2023.03.18
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高等学校(探究活動):「キャリア甲子園」準決勝出場
[ カテゴリ:高校 学習ブログ ]
03月
18日
2023
「マイナビキャリア甲子園」は高校生学年不問型ビジネスコンテストで、協賛企業が出題したテーマに対しチームでエントリーし、書類審査、プレゼン動画審査、準決勝と戦っていき、企業代表チームを目指します。本校からは毎年エントリーし、過去には準決勝に出場した経歴もあります。今年度は8,959名、2,318チームがエントリーしました。今年度参加したチーム「なんやかんや女ズ。」は見事準決勝に進出し、全体の64チーム、企業単位で8チームに選ばれました。
今年度は国際教養コースTクラスから4名がチームを組み、ミツカンから出題されたテーマ「味ぽんが目指す『半径1メートルのしあわせ』を可視化し、10代~20代の若者の共感を得られる、味ぽんブランドの新たな事業を創出せよ」に挑戦しました。テーマが発表されたのは夏。それまでは昨年度のテーマを練習問題とし、受賞チームの発表や先輩たちの資料内容を参考にしながら経験を積みました。テーマ発表後は、チーム内での意見交換、教員からのアドバイス等を取り入れながら、一次審査である書類審査に向けてスライド資料を作成。第1版は全てのスライドに修正点を指摘されるような未完成なものでしたが、4人は全てのアドバイスを吸収し、1つ1つ改良していきました。忘れてしまいそうなアイデアは共有メモに残して可視化し、部活動等で忙しい中でも効率よく準備を進めました。
書類審査の結果、見事通過。スライド資料の改善を図りながら、次のプレゼン動画審査に向けて発表練習に励みました。動画提出期限は1月だったため、年末年始に追い込み練習。新年早々登校し動画を撮影するも、本人たちは納得できない出来に。担任の先生からもアドバイスをいただき、観ている人に伝わりやすいように発表を工夫し、審査へ。準決勝進出が決まると達成感と満足感、そして決勝へと進もうとする向上心に溢れた顔が見られました。キャリア甲子園運営事務局より、協賛企業からの激励のプレゼントが届き大はしゃぎ。最高潮に高まったモチベーションを力に、最後まで資料の改良・発表練習に励みました。
準決勝当日。朝から登校し、何度もリハーサル。お互いに最後まで「こうしたほうがいい!」「もっと明るい顔で!」「ここが私たちのアピールしたいところだよね!」と声を掛け合い、準備をしました。15:50、いよいよ本番の時間。決めポーズと共に元気よく発表開始。大きなトラブルもなく、スムーズに発表が終了。質疑応答5分間は、ミツカンの方々からの質問に対してフレキシブルに対応。あっという間に終わりを迎えました。発表内で噛んでしまって悔やむ生徒、質疑応答で想定していなかった質問にその場で機転を利かせた回答をした生徒、四者四様でしたが全員の顔は達成感に満ちあふれていました。
結果は敗退となり、目に涙を浮かべる生徒も。それだけこの1年間、熱い想いと膨大な時間をこのコンテストにかけてきました。しかし、この経験から得たものは何にも代えがたく、普段の学校生活には無い日々を過ごすことができました。本校では探究活動を行うだけでなく、思考するために必要なスキルの修得、データに対する正しい捉え方やアプローチ法などを中学1年生~高校1年生の期間に学び、高校2年生から本格的にテーマを決めて活動します。来年度もこういった活動に青春を注ぐ生徒を全力でサポートしていきたいと思います。
以下、出場した生徒の感想です。
■ 決勝に行くことが出来なかったことは悔しかったですが、プレゼンを悔いなくやり切れたことの達成感の方が大きいです。外部のコンテストに参加するのは初めてだったので、改めて振り返ってみてとても良い経験をする事が出来たなと思います。自分達が作ったプレゼンに直接企業の方から意見を頂く事はなかなか無いことだと思うので、貴重な体験をする事が出来て良かったです。この半年間を通して、プレゼン力は確実に上がったと思います。また、企業が新たなプロジェクトを立ち上げるには相当な資料と時間がかかる事を身に染みて感じました。私は将来、商品を企画する仕事に就きたいと考えているので、キャリア甲子園での経験を生かしつつ、夢が叶えられる様により沢山のことを学んでいきたいです。
