Bunkyo Blog
中学校:「第41回 生徒総会」
01月
27日
2023
去る1月25日、41回目となる「生徒総会」を開催しました。「生徒総会」は、生徒自身がこの1年間を振り返り、よりよい学校生活にするための意見集約の場です。第41期総務役員を中心に会は進行しました。
4月に行われた「対面式」を皮切りに始まったこの1年の企画についての振り返りが行われました。
続いて、事前に生徒会が実施した在校生アンケートの結果が発表されます。「制服の着用について」、「iPadの使用法について」など、アンケート結果に基づき、よりよい学校生活を送るために、生徒たちが自問自答する姿は大変頼もしく映りました。
会の終盤、3年生の代表が、文京学院での3年間を振り返るスピーチを行いました。所々に笑いを盛り込みながらも、コロナ禍で過ごしたこの3年間を振り返り、会場の生徒のみならず教員までも思わず目頭が熱くなってしまいました。
今回の生徒総会をもって第41期生徒会総務役員は役目を終え、先日行われた選挙で選ばれた次期総務役員にバトンタッチ。文京学院の、そして何より生徒たち自身の、更なる成長が期待されます。
中学校:「クリスマスコンサート 2022」が行われました。
12月
23日
2022
12月17日、「ジャシーホール」にて「クリスマスコンサート2022」が行われました。第2回となる今年は、中学生全員が参加するだけでなく、中学3年生の有志50名による「実行委員」により企画運営されました。
朝から行われた忙しいリハーサルが終了すると、サプライズで先生方によるハンドベルの演奏があり、生徒のように一生懸命な先生の姿に、笑いあり拍手ありの大盛り上がりのなか、コンサートがスタートしました。
真っ暗になったホールにペンライトの光が揺れ、実行委員が制作したオープニング動画とともに1曲目の『くるみ割り人形』が演奏されると、盛大な拍手が送られました。
その後も楽しい司会のおかげで次々とプログラムが進み、器楽合奏・合唱・ギター演奏・ハンドベル演奏と様々な音楽が繰り広げられました。後半は振り付けやダンスも加わり、3年生による『シング・シング・シング』のアンコールで幕を閉じました。
午後の部では保護者の方をお招きし、演奏を披露しました。震えるほど緊張しながらも、一生懸命に表現しようとする中学生の姿に、保護者の方も笑顔で温かい拍手を送ってくださいました。
「研究成果報告でのやりとり」(学院長・理事長:島田 昌和)
12月
14日
2022
12月10日(土)の午後に約40名ほどの生徒が集まっての探究活動の報告会が開かれました。6グループによる報告とその質疑が繰り広げられました。久しぶりの対面開催で、まだ仕上げ途中だったり、共通テーマにより取り組みとしての報告だったりと、様々な報告を聞くことが出来ました。
先ず驚いたことは、どのグループも手持ちのタブレットを当たり前のようにワイヤレスでつないで大きな投影に映し出してくれます。大学でそうゆう場面に出くわすことはまだまれです(パソコンをケーブルで繋ぐのが一般的)。報告はサイエンス、グローバル、スポーツとコースの特徴をよく表していました。さらにはタイとのサイエンス交流向けに英語での発表と質疑もありました。生徒が頑張ってるんだからと私も英語で質問しましたが、立派に英語で答えが返ってきました。新しい時代を切り開くことにチャレンジしている高校生に目を見張りました。
当然、まだ課題もあります。生徒からの質問が出なかった点などです。最後に生徒に投げかけました。「質問するって、お互いのマナーと考えようね。よかった点をもっと引き出してあげるために質問すればいいんだよ。自分の研究と引きつけて問題点を考えられるようになろうね」と投げかけました。ぜひとも次の機会には、生徒同士の質疑応答を見せてほしいものです。
5つのグループ発表のうち、スポーツ科学コースの生徒の発表が個人的に気になりましたので、会の終了後に個別にインタビューさせてもらいました。「4スタンス理論」という人間の先天的な体の使い方の特徴に着目した研究でした。ソフトテニスをしていて、人によってテニス動作の得意不得意があることから、それを科学的に解明し、応用したいと思って研究したようです。違う部活の生徒にもデータを取らせてもらっているようです。一般的にどれだけ有用性があることか私にはよくわかりませんが、指示されたことをこなすだけの部活でなく、自分で疑問を持ち、その解法を自ら探して、証明に挑んでいる姿に感銘を受けました。
大学においてここ数年、多くの大学の学生が集うゼミナールのプレゼン大会の開催お手伝いをしています。大きな舞台を学生が用意して、優勝トロフィーを目指してしのぎを削っています。そんな場に、ここから巣立って大舞台に立ってほしいなと思いました。そうだ、その前に高校生としていろいろな大会にチャレンジしてるんでした。臆せず持てる力を遺憾なく発揮してきて下さい。
