インターハイ予選
女子サッカーは、2012年よりインターハイの正式種目になりました。今年度より、サッカー競技は「固定開催」となり、男子は福島県にて、女子は、今年と来年は、北海道室蘭市にて行われることが決定しています。その東京都予選が、4月20日~5月12日に行われました。優勝のみが東京予選を抜けられるという、厳しい大会でしたが、本校は決勝戦で十文字高校に0-2で敗れ、東京予選敗退となりました。冬の高校選手権は、東京からは2チーム進むことができるので、今回の悔しさをバネに、精進したいと思います。
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優勝 十文字高校
準優勝 文京学院大学女子高校
3位 修徳高校
4位 東久留米総合高校
2024年度選手出身チーム一覧
渡田中学校(三種)・利島中学校(三種)・ジェファSonho・北区さくらガールズ・クラブ与野レディース・SCH・AC等々力・川口市立西中学校(三種)・戸塚フットボールガールズ・エルフシュリットAS・GRAMADO FC TOKINAN・文京学院中学
文京学院初戦(4月29日)清瀬内山 18時キックオフ
VS 清瀬高校 3-0 勝利
午前中、高1だけのチームで日野陸上競技場で行われた「かわせみ杯」に参加。渋谷アリテスタさん、十文字高校さんと試合を行いました。高3も試合をサポートし、高1を応援しました。
その後、清瀬に移動し、18時よりインターハイ予選(VS 清瀬高校)に挑みました。強風の中、難しい試合になりましたが、前半、土屋選手の先制ゴールが決まると、ピッチに笑顔が広がりました。後半も、土屋選手が2点目をあげ、その後、中野選手のミドルシュートが相手のオウンゴールを誘い、3点目を奪い、勝利を決定づけました。
〔主将コメント〕
ふとした時に気を抜いてしまい、ラインをあげることが遅かったり、集中力が続かなかったことが何回かあった。風が強いのに上のボールばかり蹴ってしまい、ボールが上手く繋がらないことがあった。もっとグラウンダーのボールを使うべきだったと、後悔してる。まずは1戦目勝利で終わることができ、ほっとしている。 次は今日よりも内容の良い試合をして勝ちたい。
文京学院準々決勝(5月4日)駒沢第二 9時キックオフ
若葉総合 5(2,3)-0(0,0) 勝利
前半13分、中野選手(2年)のクロスを高野選手(1年)がヘディングでパス。そのパスに藤井選手(3年)が反応し、先制ゴールを決めると、前半29分には、コーナーキックからの混戦を、海藤選手(高1)が押し込み、前半2-0で折り返しました。後半開始早々、中野選手(高2)のミドルシュートが決まると、落ち着いて試合を運び、長野選手(高3)が2点を追加し、5-0で勝利。ベスト4進出を決めました。
【主将コメント】
インターセプトできるところでしなかったり、フリーなのにパスを上手く繋げなかったり、まだまだ完成度は低かった。これから待ち受ける東久留米総合や、修徳や十文字との試合では、ひとつの判断ミスで失点につながる可能性もあるので、集中力を切らさないように頑張りたい。
文京学院準決勝(5月6日)日大 稲城フットボールパーク 16時キックオフ
東久留米総合高校 1-1 PK 4-2 勝利
延長後半、文京学院のGKが相手の攻撃を阻止したことで、ファールを取られてしまい、0-1になりました。しかし、その直後、長野選手が同点ゴールを決め、試合はPK戦に。相手の1番手のシュートをGK木村がセーブ。すると3人目のシュートが枠外に。それに対して文京学院は4人全員がゴールを決めて、4-2で勝利することができました。
【主将コメント】
試合の入り方が悪く、前半は、競り合いに負けることが多かった。焦ってボールを蹴ってばかりで、味方が取りずらい浮いたボールの配球が多くなってしまったから次はもっと地上戦を意識して、丁寧にパスしたい。前回は十文字に0-4で負けてしまったから、今回は僅差の試合になるように、頑張りたいです。
文京学院決勝(5月12日)駒沢第二 決勝 12時30分