■ 1年近くキャリア甲子園に真剣に向き合い自分達の企画を仲間と試行錯誤していったので、努力の結果として決勝に進むことが出来なかったのは悔しかったです。しかし、少し時間が経って思い返してみれば、自分達の企画に自信を持ち準決勝という場で出し切れたことと、ここまで来る過程で得たもの、成長したことが沢山あるのでキャリア甲子園に参加できて良かったなという満足した気持ちでいっぱいです。企画1つ考えるのに、みんなで時間を合わせて各々企画について調べて話し合って夜遅くまでプレゼンを仕上げるという機会は普段じゃ中々ないのでこの経験こそキャリア甲子園に挑戦した価値なのではないかなと思いました。いかに相手の目線になって考えれるか、話し合っていくうちに結構自分達の意見に偏ってしまうなと感じました。自分たちの考えに自信を持ちすぎず一回立ち止まって企画を考えることが出来るようになったと思います。準決勝に進出し、1発本番という場で少し噛んではいましたが、最後までやり切れたことで自信がつきました。人に何かを伝えるということは難しいことなんだなということを改めて感じました。喋り方や考え方、今回学んだことは必ず将来に活かすことが出来るなと感じました。(大学入試の)総合型選抜でプレゼン式の入試も視野に入れてもっともっと勉強に励んで行こうと思いました。
■ はじめは正直あんまり興味なくてできるのかなと思っていたけど、やってみたら案外面白いところもあって終わった今はなんだか寂しく、心に穴が空いた感じがした。私たちのチームは全員がもっとこうした方がいいとかここが良くないんではないかとかの意見を言えたのでみんなの感じていることを知ることができたし、より良いものにしていくことができた。プレゼンを考える上で自分達の意見ではない新しい発見を沢山することができて、第三者の意見も大事なことに気づけた。みんなのために今の自分に何ができるかを常に考え、行動することができた。企業のお題に対して考える時に、何を企業が求めているのかを様々な視点から考えることが大変だった。自分達の企画がどこまで実現が可能なのかを突き詰めることで、未来のことを見据えて企画を考えることがどれだけ大変かを知ることができた。準決勝前の数日間、夜にみんなでZoomを繋いで最後の最後まで詰めて練習した成果を出すことができたと思う。今後は、このキャリア甲子園で学んだことを最大限発揮して、いろんな角度から物事を考え、どんなところでも通用する人材へと成長していきたい。
■ ただ単に夢の案を考えるのではなくて考えた自分たちの案を実現できる案にするために裏付けを調べたり調査をとらなければならなかったので自分たちに必要な情報を探してそれをどうすれば分かりやすいプレゼンテーションにできるか考える力がつきました。他の視点の見方を知れたり、裏付けのために実際に案を再現している学校もあったので色々な視点からみて物事を考えることの大切さを学びました。私は将来過疎地域を減らすために町おこしのイベントを企画したり、町の中の交流を増やすイベントを運営したいと考えているのでこのキャリア甲子園で身につけた情報収集力やわかりやすいプレゼンテーション資料を作る力、10分間という短い制限時間の中でどう印象に残るプレゼンができるかを考える力を生かして頑張っていきたいと思います。自分でも今考えるとあんなに短期間で友達と何かに一生懸命になることなんてこれからほとんどないし、とても青春だったなと思っています。
高校3年生:「スキルアップ講座」
[ カテゴリ:高校 学習ブログ ]
03月
2日
2023
進路の決定した高校3年生を対象に行われてきた全10回の「スキルアップ講座」も本日が最終日となりました。
今回は、東京大学大学院教育学研究科准教授の額賀美紗子先生をお迎えし、「多様性を知る旅に出てみよう―グローバル時代に必要な知識と他者への共感について―」というテーマで講演していただきました。ダイバシティ(多様性)がよく話題になる昨今ですが、なぜそれが大切なのか、そしてどんな場面から実践できるのか、先生の体験談を踏まえわかりやすくお話しくださいました。
以下、参加した生徒の感想です。
■ 今回の講座で色々な角度から物事を学ぶということがわかった。日本とアメリカとでは授業スタイルが違うから、机の配置や教室の飾りが違う。アメリカのように自由配列の方が効果的で効率的な時もある。また、日本では普通ではないことは、生きづらさにつながることがしばしばある。普通である必要はあるのか、誰にとってのふつうなのか、ということを考えさせられた。日本の社会は多様化してきて、社会的マイノリティーへの認知も増えている。だが、マイノリティーの普通は無視されがち。SDGsは多様な生き方を尊重する価値観。自分とは関係ないと思わないでマインドを持ち替えることで多様性を理解、発見できるようになり、言葉を交わす、対話することで色々な考え方が学べるということを知った。(国際教養コース:Aクラス)