(学院長・理事長:島田 昌和)
2022年度「学院長メッセージ」バックナンバー
■「学院長メッセージ」(4月6日)
■「ペン習字600枚」(5月2日)
■「中学3年生の関西修学旅行」(5月16日)
■「芸術鑑賞会:劇団四季『アラジン』の壮大なロマン」(6月6日)
■「保護者"役員"さんとのトーク」(6月20日)
■「ICT活用授業”潜入”」(7月1日)
■「Atlantic Pacific Japan サマーキャンプの視察、その背景とは?」(8月19日)
■「刺激いっぱいの高校生マレーシア訪問」(10月14日)
■「学園祭直前の意気込み」(10月25日)
■「中高学園祭・突撃取材」(11月14日)
「タイ~科学交流10年」
12月
13日
2022
文京学院の春 ―― まずはサクラが咲き誇り、次第にハナミズキの白い花がそっとほころび始めます。
1912年、日本から米国ワシントンに贈られたサクラの苗木。ポトマック川のほとりで、今もなお美しい花を咲かせ続けています。そして、その返礼として日本に贈られたのが、ハナミズキでした。互いに国境を越えて命を咲かせる2つの花をタイトルにしたフォトダイアリー。
グローバル時代を生きる小学生、中学生の皆さんに向けて、「文京学院のイマ」を写真と共にお届けしていきます。
(中学高校校長:清水 直樹)
■「タイ~科学交流10年」
12月17日 ― タイで開催される「サイエンスフェア」に参加するため、理数キャリアコースの高校2年生10名が羽田空港を出発します。
2012年にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けたことを契機に、本校は、タイの「プリンセス・チュラポーン科学高校」と教育提携を結びました。毎年、生徒たちがお互いの学校を訪問して交流を深めてきましたが、この2年間はコロナ禍とあってオンラインでの交流に。実に3年ぶりの訪問です。コミュニケーションの手段はもちろん英語。科学だけではなく、日本とは違うさまざまな文化を体験し、学び、大いに楽しんできてください。
(私も3年前に訪問しましたが、生徒たちの頑張りはもちろん、タイ料理の美味しさと野生の象の迫力に感激しました。私のおすすめは、やはり本場のトムヤムクンです)
(2021年11月 オンライン交流)
(タイの首都バンコク)
(プリンセス・チュラポーン科学高校の校舎)
(少し奥へ行くと野生の象が)
(プリンセス・チュラポーン科学高校の校長先生と)
(プリンセス・チュラポーン科学高校の生徒さんがタイ料理を振る舞ってくれました)
バックナンバー
■「ウクライナ」(5月18日)
■「3年ぶりの再会」(5月23日)
■「メタバース!?」(6月18日)
■「教育実習」(6月23日)
■「20年後のプリキュア」(7月2日)
■「猛暑の夏~熱中症対策」(7月11日)
■ 「新学力講座」(8月31日)
■「秋の便り(1) ~芸術の秋~」(9月29日)
■「秋の便り(2) ~食欲の秋」(10月18日)
■「秋の便り(3) ~読書の秋」(11月17日)
高校2年生:「救急救命講習」
12月
12日
2022
去る12月6日の午後、高校2年生を対象に、本郷消防署の皆様にご協力いただき「救急救命講習」を行いました。
「後期中間考査②」最終日の午後に行ったため、疲れている生徒も...と思いましたが、講義ではメモを取りながら集中して聞き、講義も心臓マッサージや人工呼吸のやり方、AEDの使い方などの実技にも真剣に取り組んでいました。
本郷消防署の方から最後に「知識と技術は身についたので、あとは助ける時の勇気だけ。もし、そのような現場に居合わせた時は勇気を出して、助けてあげてください」とお話しいただきました。
今回参加した生徒は全員が医療系への進学を目指しています。この講習で学んだことが今後に生かされると思います。
高等学校:「SAVE THE CLEAN WATER JAPAN」ボランティア活動
12月
10日
2022
12月10日、「一般社団法人Save the clean water Japan」主催の巣鴨駅周辺清掃ボランティアに参加しました。今回も、高校3年生が中心となり運営し、卒業生の大学生がサポートしました。(前回の様子はこちらからご覧いただけます)
以下、運営した高校3年生(スポーツ科学コース)からのメッセージです。
■ 巣鴨駅周辺でのタウンクリーンボランティアへの参加ありがとうございました!!今回で2回目の開催でしたが、リピーターとなって参加してくれた生徒が多くいました。地域の方から「ありがとう」「偉いね」といった声掛けを沢山いただき、参加者の皆さんも気持ちよく、楽しそうにゴミ拾い・分別を行っていたのが印象的です。前回よりゴミが減っており、是非これからも継続して活動を行っていきたいです!
