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学びの概要(高等学校)

本校では、「女子教育」「国際教育」「学習活動」「コース別指導」の4本の柱を持つ教育活動により、これからの社会で活躍する女性を育成しています。

SSH(スーパーサイエンスハイスクール:2012-2017)・SGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイトとしての取り組みで開発・実践してきた探究活動や、国際理解教育に取り組んできた長い歴史と国際塾で培った英語教育のノウハウ、部活動の活躍など、これまでの本校の実績を生かして、これからはユネスコスクールとしての活動も通して明確な解のない課題に取り組み、新たな価値観を創造していく「思考力・判断力・表現力」を育みます。

 

教育課程表こちらからご覧いただけます。

学び概要(高等学校)
 
 
 
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来年度より、タブレット1人1台の活用を導入   

2020年度入学生から、1人1台のタブレットを積極的に活用して、日々の授業における一斉学習、個別学習、協働学習といった様々な教育活動の場面で、生徒が主体的に学ぶ双方向型授業を展開します。

自分の答えを自ら見いだし、クラスでその考えを共有しながら、「正確に読解して対話する力」「科学的に思考する力」「新たな価値を生み出す感性や探求力」を養う学びの場を提供します。

 

中学校は2021年度から、高等学校は2022年度から導入される学習指導要領を見据えて、本校では様々な教育活動を展開しています。今年度の高校1年生、数学の授業で実施を始めた「反転学習」も、その活動の一環として行っているものです。

 

反転学習 -「自立した学習者」育成のための取り組み-   

【反転学習とは】

『最初に「授業」で教員が説明をして、「家庭学習」で復習して理解を定着させる』という従来の学習スタイルに対して、【反転学習】では「授業」と「家庭学習」の順番や役割を反転させて、『まず「家庭学習」において動画教材などで予習をして、学校で行う「授業」では、理解の再確認や知識の定着・応用のための演習などを生徒同士の活動を中心に行う』という学習スタイルで学んでいきます。

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2019年度の高校1年理数キャリアコースと国際教養コースTクラスでの「数学Ⅰ」の授業では、この【反転学習】を中心に数学の学びを進めています。この取組みを行う目的は、生徒に「自分で考える力」を身につけて欲しいと考えるからです。

次期学習指導要領では、「学力の3要素」として、①知識・技能の習得、②思考力・判断力・表現力の育成、③主体的・協働的に学びに向かう態度 が求められるようになります。また、「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学ぶか」「何ができるようになるか」という観点が、より重要とされてきます。

学校の教室で、友達や先生と学ぶことのできる「授業」は、「主体的・対話的で深い学び」のできる大切な場面です。この時間を有効に使って、自分が得た知識を確認したり、活用したりして自分の中に定着させていくことや、クラスの友人と一緒に考えたり、自分自身の考えを深めていくことの楽しさを、生徒一人ひとりに感じて欲しいと考えています。

これまで一般的とされてきた、<学校の授業で、先生が教科書の内容を解説する><家庭での復習で、生徒が問題演習をして確認する>という学習方法では、学校の授業で説明された学習内容を確認するのが、家庭で自分一人の学習になります。自分の理解の度合いを確認したり、学んだ知識を定着させるための最も大切な時間に、疑問に思ったことを質問できる人がいないという「学び」では、十分な効果が得られにくいのです。

友人や先生がいる「学校の授業」という場面で、お互いに質問したり、教え合ったりすることで、自分達の理解を確認しながら定着のための演習を行う方が、より安心して学習に取り組めるのです。「生徒自身が学んでから、教員が教える」という学習方法が、最も効果的に生徒の理解を進める、という反転学習の教育研究成果も報告されています。

今まで家庭学習で予習を行うには、教科書を自分で読み解く必要があって、実際にはなかなかハードルが高いという問題がありました。本校では、e-learning教材として「すらら」や「スタディサプリ」を数年前から導入しており、2019度から「反転学習」において「すらら」を予習教材としても活用しています。学習習慣の定着には保護者のサポートも重要になるので、協力をお願いしています。2020年度からは一人1台ずつのiPad導入も行われ、web活用の学習の環境も一層整うことになります。

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生徒は、チェックシートで予習の状況を自己診断して、毎日の授業に臨みます。教員は、予習による生徒の理解度を毎時間の小テストで確認しながら、必要な解説や補足説明を丁寧に行いながらも、問題演習にしっかり時間が取れるように授業を進めていきます。ペアやグループワークでの生徒同士の学び合いや教え合いを促しつつ、個別の理解度をチェックしながらサポートしていきます。

これからの学びでは、<教員から「教わる」>ことから、<生徒が「学ぶ」>ことに重点を移しています。「教員に教わらなければ、学びが始められない」のではなく、「自分で必要な情報を入手して学ぶことのできる、『自立した学習者』になる」ことが目標です。

 

 