■ 私自身、高校時代にアオバ・ジャパン・インターナショナルスクールでの授業体験を通して、日本と外国の教育の違いを痛感したので、講演をうかがい、比較文化について更に興味が湧いた。日本では、何事も決められて、集団生活においての規律を重視する教育がメジャーで、外国の自由な教育は敬遠されがちだと思う。それは、海外の自由さを野放しにしていると認識してしまうからではないかと考えた。こうした意味の違いを踏まえつつ、日本でも多様性の認められる教育に変えていくべきだとおもう。(国際教養コース:Tクラス)
2022年度「スキルアップ講座」ブログ:バックナンバー
■「『人生100年時代』を生きる」(1月21日)
■「MeからWeへのお金の教室」(1月25日)
■「企業訪問」(2月3日)
■「新生活へのキックオフ」(2月18日)
高校2年生:「4年ぶりの修学旅行(2月22日~26日)」
[ カテゴリ:高校 学習ブログ ]
02月
26日
2023
2月22~26日の4泊5日で、高校2年生が九州地方への修学旅行に行ってきました。当初は海外コースとの選択制を計画していましたが、今年度は国内コースへ一本化され、本校としては2019年以来4年ぶりの修学旅行を実施することができました。
■ 1日目
羽田空港から2便に分かれて大分空港に向かいました。大分県といえば、温泉が多くあることで知られていますが、修学旅行最初のプログラムは、別府市にある鉄輪(かんなわ)温泉でのフィールドワークでした。立命館アジア太平洋大学の国際生(留学生)の皆さんがリーダー役となり、街の至る所にある「SDGsな取り組み」を見つけながら温泉街を歩きました。フィールドワーク中の「公用語」は、もちろん英語。生徒たちは身振り手振りを交えながら、大学生の皆さんも平易な単語や表現に言い換えたりして、何とか意思疎通を図ろうと奮闘していました。
■ 2日目
2日目は、大分から熊本県を横断して長崎へ向かう1日です。阿蘇の火口跡に広がる草千里ヶ浜、熊本地震からの復興なかばの熊本城を訪ね、自然の大きな力を体感することができました。そして、高速船に乗って長崎県へ。船の上にはカモメが飛び交い、餌やりを楽しむ生徒もいました。
■ 3日目
生徒が最も楽しみにしていた長崎市内の班別自主研修です。東京近郊では珍しくなった路面電車を利用した市内の観光名所めぐりなど、各班が思い思いのコースで長崎を満喫しました。そして忘れてはいけないのが、長崎が戦争被爆地であること。長崎原爆資料館と平和公園を訪ね、平和への思いを改めて強くしました。
■ 4日目
国際教養、理数キャリア、スポーツ科学の3コースに分かれ、それぞれコースの特色にあったプログラムに参加しました。国際教養コースは、博多駅周辺で近隣の大学に在籍する留学生と街歩きしながらの交流を通じて、グローバル社会でこれから生きていくために大切にしたいことを学びました。理数キャリアコースは、北九州市立大学地域創生学群の学生さんと、SDGs未来都市に指定されている北九州市のサステイナブルな取り組み事例を知るフィールドワークを行いました。スポーツ科学コースは長崎の伝統的なボートレース「ペーロン」を体験しました。ここまではバス移動が多く身体を動かす機会があまりなかったので、ここぞとばかりに気持ちよく運動できました。
■ 5日目
最終日は、福岡名物の明太子づくり体験と、太宰府天満宮周辺の散策でしめくくり。明太子はこの日に漬け込み始めると食べ頃まで5日間ほどかかるそうです。ちょうど、修学旅行の思い出がじんわりよみがえる頃かもしれません。太宰府天満宮は残念ながら本殿が修復中でしたが、来春の受験に向けてお参りをしたり、参道で買い物したり、修学旅行最後の訪問地を楽しんでいました。最後の最後、福岡空港では、帰りの飛行機が大幅に遅れるという情報が。でも、ポジティブな文京生は、思わぬ「ボーナスタイム」とばかりに、展望デッキで離着陸の様子を楽しんでいました。
高校3年生:「スキルアップ講座」
[ カテゴリ:高校 学習ブログ ]
02月
18日
2023
進路の決定した高校3年生を対象に行われている「スキルアップ講座」。2月8日の講座は、「新生活へのキックオフ」というタイトルで、分野別のセッションが行なわれました。
医療系に進む生徒は、将来国家試験が避けて通れません。これについて、今から何をすべきか併設大学「学習サポートセンター」の先生がお話ししてくださいました。
また、看護系の生徒のためには、現役看護師と看護学部1年生のOGが座談会を実施。大学での学びや現場のリアルに、話の花が咲きました。