高校2年生:「修学旅行説明会」
11月
26日
2022
2月の修学旅行に向けて、高校2年生保護者対象の説明会を行いました。今年度は海外コースを実施せず、全員が国内コースに参加することになります。
本日は、旅行の行程や感染症対策などの安全管理について、旅行会社の方と学年の教員から説明しました。
来月からは、事前準備が本格的に始まります。4年ぶりの高校修学旅行が安全に実施できるよう、生徒も日々の体調管理からコツコツ取り組んでいます。
高等学校:卒業生設立「一般社団法人 SAVE THE CLEAN WATER JAPAN」
11月
19日
2022
11月12日の放課後に巣鴨駅周辺で清掃活動を実施しました。2022年3月に卒業した生徒たちが在学中に立ち上げた「一般社団法人 SAVE THE CLEAN WATER JAPAN」のタウンクリーン活動に、在校生が参加しました。
法人を立ち上げた初期メンバーは大学生としてオブザーバー参加、現高校3年生が当日の運営を行ない、初めてこのボランティア活動に参加した在校生たちに様々なアドバイスや指示を与えていました。
以下、法人を立ち上げた卒業生からのメッセージです。
こんにちは!一般社団法人SAVE THE CLEAN WATER JAPANです。当法人は、中〜大学生までのメンバーで運営し、ボランティアの皆さんと一緒に街やビーチを清掃して、綺麗な水・海・野生動物の保全をめざしています。賛助会員の企業や、自治体、さらにメンバーの保護者にも活動をサポートしていただき、アットホームで幅広い世代が気軽に交流・参加できるコミュニティーとなっています。ゴミ拾いと同時に、様々なアクティビティーなども行うので是非ご参加ください。
運営メンバーも募集中です。詳細は法人のホームページをご覧ください。
以下、活動に参加した在校生の感想です。
■ 今回、学校周辺でのボランティア活動を企画しました。 大半の参加者にとって、今回が初めてゴミ拾いのボランティアでしたが、 皆さん楽しみながらゴミを探してくれたので、想像以上にゴミが集まりました。 ボランティア活動を通して、日々の意識が変わると嬉しいです。 今後も楽しい企画を提案していき、 私たちの法人を様々な方に知っていただきたいです。(高校3年生 運営メンバー)
■ 普段下を向いて歩かないので、袋が足りなくなるほどゴミが落ちているんだなと思いました。 特にタバコの吸い殻とペットボトルが多く、捨てる場所があるんだからその場所に捨てればいいのにと思いました。 拾っている最中、たくさんの方に褒めていただけ、とても嬉しかったです。やってよかったなと思いました!(高校1年生)
■ 普段はあまり気にしなかったので気づきませんでしたが、想像以上にゴミが落ちていて驚きました。 路地に捨てられたゴミなど、このようなボランティア活動がなければずっと放置されていた…と思うと恐ろしいです。(高校1年生)
■ 巣鴨駅が汚い印象はなかったのですが、人目につかない場所や植え込みにゴミがたくさんあり、驚きました。 タバコの吸い殻が多く、路上喫煙の問題もまだまだ改善が必要だと痛感しました。 普段は好んで掃除をすることはないのですが、友達と協力することで楽しく取り組むことができました。(高校1年生)
「秋の便り③ ~読書の秋~」
11月
17日
2022
文京学院の春 ―― まずはサクラが咲き誇り、次第にハナミズキの白い花がそっとほころび始めます。
1912年、日本から米国ワシントンに贈られたサクラの苗木。ポトマック川のほとりで、今もなお美しい花を咲かせ続けています。そして、その返礼として日本に贈られたのが、ハナミズキでした。互いに国境を越えて命を咲かせる2つの花をタイトルにしたフォトダイアリー。
グローバル時代を生きる小学生、中学生の皆さんに向けて、「文京学院のイマ」を写真と共にお届けしていきます。
(中学高校校長:清水 直樹)
■「秋の便り(3) ~読書の秋~」
季節はすっかり秋。秋と言えば-「読書の秋」。生徒たちが大好きな場所~図書館を少し詳しくご紹介します。
5万4千冊の蔵書を誇る「知の倉庫」。生徒たちの学びを支えるだけではなく、映像作品や雑誌、コミックもズラリ。楽しく快適な時間を過ごせる空間でもあります。
「司書の先生が吟味して揃える新着本コーナー」
「図書委員のオススメコーナー」
「文京の先生や卒業生の著作コーナー」
「洋書もたくさんあります」
