解する。
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数学C 1 定期的に行われる小テストなどへの取り組みを通して既習事項を定着させ、問題演習などで粘り強く柔軟に考え、問題解決の手掛かりをつかみ、考察を深める。統計においては、意味を理解し、実際に使って理解を深める。
※数学B「統計的な推測」と数学C「平面上の曲線と複素数平面」を学習する。
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理科
科目 学年 単位 目標と学習内容
物理基礎 1 運動の表し方、運動の法則、波の性質・音波、電気回路について学習する。身の周りで生じる自然現象の規則性・法則性を理解・説明できるよう、物理量の定性・定量的説明(言語と数式)ができる基本的な力を身につける(特に自然現象の理解では、物理学的視点でもって実験・理論両面からのアプローチがなされる。
※関心が高く、基礎学力が定着しつつある生徒は「物理チャレンジ」に出場し上位入賞を目指す。
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化学基礎 1 2 物質の構成や化学結合、物質量の概念や、中和や酸化還元などの基礎的な化学反応について学び(発展的な内容を一部含む)、実験操作の基礎を習得して2年次の化学履修に備える。
※一般的な理系化学受験に対応できるレベルを目標とする。
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生物基礎 1 2 生物の特徴や遺伝子とそのはたらき、ヒトの体の調節、生物の多様性と生態系について学ぶ。生物のからだの調節の仕組みや周囲との環境との関係、それらを内包する生態系について、関連性を意識しながら生物に対する基礎知識を身につける。
※関心が高く、基礎学力が定着しつつある生徒は「生物オリンピック」に出場し上位入賞を目指す。
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地学基礎 1 惑星としての地球や宇宙の構成と、プレートや地層・岩石、火山や地震、大気・海洋などの地球の構造や現象について学ぶ。それを通して、環境や日常的に起こる気象現象、自然災害のメカニズムなど、大きな視点から「生きている地球」について理解を深める。
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化学 1 物質の状態変化や気体・溶液と化学平衡などの化学変化や物理変化の基礎を習得し、様々な条件下で物質の状態や反応がどのように変化するかを学ぶ。また、無機物質・有機化合物、高分子化合物について系統的に学習する。これらの理解をもとに、身の回りの事象の理解や、実験結果等の考察を行えるようにする。
※一般的な理系大学の受験に対応できるレベルを目標としている。
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生物 1 「生物基礎」で学んだ分野をより深く理解するとともに、将来生物を必要とする進路選択をする際に求められる、体系的な知識を身につける。具体的には、生命現象と物質や生殖と発生および生物の環境応答、生態と環境について学ぶ。
※関心が高く、基礎学力が定着しつつある生徒は「生物オリンピック」に出場し上位入賞を目指す。
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物理演習 1 力学、電磁気、波動、原子物理の各分野の重要概念を問題演習を通じて身につける。特に既習事項の解法演習に力点をおいて学習する。多くの問題演習を通し、目の前にある自然現象を見極め、諸現象の規則性・法則性を使用し、論理的に解き明かす力を身につける。
※関心が高く、基礎学力が定着しつつある生徒は「物理チャレンジ」に出場し上位入賞を目指す。
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化学演習 1 受験科目として、理系大学入試に対応できる力を身につけるため、「化学基礎」、「化学」の全範囲を総復習するとともに、入試問題演習を通して解答を得るための思考力を強化し、種々の出題パターンに慣れ、解答スピードを身につける。
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生物演習 1 受験科目として、理系大学入試に対応できる力を身につけるため、「生物基礎」、「生物」の全範囲を総復習するとともに、入試問題演習を通して解答を得るための思考力を強化し、種々の出題パターンに慣れ、解答スピードを身につける。
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英語
科目 学年 単位 目標と学習内容
英語コミュニケーションⅠ 1 4 コミュニケーションにおける積極性と正確さを高めるとともに、情報を正確に理解し、英語で意見を伝える力を身につける。また、国際社会の諸問題について考察し、異文化理解を深める。実用英語技能検定準2級~2級の合格を目指す。
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英語コミュニケーションⅡ 1 英語力、論理的思考力を伸ばすとともに社会的な視野を広げる。自分の意見を英語で論理的に発表する力を養い、国際社会の諸問題について考察し、異文化理解を深める。実用英語技能検定2級に合格する。
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英語コミュニケーションⅢ 1 教科書やその他の教材の内容を正確に理解し、論理的思考に基づきながら自分の意見を表現できるようにする。また、国際社会の諸問題について考察し、異文化理解を深める。
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論理・表現Ⅰ 1 2 身の回りのできごとや趣味・学校生活などについて英語で発信する力を身につける。
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論理・表現Ⅱ 1 自分に関わりのある環境・地域などについてある程度まとまりのある形にして英語で発信する力を身につける。
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探究英語 1 各自の課題研究を日本語論文にまとめる。さらに、英語でのオーラルプレゼンテーションを行い、各自の課題研究を効果的に発表できるよう手法や表現を学ぶ。
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体育
科目 学年 単位 目標と学習内容
体育 1 2
  • 運動を通して、ルールや審判法を学び、集団の中での協力、責任、実践力を身につける。
  • 各種の運動を、計画的に運営する力を身につける。
  • 互いに協力し合い、技術の向上をめざす。
  • 自らの課題を持ち、計画的、自主的に運動に親しみ、豊かなスポーツライフの実現をめざす。

