学校長フォトダイアリー:「20年後のプリキュア」
2022.07.02
文京学院の春 ―― まずはサクラが咲き誇り、次第にハナミズキの白い花がそっとほころび始めます。
1912年、日本から米国ワシントンに贈られたサクラの苗木。ポトマック川のほとりで、今もなお美しい花を咲かせ続けています。そして、その返礼として日本に贈られたのが、ハナミズキでした。互いに国境を越えて命を咲かせる2つの花をタイトルにしたフォトダイアリー。
グローバル時代を生きる小学生、中学生の皆さんに向けて、「文京学院のイマ」を写真と共にお届けしていきます。
(中学高校校長:清水 直樹)
■「20年後のプリキュア」
7月某日。高校1年生の探究活動、前期の締めくくり。テーマは「20年後の社会を予測して、その時代に受け入れられるプリキュアを考える」。
グループに分かれて企画書を練り、パワーポイント資料を作成してプレゼンテーション。各クラス予選を勝ち抜いた12チームが決勝へ進みます。
「80歳おばあちゃんのプリキュア」(高齢化問題)
「動物やプランクトンのプリキュア」(環境問題)
「男女LGBT混合のプリキュア」(ジェンダー問題)
「星座のプリキュア」(宇宙開発)
等など、個性的なプリキュアたちが並びました。キャラクター設定だけではなく、ストーリー展開やグッズの売り上げ戦略も考えます。
解のない問題に挑む本校の探究活動。
楽しみながらも一生懸命に考える時間は、きっと自分の財産になるはずです。
バックナンバー
■「ウクライナ」(5月18日)
■「3年ぶりの再会」(5月23日)
■「メタバース!?」(6月18日)
■「教育実習」(6月23日)