「生徒に人気① DVD視聴コーナー」
「生徒に人気② 雑誌コーナー」
「生徒に人気③ なんとコミックコーナーまで」
バックナンバー
■「ウクライナ」(5月18日)
■「3年ぶりの再会」(5月23日)
■「メタバース!?」(6月18日)
■「教育実習」(6月23日)
■「20年後のプリキュア」(7月2日)
■「猛暑の夏~熱中症対策」(7月11日)
■ 「新学力講座」(8月31日)
■「秋の便り(1) ~芸術の秋~」(9月29日)
■「秋の便り(2) ~食欲の秋」(10月18日)
中学校・高等学校:2022年度「運針競技会」
11月
17日
2022
スピーチコンテストの熱覚めやらぬ同日(11月9日)の放課後、今年度の「運針競技会」が開催されました。
本校創立者の意志を具現化する大切な取り組みである「運針」。毎週金曜日の「朝間時間」に行われています。この日々の練習の成果を発揮するのがこの運針競技会です。
新型コロナウイルスの影響で、中学校と高等学校が同日に開催できるのは3年ぶり。各クラスから選出された代表とは言え、例年以上に応援に集まった教員や友人たちに囲まれ、緊張の面持ちで競技がスタートしました。
10分間の競技中、会場となった「BAL2」は静粛そのもの。文字通り、「針が落ちる音が聞こえる」ほどです。家庭科教員が、指の動き、針目、速さを総合的に評価します。
終了の合図と共に、参加生徒からは安堵とも悲鳴ともとれるような声が上がります。その声に応えるように、参加者全員に参加賞が手渡されると、生徒たちは皆笑顔に。
家庭科教員の審査を経て、結果は後日発表されます。
中学校・高等学校:「皆既月食・惑星食」
11月
17日
2022
11月8日のニュースはその日の夜に見ることができる「442年ぶり」の皆既月食・惑星食(太陽、地球、月、天王星が一直線になる現象)で持ちきりでした。
部活動を終えた生徒たちの下校時間(18:00)頃から「天体ショー」が始まったことから、月の様子が気になる生徒も多く、生徒の校内下校経路にある天体観測に適したデッキ部分(本校2階の移動スペース)に双眼鏡を設置し、簡易観測所を準備しました。部活動後の疲れもどこへやら、興味津々の生徒たちは、入れ替わり立ち替わり双眼鏡をのぞいていました。
この日は観測に最も重要な天候は見事な快晴。上の写真のようにはっきりと皆既月食を観測することができました。生徒下校後も世紀の瞬間を一目見ようと教員も双眼鏡をのぞき、月の変化を確認してから帰路に着きました。
「中高学園祭・突撃取材」(学院長・理事長:島田 昌和)
11月
14日
2022
中高の学園祭。探求系の成果発表を取材して回りました。それぞれ、「カメラ回しながら研究成果の発表してもらっていい?そのあとに少し質問とかもさせてほしいんだけど」と投げかけ。ほとんどすべての子が、大丈夫です、と即答してくれ、躊躇する子にも一緒の友人が大丈夫だから頑張ってと、背中を押してくれます。ですので、撮影NGで断られた生徒は一人もいませんでした。
カメラを回して私が口火切をして、生徒さんの説明が始まりますが、撮り直しは一つもありません。メモなど見ずに噛んでしまう事もなく、全部一発OKの説明をしてくれました。その場で気になったことを質問としていきなり投げかけています。それに対しても何も見ずに答えてくれました。
探求に取り組み始めたころは、手に持ったメモを読み上げるような発表も多かったんですが、それがここまで成長していることに驚かされました。コロナ禍にあってなおさらタブレットの活用も進み、授業関係で映像を使う事も増えていることによる慣れもあるかもしれません。それと同時に授業スタイルが変わり、自分で考え自分の言葉で伝えることが定着してきている証左なのかもしれません。ぜひ映像で、そんな生徒の今の姿をご確認ください。
(学院長・理事長:島田 昌和)
(動画コンテンツ)
■ 0:05~2:25「ホテルブームと小型冷蔵庫の関係」(高校1年生)
■ 2:26~5:27「シマウマの縞模様」(中学2年生)
■ 5:28~8:06「マレーシア体験プログラム」(高校1年生)
■ 8:07~11:03「なぜ中型冷蔵庫の生産台数は減ったのか」(高校1年生)
2022年度「学院長メッセージ」バックナンバー
■「学院長メッセージ」(4月6日)
■「ペン習字600枚」(5月2日)
■「中学3年生の関西修学旅行」(5月16日)