文京学院の教育:高等学校の学び

 

女子教育 Girl-Centered Education

今から95年前の学園創立時から続いている文京学院伝統の女子教育。創立者・島田依史子が掲げた教育理念『自立と共生』は、大正、昭和、平成、そして新しい時代「令和」となっても変わりなく、未来に向かって凜々しく生きる女性たちへ送る、力強くも優しさに包まれたエールです。女子だからこそ豊かに、女子だからこそ深められる、女子だからこそ身につけたい学びがここにあります。

   

国際教育 Global Education

文京学院の国際教育が目指すものは、地球を俯瞰するグローバルな視点を持った女性の育成です。帰国生や国籍の異なる同級生、時には留学生とも机を並べて勉強する学校生活は、『文京生宣言』にある「多様性を楽しむ」ことそのものです。スーパーグローバルハイスクール(SGH)アソシエイト指定校らしく、語学&海外研修も充実しています。多くの生徒が高校で異文化と出会った経験を将来のキャリアに活かしています。

 

学習活動 Schoolwork

生徒の主体的な学習を促すアクティブラーニングにより、思考力・判断力・表現力を養います。カリキュラム・マネジメントにより習得した知識・技能を活用する深い学びを追究する教科横断型授業を展開して、タブレットやPCなどICT教材も効果的に活用します。教科学習で身につけた能力を活用する場が探究活動です。国際社会が抱える諸問題への理解を深めながら、「SDGs:持続可能な開発目標」をキーワードに、明確な答えのない課題に新しい発想で取り組みます。それぞれのコースの特長を生かした切り口で探究の問いを探して、課題研究を実施します。

   

コース別指導 Course Studies

入学時から具体的な進路選択ができるよう、『国際教養』『理数キャリア』『スポーツ科学』の3つのコースを設定しています。3コースともすべて、実践的な学びを軸に一人ひとりの夢を目標に変えていきます。なお、1年次修了時点でのコースの再選択も可能です。これまでの学びも、これからの学びもすべて自らの糧として、よりよい進路へと導いていきます。

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自立学習を促す学習活動

それぞれの教科で習得する知識・技能を活用して、思考力・判断力・表現力をいかに養成していくかが問われています。色々な教科の学びを連動させて、主体的・協働的で深い学びにしていくカリキュラム・マネジメントを進めます。アクティブな学びにより育まれる深い思考力が、自立学習を支えるのです。

 

これからの社会で求められる思考力・判断力・表現力を身につける授業

AIやビッグデータ、IoTといった技術の急速な発達によって、人と社会の関わり、企業活動や職業の在り方などが大きく変わるといわれています。人間としての強みはどこにあるのか、学びや仕事にどのように向き合っていけばよいのか。このような本質的な問いが、あらためて今問われているのです。そうした社会に対応するために、思考力・判断力・表現力をしっかりと育むことに、これまで以上に重点的に取り組んでいきます。これからの大学入試では、知識や技能とともに、主体的・協働的に学びに向かう姿勢も問われてきます。日常の授業のなかでこれらの力を身につけるよう活動を進めていきます。

各教科の学びを連動させるカリキュラム・マネジメント

国語の授業では文章の構造を分析しながら論理的に正確に読み解く力を養い、社会の授業では図表や資料を読み解きながら歴史的背景やそれらの因果関係を考える、数学では数値的条件を数式処理や表やグラフで可視化する技法を学び、理科で観察や実験のスキルを養う、家庭科や保健体育などで身近な問題に触れ、英語では国際的視野や英語で表現する力を身に着ける。このように各教科学習で学んだ知識やスキルを、探究学習などの様々な活動の中でフル活用して自分の考えを表現していくことが、論理的・創造的に思考して協働的に活動する力をつけていくということなのです。生徒たちの主体的な学びを応援するために、私たち教員はそれぞれの教科の学びを互いに連動させて深い学びにしていく「カリキュラム・マネジメント」という考え方を大切にしていく活動に取り組んでいます。

 

「BAL」は文京の能動的な学びの拠点

文京アクティブラーニングスタジオ、「BAL」の愛称で呼ばれる教室では活発なアクティブラーニングがいつも展開されています。フリーレイアウト で使える広い空間にはプロジェクターや電子黒板が常設され、PCやタブレット端末やポータブルのホワイトボードがグループワークで活用されています。 この教室では、ポスターセッションや口頭発表による研究成果報告会も盛んに行われています。
全教室のWi-Fi環境整備も完成し、今後は各教室で1人1台のタブレットが使えるようになります。教材を一斉に配信すること、生徒一人ひとりの考えをみんなで共有しながら互いの学びを深めていくこと、動画やシミュレーション教材、英語のライティングやスピーキング学習など、その活用場面はどんどん広がっていきます。

