クラブ活動 - 活動報告

中学サッカー:関東大会報告

高校サッカー部

11月3日、U15全日本女子サッカー選手権大会関東予選1回戦が行われました。対戦相手は、神奈川の名門、大和シルフィードさんです。チームの士気を高めるために、前日の実力試験終了後に学校を出発し、前日練習を行いました。

大和シルフィードさんは、「とにかく頑張るチーム」「球際が強いチーム」と、対戦経験があるチームの監督さんから情報をいただいたので、前日の練習では、その点を意識してトレーニングを行いました。

中2以下は、初めての宿泊遠征になりました。ミーティングでは、学年やポジションやスタメンかリザーブかに関係なく、5人のグループをつくり、3つのテーマで話し合いを行い、中1が発表するという選手主体の活動を取り入れ、部屋も(二人部屋)必ず異なる学年でシェアするように、部屋割りを行いました。

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時間が経過するにつれて、学年の壁もなくなり、コミュニュケーションが自然と増えていきました。

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マスクを外しているときは、一切会話はしませんでした。黙食が習慣になっているようです。会話のない食事は、暗い・・・ですが、感染予防のためには、仕方ないことです。久しぶりの合宿で、食事量の少なさもチェックできました。80分間走り続けるためには、もっともっと栄養をとらなければなりません。栄養指導も必須事項であることがわかったのも、合宿ができたおかげです。

翌日の朝からのスケジュールは、選手たちのグループごとにプランニングさせました。「できるだけリラックスできるように、海に行きたい」というプランを、ほぼすべてのグループが提案していたので、阿字ヶ浦海岸に立ち寄りました。

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阿字ヶ浦の海岸にある、ビーチバレコート付近で20分の散策タイムを設けました。

そして、いよいよ試合です。

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結果は0-4の完敗でした。
 
前半終了間際に失点し、0-1で折り返しました。
後半、点を取りにいくために配置を変えたことで、開始4分までに立て続けに失点しました。
采配ミスです。
0-3になったときは、「大量失点になるかもしれない」と、思いましたが、
選手たちは80分間、踏ん張りました。
特に、キーパーのK選手は、相手チームのスタッフからも絶賛されるスーパーセーブを連発しました。
 
中3・中2のフィールドプレーヤー8人が80分フルに出場し、全力で戦いましたが、
実力の差を埋めることはできませんでした。
しかしながら、来年に向けて、良い経験ができました。
 
選手たちは持っている力を出してくれたと思います。
「緊張してしまった」という中3が、後悔があるようなコメントを残しましたが、
よくここまで来たなあ・・・というのが、正直な実感です。
 
昨年は中3が15人いて、交代選手も豊富でチーム力がありました。
今年は中3の5人全員が、満身創痍で試合に出続けました。
関東レベル?とか、そんなことは関係なく、やれるだけのことを必死にやってくれました。
残りのリーグ戦、2勝して、得点をたくさんとり、1部に昇格する!
そんな偉業の可能性も感じさせてくれる、たくましい3年になりました。
 
中2の4人のうち、GKを選択した選手以外は、ずっと試合に出続けました。
この試合経験は、必ず来年に生きると確信できます。
 
中1の10人は、「3枠」を常に争いました。(中2・中3のフィールドプレーヤーが8人なので)
その争いにより、時にストレスに苦しんだ選手もいると思います。
それぞれが相手の立場に立つことや、言いたいことをはっきり言うこと(SNSではなく、対面で)で、
みんな笑顔で関東大会に向かうことができたのではないかと思っております。
 
この大会があったから、選手もスタッフも、成長できたと思います。
このような大会を運営してくださったすべての方へ、御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました!楽しかったです!!来年も、楽しめるよう、頑張ります!!!
 
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Come back here again someday as a player !!
※夢フィールド・日本代表専用ロッカールームにて  2021.10.17  
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