■「芸術鑑賞会:劇団四季『アラジン』の壮大なロマン」(6月6日)
■「保護者"役員"さんとのトーク」(6月20日)
■「ICT活用授業”潜入”」(7月1日)
■「Atlantic Pacific Japan サマーキャンプの視察、その背景とは?」(8月19日)
■「刺激いっぱいの高校生マレーシア訪問」(10月14日)
■「学園祭直前の意気込み」(10月25日)
「学園祭直前の意気込み」(学院長・理事長:島田 昌和)
10月
25日
2022
10月29・30日に開催される中高の学園祭。今年はどんな学園祭になるのか、まずは中学の意気込みを聞こうと中学生徒会の二人に取材しました。過去2年、コロナ禍の中での制限に様々な工夫をして継続してきましたが、今年は外部の関係者も入れてという、もとのスタイルに限りなく近づけての開催のようです。
意気込みを聞くと、様々な工夫が次々と語られました。まず、来校者に楽しんでもらうと同時に生徒側もお客様を迎えることが楽しくなるようにしたいと企画しているのだそうです。様々な学習活動成果の発表がありますが、単に概要を記したポスターの内容を口頭で説明するだけでなく、来場者参加型のゲームなどを盛り込んでいるそうです。発表者とお客様が一緒に楽しい時間を過ごしたいとのことです。
それから中1から中3まで学年を超えて縦割りでグループを作って取り組んでいるそうです。部活では縦のつながりがありますが、部活に所属していない生徒でも縦繋がりを体験してほしいという思いからだそうです。慣れ親しんだクラス内だけでなく、慣れていない縦繋がりに戸惑いながらも少しずつ年齢の異なるチームでの作業のコツを掴み始めているようです。
これらの新たな取り組みを生徒会の生徒が中心になって企画立案して先生方にプレゼンして、了解を取り付けたそうです。一緒に添えられた映像を見ていただくとよくわかると思いますが、実にしっかりしていて頼もしい限りです。この3年間逼塞を余儀なくされたコロナ禍。それで得ることが出来なかったものをしょうがないとあきらめるのではなく、思いっきり取り戻そうと新たな試みに果敢にチャレンジする姿は、われわれ大人も見習わないといけないなと痛感しました。
在校生保護者、卒業生、受験生の皆様、ぜひとも多くの方にご来場いただきたく、お越しを生徒ともどもお待ちしております。
(学院長・理事長:島田 昌和)
2022年度「学院長メッセージ」バックナンバー
■「学院長メッセージ」(4月6日)
■「ペン習字600枚」(5月2日)
■「中学3年生の関西修学旅行」(5月16日)
■「芸術鑑賞会:劇団四季『アラジン』の壮大なロマン」(6月6日)
■「保護者"役員"さんとのトーク」(6月20日)
■「ICT活用授業”潜入”」(7月1日)
■「Atlantic Pacific Japan サマーキャンプの視察、その背景とは?」(8月19日)
■「刺激いっぱいの高校生マレーシア訪問」(10月14日)
「文女祭(あやめさい)」について(内容更新:10月25日)
10月
25日
2022
10月29日(土)・30日(日)「文女祭(あやめさい)」を開催いたします。
新型コロナウイルス感染防止を徹底しつつ、3年ぶりとなる「部活動発表」も実施します。中学、高校共に日頃の学習活動や練習の成果を発揮するアイデア満載の2日間です。
■ タイムテーブル(PDFファイル)はこちらからご覧いただけます。(10月25日公開)
なお今年度は、「在校生徒ご家族」「同窓会生(高校を卒業した方)」「本校受験をお考えの受験生ならびにその保護者の方」のみのご来校に制限させていただきますこと、何卒ご理解・ご了承ください。
「文女十色(あやめ、といろ)」
「十人十色」という言葉があります。「人はそれぞれ好みや意見が違っていること」というのがこの言葉の意味です。私たち「文京学院生」=「文女」たちもお互いに個性という「違い」があります。「文女みんなの『違い』を集結させて、素敵な化学変化を起こそう」という思いから、あえて、「ちがい」を意識させる言葉にしました。
ニュースでは連日、感染症や戦争の話題が伝えられています。SDGsで示されたテーマからも、未来に向けて、多くの解決するべき問題があることを学びました。未来の問題は、どうしたら解決できるのでしょうか。一人一人が違う考え方、違う発想を持っているところに、未来の問題への解決策が隠されていると私たちは思っています。違いと違いが合わさることで、思いがけない発想が生まれ、その発想が未来の難題を解決に導くのです。個人個人に「違い」があることを認めあい、お互いを理解しあい、知恵を出しあって、行動に移す。文女祭をそんな場面・場所にしようという気持ちを、このスローガンに込めました。