1年次
新体操(フープ)、マット運動、持久走、バレーボール、硬式テニス、フットサル、体育理論

2年次
ハードル走、バスケットボール、硬式テニス、創作ダンス、体育理論

3年次
エアロビクス、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、体育理論

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保健 1 1
  • 現代社会と健康について理解する。
  • 生涯を通じての健康について理解する。
  • 社会生活と健康について理解する。

1年次
現代社会と健康:健康の考え方、健康の保持増進と疾病の予防、精神の健康、応急手当

2年次
生涯の各段階における健康:思春期と健康、性への関心・欲求と性行動の選択、妊娠・出産と健康、避妊法の選択と人工妊娠中絶
環境と健康:大気汚染と健康、水質汚濁・土壌汚染と健康、環境汚染を防ぐ取り組み

2 1
3
家庭
科目 学年 単位 目標と学習内容
家庭基礎 1 2

自分自身の人生を身近な進路や職業観、家庭や家族、老後の問題まで、10年後、50年後を展望する力を身につける。また、生活をめぐる様々な課題に向き合い、科学的、体験的な力や、健康で快適で安全な生活を目指すことができる力を身につける。

食生活
食品中の栄養素の特徴を理解し、健康で豊かに生活するために、献立作成や日常的な献立の調理実習を通じ実践的な力を習得しつつ、これらの体験や実践を通して、知識や技術を身に付け、生活のなかで起こる様々な現象に目を向け主体的に学習を深めて行く力をつける。

衣生活
衣服の機能や素材、管理方法を学ぶほか、ハーフパンツを製作し、衣服の製作や修繕における基礎的な技術を習得するとともに、身に付けるものの材料、素材、デザインなどの工夫ができ、個性を表現できるようにする。 子どもの成長や生活の特徴を知り、子どもを取り巻く環境や家庭と社会経済のつながりについて学習する。子育て時の親としての心構え、子育てを支援する社会の仕組みや、家族と家族に関わる法律、結婚、少子高齢社会、社会保障制度などを学習する。自分の描くライフコースをイメージし、プレゼンテーションする。

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3
情報
科目 学年 単位 目標と学習内容
情報Ⅰ 1 2

情報や情報技術(IT:Information Technology)について学び、その仕組みや活用方法を知ることで、日常生活や社会生活を豊かなものにし、社会的な課題をも解決できる力をつけることを目指す。

  • 情報社会における問題を発見し解決するための技法について学ぶ。
  • 目的や状況に応じて情報社会の問題を解決できる力をつける。
  • プログラミングやモデル化とシミュレーションの技法を生かして、社会や自然などの事象を解決する方法を考えたり選択したりする力を養う。
  • 情報通信ネットワークや情報システムにより提供される多くのサービスを活用し、意思決定のためにデータを収集、整理、分析する方法を身につけ、情報社会の問題を解決する力を身につける。
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芸術
科目 学年 単位 目標と学習内容
音楽Ⅰ 1 年代・国・ジャンルに関わらず幅広い音楽に触れ、楽曲を深く理解し鑑賞する能力を伸ばし、歌唱・器楽による表現実技を学び、主体的な表現を身につける。
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美術Ⅰ 1 デッサンで基礎的な表現力を学び、絵画表現での豊かな発想の展開、デザインや工芸、立体制作の機能や構想を考えた制作を行う。こうした制作活動を通じて、独創的・総合的な見方や、造形的な美しさに対する関心を養い、心豊かな生活を創造してゆく意欲と態度を身につけていく。
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書道Ⅰ 1 中学までの書写の学習を基盤にして、芸術としての多彩な書の美に親しんでいく。優れた古典的作品の学習を通してその技法や美に触れ、自己の表現に生かす。※「漢字」、「仮名」、「漢字仮名交じり書」。
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総合的な学習の時間
科目 学年 単位 目標と学習内容
総合的な
学習の時間
1 3 独自の探究カリキュラムである「学際探究」や諸活動を通して、変化し続ける世界の中にあっても、自ら道を切り開き強く生き抜く人材を育成する。学びに対する指向性や、社会貢献の方向性を明確にもつ生徒を育て、思考力や表現力を身につける。1年次3単位のうち2単位は「学際探究」を履修し、様々な現象を多角的・複合的に捉え、課題を解決する手法を系統的に学習し、課題研究の実践に向けて基礎を習得する。各学年の1単位では、自己や社会のあり方を広い視野から多角的・複合的に捉える活動を行うほか、各自の課題研究の実践を行う。
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理数探究
科目 学年 単位 目標と学習内容
理数探究 1 各自の課題研究を日本語論文にまとめる。さらに、英語でのオーラルプレゼンテーションを行い、各自の課題研究を効果的に発表できるよう手法や表現を学ぶ。
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