高等学校(理数キャリアコース):「タイ科学交流」(7~9日目)
2023年度の現地での「タイ科学交流」が始まりました。
本校はSSH指定校時より、タイ王国プリンセス・チュラポーン化学高校ペッチャブリ校(以下、PCSHS-P校)と教育提携を結び、毎年互いの学校で科学交流を行っています。今回は生徒12名、教員4名で現地を訪れています。今回の記事では12月23日~25日の3日間の活動を紹介します。
■ 7日目
タイの民族衣装に着替えて、「ワット・アルン」と「ワット・ポー」を訪問。日本の寺院との違いを感じながら文化理解を深めました。その後、国立博物館を見学し、PCSHS-P校へ。翌日の発表に向けてリハーサルを行いました。
■ 8日目
本プログラムの最大の目的である口頭発表とポスター発表の日。本校からは3研修4名が口頭発表、また全員がポスター発表をしました。大学教授、教育機関の方に見られながら生徒たちは堂々と発表。ポスター発表では、緊張する本校生徒にPCSHS-P校の生徒が優しく質問し、徐々に解れていく姿も。夜には野外パーティーが開かれ、生徒も教員もクリスマスに因んだ格好で楽しみました。
■ 9日目
PCSHS-P校での生活に別れを告げ、バンコクへ。水族館を見学したり、お土産を買ったりしながらバディと過ごす最後の時間を楽しみました。バディとの別れを寂しく思いつつ、帰国の途につきました。
26日早朝に無事に日本へ帰国しました。
この研修を通じて、本校生徒は本当に多くを経験する中で学び、また英語と科学という2つの共通言語で交流を楽しむことができました。半年間に及ぶ準備が実を結んだ日々はかけがえのないものとなるでしょう。本校の理数プログラムの中でも最上位のタイ派遣プログラム。得るものは「一生もの」と言っていいでしょう。
次は、来年度始めに本校へお迎えしての交流となります。