文京の伝統教育(富士賞)
富士賞

文京学院最高の栄誉
「富士賞」は、誠実・勤勉・仁愛の校訓の精神を体現するような人柄で、仲間や先生方の信望が厚い生徒、あるいは地道な努力・精進を続けて大きな目標を達成した生徒を褒めてあげたい...そんな創設者 島田依史子先生の思いが形となったものです。
「総合部門」(個人表彰)は、生徒にとって本校最高の栄誉です。
さらに、平成11年度からは、委員会活動や部活動で目覚ましい実績をおさめた団体を顕彰するグループ表彰が始まりました。
部活動部門受賞者について
部活動部門は、部活動に努力を惜しまず、各種の大会で優秀な成績を修めた生徒や、部長・副部長としてクラブをまとめ、後輩からの信頼も厚く、部の発展に大きな功績のあった生徒、常に自己の技術の向上を怠らなかった生徒などが対象となります。 「ペン習字精励賞」は、日々ペン習字に励み、年間600枚以上を書写して提出した生徒へ褒賞として制定されました。清書テストが行われ、優秀者には副賞が添えられます。
また「ペン習字特別精励賞」は、保護者や先生方からの600枚提出を機に設けられました。 授与式は島田依史子先生の誕生日であった2月16日に挙行されます。
2021年度 富士賞受賞者
- 総合
- 13名(中学3年生:5名 高校3年生:8名)
- 個人表彰
- 3名(中学3年生:1名 高校3年生:2名)
- グループ表彰
- 13団体
- ペン習字精励賞
- 424名
- ペン習字特別精励賞
- 保護者10名、教職員3名
総合部門受賞者:受賞理由の一例(2021年度)
■ 1年次より生徒会総務役員を務め、日頃より学校の代表として、自覚ある行動が身についています。学業においても、地道な努力を重ね、3年間を通じて優秀な成績を修めました。硬式テニス部に所属し、日々の練習に励み、学業との両立を果たし、いつも笑顔を絶やさず、優しさ溢れる立ち振る舞いは、友人からの信頼も厚い生徒です。
■ 入学当時よりチアダンス部で活発に活動しながらも、探究活動に熱心に取り組みました。環境問題に強い関心を示し、自らNPO法人を立ち上げ、地方自治体との連携も含め、海や川の清掃活動に多くの友人を勧誘し、取り組みました。学習面でも継続的に努力する姿が見られました。
■ 誠実・勤勉な人柄で、3年間を通して学習面・生活面でクラスを良き方向に牽引しました。意欲的な学習態度で探究活動に臨み、定期考査でも各種発表会でも成果をあげました。温和な人柄でボランティア精神を有し、クラス内の役職に関わらず、リーダーシップを発揮する場面が多々ありました。