中学企画
■ 探究活動発表
・中学1年生「作品展示」:5W1Hをポイントに、「相手に正確に伝える」ことを意識してイベントの招待状を作りました)
・中学2年生「ポスターセッション」:シマウマのしま模様の役割とはなんでしょう?ポスターセッションタイムにぜひお越しください)
・中学3年生「グループ発表」:SDGsから興味関心の高い問題を取り上げ、1年をかけて深く掘り下げている中学3年生。今回はその途中経過を全29チームが発表。今まで培った力を発揮します。この経験が高校でも活かされるものになるよう、皆さんからの疑問・質問・アドバイスをお待ちしています)
■ 端布で缶バッチ
かわいい端布をたくさん集めました。好きな布を選んで缶バッジやヘアゴムを作りましょう。
■ 「私の青春」動画
文京学院生のキラキラした日常を、動画でご紹介します。ぜひご覧ください。
■ 学習展示
文京学院の授業の様子がわかる学習展示です。中学生の作品やレポートに加え、普段使用しているノートも公開。日々課題と向き合う私たちの学習成果をご覧ください。
■ ジャンプ力測定
垂直跳びをして合格ラインを超えた人に景品をプレゼント。チャンスは1回!目指せバレー部!?
■ 元素記号おみくじ
中学2年生が学んでいる元素記号と私たち文京学院生を掛け合わせたキャラクターおみくじです。さてあなたの運勢は...?カードはお土産としてお持ち帰りいただけます。
高校企画
■ 巨大ゲームセンター
高校2年生の各クラスと部活動で、巨大ゲームセンターを企画しています。2年生全体が一丸となって運営する「文京学院ゲームセンター」をお楽しみください。クリアすると景品と交換できます。皆さんのご参加をお待ちしています。
■ 学際探究
高校1年生が「総合的な探究の時間」と「学際探究の時間」の成果を発表します。ご期待ください。
■ ペットボトルキャップ回収
発展途上国にワクチンを届けるための寄付としてペットボトルキャップ回収を行います。あなたの力が世界を救う...かも。ご協力をお願いいたします!
■ ウォーリーを探せ!
ウォーリー役は、部活動のユニフォームを着ている生徒?授業や部活動でお世話になっているあの先生?校舎内を歩いているウォーリーを探して、スタンプをもらってください。スタンプを集めて、賞品をゲットしよう!
■ オリジナルグッズ
生徒会、科学部・写真部・美術部が景品を制作しました。「巨大ゲームセンター」や「ウォーリーを探せ!」に参加して、くじ引きにチャレンジしよう!でも...はずれたらごめんなさい。
中高企画
■■ Diversity Project(総合企画室)
2020年度に発足した「Diversity Project」は、多様化する社会で「お互いを理解し、尊重し合い、価値観や考え方を認め合うこと」を目標に活動してきました。2022年度は、「食」がテーマです。ゲームや工作など、未就学児や小学生にも参加していただきやすい企画を立てています。
■■ 図書委員会
「和綴じ(わとじ)」...日本で利用された、昔の製本方法です。ぜひ、あなたの手で「和綴じ」を体験してみませんか?メモ帳にも使える、小さな本を製作します。
■■ 文京学院の「制服」× A-JISの「ハロウィン」ファッションショー
文京学院の制服は結構カワイイ!私たちの美しい着こなしをご披露いたします。また、インターナショナルスクールであるA-JISからは、ハロウィンの仮装を紹介していただきます。文京学院×A-JISのコラボ企画です。
■■ 制服リサイクル(後援会)
未使用の靴下、あまり使わないうちに着られなくなってしまったコート、ブレザー、スカートやブラウスなど、お家の中に眠っていましたらリサイクルにご協力ください。(状態によっては、受け取れない場合もあります。また、体操着は回収の対象ではありません)
受験生案内企画
■ ミニ説明会(高校入試対象)
学校生活全般をお話しする説明会の他、併願受験、特待生に特化した説明会も実施します。
■■ 個別相談
受験のこと、入学後の学校生活など、何でもご相談ください。
■■ 校舎見学
在校生が校舎をご案内します。学校生活の様子を在校生と直接お話しできる機会です。