ICT教材「スタディサプリ」「すらら」の積極活用

文京学院では、PCやタブレット端末を活用したICT教材を本格的に導入しています。「スタディサプリ」は、大手予備校の人気実力講師による"名物授業"を学校や自宅で自由に受講できます。豊富な教材から自分に合わせて選択して学ぶことができ、余裕を持って受験準備ができます。「すらら」は基礎学力の定着に大変有効な対話型デジタル教材です。教材といっても堅苦しさがまったくないところが「すらら」の一番の魅力です。2019年度から、このICT教材を積極的に活用して、数学で反転授業も開始しました。自宅でICT教材も使って予習することで、授業では生徒同士で演習に取り組むことができ、主体的で協働的な深い学びが展開できます。

学習連絡帳とポートフォリオで新大学入試にも対応

高校生にとって「学習管理」はとても重要なテーマです。学習の計画を立て、それを実行して始めて見えてくる"自分の弱点"を知ることは、課題克服へとつながる近道だからです。生徒は自分の学習内容を記した連絡帳を担任に提出し、担任はコメントを記入して各自に戻します。自分自身を客観視することで、社会に出たときにも大いに役立つ"自己管理"の訓練にもなります。
さらに本校では、学習に限らず様々な活動のなかで、自分の気づきや活動の意味について考え、ポートフォリオに記録する活動をしています。2020年からの大学入試改革では、入試の種類を問わずに学力、意欲、活動実績など複数の観点から評価されることになります。様々な学びの場面で、常に活動を振り返り、自身の変容や成長を客観視できるようになることが大変重要となり、大学入試にも直結していくのです。

 

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探究活動:新大学入試、そして社会での活躍へとつながる独自の課題研究

それぞれの教科学習で身につけた知識や技能を主体的・協働的に連動させながら活用して、思考力・判断力・思考力を具体的に実践する場が、本校の探究活動です。
「SSH」や「SGHアソシエイト」の指定校としての取り組みを糧に、2018年からは「ユネスコスクール」としても活動を進めています。国際社会が抱える諸問題への理解を深めながら、「SDGs:持続可能な開発目標」をキーワードに、明確な答えのない課題に新しい発想で取り組みます。それぞれのコースの特長を生かした切り口で探究の問いを探して、課題研究を実施します。

探究活動を通して育てる力

自ら発見した課題について考え、仲間と意見交換しながら知識を深め、自分の考えを表現していきます。探究型学習のサイクルのなかで、以下に示すような能力を養成します。

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全国の高校との連携や、多くの大学からの支援を受けて展開している探究活動

校内だけの活動にとどまらず、SSHやSGHのネットワークを活用して、東京都や関東、さらに全国の連携校と合同発表会でも研究結果を発表し合い、探究活動を共有しています。理数キャリアコースでは、タイ王国の連携校であるプリンセスチュラポーン科学高校ペッチャブリ校と、毎年双方の学校でサイエンスフェアを行い、英語による科学交流を行っています。
大学からの直接的な指導・支援の場面もたくさんあります。併設校の文京学院大学の教員、大学生、大学院生による探究活動指導や特別講義などが、年間を通して全てのコースにおいて実施されています。さらに、国際教養コースで取り組んでいる「アジア研究」では、東京海洋大学の教員や学生、留学生などが、頻繁に指導に当たってくれます。理数キャリアコースでは、SSHで教育提携を結んだ工学院大学や芝浦工業大学のほか、島根大学、東京有明医療大学など、多くの大学の先生方や研究・教育に関わる企業などが指導に関わっています。スポーツ科学コースでは、東海大学、日本女子体育大学、了徳寺大学などの先生方が「スポ学講座」を担当してくれています。

 

コース毎の探究活動
国際教養

国際的視点で社会をデザインできるグローバル・リーダーの育成をめざす「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)のプログラムを通して、国際社会に貢献できる視野や行動力を磨きます。外国人講師とのセミナーや、JICAやユニセフの活動にも着目し、SDGsの視点で取り組む探究活動は、高大連携プログラムにも繋がり、グローバルキャリアへの扉が開きます。

理数キャリア

「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)で開発した教育課程で、理系に不可欠な理論構築力・分析力・国際プレゼンテーション力を育み、世界へ羽ばたく人材を育成します。課題研究ではSSH校を含む科学教育推進校との科学交流で実践力を高めます。海外連携校と毎年相互に行っているサイエンスフェアは、英語学習や探究活動に向かう 大きな原動力になっています。

スポーツ科学

「(他人から)与えられるものは有限、(自分から)求めるものは無限。」ピョンチャンオリンピックの金メダリストが、心に刻んでいる言葉です。大好きで夢中になれるスポーツに、真剣に向き合い考えることで、無限の可能性を引き出す3年間です。スポーツの専門家に学ぶ「スポ学講座」をヒントにし、スポーツに関しての「気づき」を深く掘り下げ、「学び」を発信します。

理数キャリア 国際教養 スポーツ科学

 

 

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