そして、留学を志す生徒には、併設大学「GSIオフィス」のスタッフの皆さんと留学経験者が様々なアドバイス。コロナ渦で、専門学校や大学は高校以上に様変わりし、今や3月末からオンラインで進学先とのやりとりが活発に行なわれています。新生活における諸注意を3人のOGが、それぞれ別の視点から説明してくれました。
以下、参加した生徒の感想です。
■ ネットで調べても分からないような貴重なお話を聞かせていただいた。留学前にやっておくべきことがよく分かったので実践しようと思う。実際に留学された方から、語彙力を高めることが、留学でのよりよい生活に繋がるとのことだったので、今から更に学習に励もうという動機付けになった。また、日本の政治経済や文化、アニメ、日本食など、日本のことをよく知っておいた方が日本人として恥ずかしくなく生活できるので、自国文化についてより深く勉強しようと思う。留学は、勉強はもちろんだが、世界を知ることができたり、世界を知ることで日本の良さを再発見できたり、色々な意味で社会勉強ができると思うので、ぜひ留学しようと思った。
■ 臨床検査技師の国家試験の問題を一問解いた。電気抵抗に関する問題だったため、改めて「オームの法則」について再確認することができた。大学では基礎から学ぶことはないと思うので、自分で基礎を固めておきたいと思った。学生さんの話では、よりリアルに大学生活をイメージすることができた。大学生活は時間のやりくりが大変であることがよく分かったので、効率よく勉強を行い、留年、再試験にならないよう気をつけていきたい。
高校2年生:「スポ科 ✕ JFAマーケティング部」
[ カテゴリ:高校 学習ブログ ]
02月
6日
2023
高校2年生のスポーツ科学コースの探究の時間に、日本サッカー協会マーケティング部・部長の各務さんと、同プロモーション部に所属する新井さん(本校サッカー部卒業生)をお招きし、「高校生でもわかる、スポーツマネジメント」というテーマで、お話いただきました。
カタールワールドカップのプロモーション映像からスタート。「カタールワールドカップ、見た人?」と、質問が投げかけられると、ほぼ全員が手をあげました。
その後、スポーツの収益について、「放送権」「スポンサー」「グッズ」「チケッティング」の中から、特に放送権とスポンサーについて、わかりやすく説明してくださいました。
「紅白歌合戦」よりも高い視聴率となったカタールワールドカップ。「放送権料を決定づける視聴率」「社会貢献をしたいと考える企業と、スポーツをどう結びつけるか」など、興味深い話をたくさん聞くことができました。
芸能人がサッカーをしているCM、プロサッカー選手の肖像権を使ったCM...「どんなCMを制作するかの会議は、皆さんがやっている、探究の授業と同じです」と、卒業生の新井さんは、探究力を高校時代から鍛えることの重要性を語ってくれました。
新井さんは、文京学院を卒業後、成蹊大学に進学。大学時代にオーストラリアのクイーンズランド州立大学(世界のトップ50にランクインした名門大学:2022年のランクは54位)で経営学を学びました。その後、さらにオーストラリアの専門学校でスポーツマネジメントを学び、帰国後、日本サッカー協会に就職しました。「スポーツこそ、グローバル。これからは、もっともっと日本人もスポーツとビジネスのつながりを深め、日本のスポーツ界が盛り上がって欲しいです」と、熱く語ってくれました。
以下、参加した生徒(高校2年スポーツ科学コース)の感想です(話を聞いて、実践してみたいと思ったことなど)。
■ 将来働くことが不安でしたが、今日のお話を聞いて、「自分の好きなことを仕事にする」ということが楽しみになりました。
■ スポーツマネジメントとは、そのスポーツの強化・育成・普及につなげるための資金を集めることだとわかりました。そのために、どんな施策があるかを知ることができ、これからスポーツを見るときに、周りの人や、広告に注目してみようと思いました。
■ 2050年までに、サッカーを愛する人を1000万人(現在の2倍)にする、日本がワールドカップで優勝するという目標に向け、JFAのマーケティング部が取り組んでいることがよくわかりました。自分も、サッカーを愛する1人になり、もっと多くのことを知りたいと思いました。
■ 自分が取り組んでいる競技でも、同じことができるのではないかと思いました。
■ スポーツで、国際社会に貢献できることができるのではないかと思い、それを考えていきたいと思いました。
他、多数が、「将来の進路が見えてきました」「スポーツ関係の仕事に就いてみたいと、思うことができました」など、進路を考えるきっかけづくりにもなった講演になりました。