※ご予約制とさせていただいております。このページ上部からご予約いただけます。
中学校:給食の撮影が行われました。
10月
22日
2022
中学校では、後期(9月)より、段階的にカフェテリアでの給食が再開されています。
配膳や下膳といった一連の流れあっての「食育」です。コロナ禍、教室でのお弁当形式での給食が続いていましたが、ようやく本校の食育が再開できるようになりました。
20日、そうした本校の取り組みをお伝えするべく、専門業者による動画撮影が行われました。
カメラを向けられ、緊張気味に箸を進めていた生徒たち。一礼をしてカフェテリアを後にすると、ようやくいつもの笑顔が戻ってきました。
中学校:「後期任命式」
10月
22日
2022
10月19日、中学校の「後期任命式」が行われました。
各クラスの代表である「正委員」と「副委員」。様々な場面で活躍が期待されるこの委員に選出された生徒は、全校生徒の前でその証となるバッジを手渡されます。校長からバッジが手渡される度に、会場の生徒からは温かく大きな拍手が送られました。正委員、副委員たちの緊張と誇らしさの入り交じった表情が、大変心強く見えました。
学校長フォトダイアリー:「秋の便り(2) ~食欲の秋~」
10月
18日
2022
文京学院の春 ―― まずはサクラが咲き誇り、次第にハナミズキの白い花がそっとほころび始めます。
1912年、日本から米国ワシントンに贈られたサクラの苗木。ポトマック川のほとりで、今もなお美しい花を咲かせ続けています。そして、その返礼として日本に贈られたのが、ハナミズキでした。互いに国境を越えて命を咲かせる2つの花をタイトルにしたフォトダイアリー。
グローバル時代を生きる小学生、中学生の皆さんに向けて、「文京学院のイマ」を写真と共にお届けしていきます。
(中学高校校長:清水 直樹)
■「秋の便り(2) ~食欲の秋~」
12:40-4限目の終わりを告げるチャイムが鳴り響くと、いよいよお昼休み。カフェテリアには中学生が集まり、皆で給食をいただきます。
本校の給食は、1986年、「未来の担い手である生徒たちに、中学校3年間の生活の中で美しい食事作法や食の大切さを学んでほしい」という、第2代目学園長の島田和幸先生の強い思いで始まりました。
本来は、配膳も生徒たちが行い、カフェテリアで2学年、教室で1学年がいただきます。この2年半は、コロナ禍のため、全学年教室でのお弁当形式でした。日常が少しずつ戻り始める中、本校の給食も後期からやっと本来の姿に。温かいごはんにスープ、そしてバリエーション豊かなおかず。温かな食事は、やはり心をホッと癒やしてくれます。食事作法を身につけながら、午後に備えてたくさん食べてくださいね。
バックナンバー
■「ウクライナ」(5月18日)
■「3年ぶりの再会」(5月23日)
■「メタバース!?」(6月18日)
■「教育実習」(6月23日)
■「20年後のプリキュア」(7月2日)
■「猛暑の夏~熱中症対策」(7月11日)
■ 「新学力講座」(8月31日)
■「秋の便り(1) ~芸術の秋~」(9月29日)
「刺激いっぱいの高校生マレーシア訪問」(学院長・理事長:島田 昌和)
10月
14日
2022
9月21~26日に4人の生徒が教員2名と共にマレーシアを訪問してきました。これは中高の学監をして下さっている大学副学長の恒吉教授がもたらして下さったものです。マレーシア国際イスラム大学との新しいお付き合いを始められ、両国の教育手法の研究交流にあわせて本校高校生の付属校訪問を実現して下さいました。コロナ禍で丸3年語学研修も海外修学旅行も中止になっていましたので、久しぶりの生徒の海外渡航プログラムでした。4人の高校1・2年生がどんな体験をして何を感じたのかをインタビューしました。
海外へ行くのがはじめてという生徒も含まれていて、気候風土の異なる東南アジアへの渡航には誰もが多少の不安もあったようですが、3年間封印されていた海外へ行けるチャンスに皆、躊躇なく手を挙げたようでした。マレーシアでの体験を通じて感じた一番の印象は、人の優しさとみんな口を揃えていいます。
マレーシアの生徒がそれぞれに主張をしっかり持ちつつ、同時に他者の意見をよく聞いて、みんなの意見をまとめる力に驚いたのだそうです。マレーシアの英語に慣れない自分たちに対しても辛抱強くコミュニケーションを取って言葉を引き出してくれて、ちゃんとグループの意見に取り入れてくれたのだそうです。相手を思いやる気持ちと積極的な行動が自分たちにはとてもそこまでできないと感心したようです。