十文字 0-2
2024年インターハイ予選 最終成績
優勝 十文字高校
準優勝 文京学院大学女子高校
3位 修徳高校
4位 東久留米総合高校
たくさんの卒業生とそのご家族が駒沢第二に駆け付け、大声援を送ってくださいました。十文字のファンタスティックな攻撃陣を止めるたびに、スタンドから歓声と拍手が起こりましたが・・・前半、ミドルシュートを弾いたところを詰められ、痛恨の失点。しかし、何とか1失点で耐え、後半を迎えました。十文字の猛攻を止めることで、最初は引きつっていた文京学院のDF陣の表情が、徐々に自信に満ちていきました。新人戦の時よりも、選手たちに成長が感じられ、逞しく見えました。残り10分、1点取りに行こうと奮闘しましたが、相手のミドルシュートが文京の選手に当たり、コースが変わってしまいゴールイン・・・万事休すとなりましたが、全国屈指の強豪校相手に、大健闘の試合を見せてくれました。高3の主力2名が怪我で抜け、どうなることかと思いましたが、多くの選手が試合に関わることができ、選手権に向けて貴重な経験を積むことができました。
【主将コメント】 主将:SH(神奈川県立渡田中学校サッカー部出身)
守備する時間が多い中で、全員が集中できた。抜かれてしまったり、シュートをたくさん打たれてしまったが、何回もキーパーに助けられた。しかし、2失点してしまったのは、相手のスピードについていけなかったからだ。選手権予選まで残り5ヵ月、長いようで短い。1回1回の練習で質を上げ、もっとスピードをつけたりフィジカル負けしないようにみんなで頑張りたい。選手権では、決勝でもう1回十文字と戦い、次こそは無失点で抑えたい。レベルの高い相手とやれて楽しかった。
【副主将コメント】 副主将:WF(東京都利島中学校サッカー部出身)
自分は4失点以内に収めると昨日コメントをしてしまい、どこかで十文字だから勝てるわけがないと、弱気になっていたと思う。でも試合が終わると、涙が出てきた。正直負けても泣くなんて思っていなかった。新人戦の時より完全に崩されることが少なかったし、チャンスもあって十文字相手にも戦えた部分が少しはあったと思う。だからこそ負けた時に悔しいと思った。新人戦は4失点、今回は2失点・・・次は無失点にできるようにしたい。そのためにももっと個の体力と技術向上が必要だと思った。
インターハイ予選までのプロセス
3月25日~29日に、第30回選抜高校女子サッカー大会:めぬまカップin熊谷に参加し、強豪校に胸を借り、チーム作りをスタートさせました。4泊5日、寝食を共にすることで、学年の壁、一貫生と高入生の壁が、無くなりました!「競争では無く、共創を!」という、この大会を創設した故日野聡先生(本庄第一高校)の目的をしっかり果たせた5日間でした。
千葉明徳 0-1
南稜 1-0
常盤木学園 1-3
藤沢清流 1-1
三重 2-0
至学館 1-0
杉並総合 1-0
埼玉栄 0-1
4月13日~14日に、Liga Student 関東学生交流リーグに参加し、現状の課題を見つけ出すことができました。
※Ligaは、スペイン語(ポルトガル語も同じ)で、Studnetは、英語です。大学と高校という異なるカテゴリーの選手たちが交流するリーグということで、このような名称がつけられました。現在、ノースLiga、関東Liga、東海Liga、関西Liga、中四国Ligaと、全国に広がっています!
鹿島学園高校 2-2
尚美学園大学 0-2
13名の新1年生と、6名の新2年生と、7名の新3年生、合計26名で、4月29日からの戦いに挑みます。全国屈指の強豪である十文字や修徳に比べると、全国大会出場の経験が無い、「普通の選手」しかいない文京学院ですが、日本中の「普通のチーム」に、勇気を与えられるような試合をお見せできるように、選手、スタッフ一同、「普通じゃない努力」で挑みたいと思います。
↑横山コーチトレーニング
↑池田浩子コーチ(元作陽高校監督)トレーニング
↑国井精一アドバイザー(元聖和学園監督)による戦術講座
↑千葉コーチ(文京学院OG)によるきめ細やかなアドバイス