日本人同士でも学校内でお互いがもっとそれぞれの意見をちゃんと表明して、チームとしての意見をまとめて、役割を割り振って動ける人になりたいと強く思ったのだそうです。素晴らしい気づきをわずか5日間の渡航で掴んできたのは彼女たちの強い感受性と意欲から来るものでしょう。それが学校の中に伝播するような学校になりたいものです。
(現地での様子:オンラインで国内の在校生とミーティング)
私のマレーシアに関する知識からこのことを少し読み解きしました。以前、マレーシア修学旅行の立ち上げに関わり、数度同国を訪問しています。ガイドさんや訪問校の先生から伺った話やこの国の政治や経済に関する知識からのものです。
マレーシアという国はマレー系、中華系、インド系など多様な人種で構成されていて、そこには軋轢も存在してきました。この国の発展を指導したマハティール元首相は、国を一つにまとめるために「ルック・イースト政策」と言って、人々に秩序があってお互いのマナーが素晴らしい日本に学んで、一体感のある国になろうと呼びかけたのです。
お互いの意見を尊重して一つにまとめられるマレーシアの生徒の力は、もしかするとそんな日本を見ならおうという政策に由来しているのかもしれません。今度は人それぞれの多様な価値観を大事にする部分を我々日本が大いに学んでいかないといけないかもしれません。日本とマレーシア。普段はさほどつながりを意識する国同士ではないかもしれませんが、お互いに学びあう関係ができたら素晴らしいことです。そんな自由な行き来ができるグローバル社会の大事な部分を感じ、見ならうべき事を掴んできた生徒に頼もしさを感じました。
(学院長・理事長:島田 昌和)
2022年度「学院長メッセージ」バックナンバー
■「学院長メッセージ」(4月6日)
■「ペン習字600枚」(5月2日)
■「中学3年生の関西修学旅行」(5月16日)
■「芸術鑑賞会:劇団四季『アラジン』の壮大なロマン」(6月6日)
■「保護者"役員"さんとのトーク」(6月20日)
■「ICT活用授業”潜入”」(7月1日)
■「Atlantic Pacific Japan サマーキャンプの視察、その背景とは?」(8月19日)
中学校・高等学校:「放課後の一コマ」
10月
8日
2022
来週から「後期中間考査」が始まります。中学校、高等学校共に、居残り学習や教員の個別指導等が校舎狭しと行われています。
ふと「ウッドデッキ」に目をやると、秋の気候に誘われたのでしょうか、オープンスペースで和気あいあいと学習に励む生徒たちが。国際教養コースの高校1年生でした。
聞くと、「開放的」で「落ち着く」のだそうです。見ているこちらも頬が緩んでしました。こんな勉強場所も「あり」ですね。
学校長フォトダイアリー:「秋の便り(1) ~芸術の秋~」
09月
29日
2022
文京学院の春 ―― まずはサクラが咲き誇り、次第にハナミズキの白い花がそっとほころび始めます。
1912年、日本から米国ワシントンに贈られたサクラの苗木。ポトマック川のほとりで、今もなお美しい花を咲かせ続けています。そして、その返礼として日本に贈られたのが、ハナミズキでした。互いに国境を越えて命を咲かせる2つの花をタイトルにしたフォトダイアリー。
グローバル時代を生きる小学生、中学生の皆さんに向けて、「文京学院のイマ」を写真と共にお届けしていきます。
(中学高校校長:清水 直樹)
■「秋の便り(1) ~芸術の秋~」
暑さも少しずつ和らぎ、秋の気配も感じられるようになってきました。
秋と言えば-「芸術の秋」。校内を歩いていると、思いがけず「芸術」に出会うことがあります。あちらこちらに貼られた文化部の部員勧誘ポスター。
どの部もまるで芸術作品のような力作揃いです。
そんな文化部の生徒たちが、今一生懸命に準備を進めているのが、10月29日(土)・30日(日)に開催される「文女祭(あやめさい)」。この「文女祭」で、生徒たちの日頃の成果をぜひご覧ください。
バックナンバー
■「ウクライナ」(5月18日)
■「3年ぶりの再会」(5月23日)
■「メタバース!?」(6月18日)
■「教育実習」(6月23日)
■「20年後のプリキュア」(7月2日)
■「猛暑の夏~熱中症対策」(7月11日)
■ 「新学力講座」(8月31日)