Bunkyo Blog
文京学院での生活をお知らせします
中学校:「クリスマスコンサート 2022」が行われました。
12月
23日
2022
12月17日、「ジャシーホール」にて「クリスマスコンサート2022」が行われました。第2回となる今年は、中学生全員が参加するだけでなく、中学3年生の有志50名による「実行委員」により企画運営されました。
朝から行われた忙しいリハーサルが終了すると、サプライズで先生方によるハンドベルの演奏があり、生徒のように一生懸命な先生の姿に、笑いあり拍手ありの大盛り上がりのなか、コンサートがスタートしました。
真っ暗になったホールにペンライトの光が揺れ、実行委員が制作したオープニング動画とともに1曲目の『くるみ割り人形』が演奏されると、盛大な拍手が送られました。
その後も楽しい司会のおかげで次々とプログラムが進み、器楽合奏・合唱・ギター演奏・ハンドベル演奏と様々な音楽が繰り広げられました。後半は振り付けやダンスも加わり、3年生による『シング・シング・シング』のアンコールで幕を閉じました。
午後の部では保護者の方をお招きし、演奏を披露しました。震えるほど緊張しながらも、一生懸命に表現しようとする中学生の姿に、保護者の方も笑顔で温かい拍手を送ってくださいました。
「研究成果報告でのやりとり」(学院長・理事長:島田 昌和)
12月
14日
2022
12月10日(土)の午後に約40名ほどの生徒が集まっての探究活動の報告会が開かれました。6グループによる報告とその質疑が繰り広げられました。久しぶりの対面開催で、まだ仕上げ途中だったり、共通テーマにより取り組みとしての報告だったりと、様々な報告を聞くことが出来ました。
先ず驚いたことは、どのグループも手持ちのタブレットを当たり前のようにワイヤレスでつないで大きな投影に映し出してくれます。大学でそうゆう場面に出くわすことはまだまれです(パソコンをケーブルで繋ぐのが一般的)。報告はサイエンス、グローバル、スポーツとコースの特徴をよく表していました。さらにはタイとのサイエンス交流向けに英語での発表と質疑もありました。生徒が頑張ってるんだからと私も英語で質問しましたが、立派に英語で答えが返ってきました。新しい時代を切り開くことにチャレンジしている高校生に目を見張りました。
当然、まだ課題もあります。生徒からの質問が出なかった点などです。最後に生徒に投げかけました。「質問するって、お互いのマナーと考えようね。よかった点をもっと引き出してあげるために質問すればいいんだよ。自分の研究と引きつけて問題点を考えられるようになろうね」と投げかけました。ぜひとも次の機会には、生徒同士の質疑応答を見せてほしいものです。
5つのグループ発表のうち、スポーツ科学コースの生徒の発表が個人的に気になりましたので、会の終了後に個別にインタビューさせてもらいました。「4スタンス理論」という人間の先天的な体の使い方の特徴に着目した研究でした。ソフトテニスをしていて、人によってテニス動作の得意不得意があることから、それを科学的に解明し、応用したいと思って研究したようです。違う部活の生徒にもデータを取らせてもらっているようです。一般的にどれだけ有用性があることか私にはよくわかりませんが、指示されたことをこなすだけの部活でなく、自分で疑問を持ち、その解法を自ら探して、証明に挑んでいる姿に感銘を受けました。
大学においてここ数年、多くの大学の学生が集うゼミナールのプレゼン大会の開催お手伝いをしています。大きな舞台を学生が用意して、優勝トロフィーを目指してしのぎを削っています。そんな場に、ここから巣立って大舞台に立ってほしいなと思いました。そうだ、その前に高校生としていろいろな大会にチャレンジしてるんでした。臆せず持てる力を遺憾なく発揮してきて下さい。
(学院長・理事長:島田 昌和)
2022年度「学院長メッセージ」バックナンバー
■「学院長メッセージ」(4月6日)
■「ペン習字600枚」(5月2日)
■「中学3年生の関西修学旅行」(5月16日)
■「芸術鑑賞会:劇団四季『アラジン』の壮大なロマン」(6月6日)
■「保護者"役員"さんとのトーク」(6月20日)
■「ICT活用授業”潜入”」(7月1日)
■「Atlantic Pacific Japan サマーキャンプの視察、その背景とは?」(8月19日)
■「刺激いっぱいの高校生マレーシア訪問」(10月14日)
■「学園祭直前の意気込み」(10月25日)
■「中高学園祭・突撃取材」(11月14日)
「タイ~科学交流10年」
12月
13日
2022
文京学院の春 ―― まずはサクラが咲き誇り、次第にハナミズキの白い花がそっとほころび始めます。
1912年、日本から米国ワシントンに贈られたサクラの苗木。ポトマック川のほとりで、今もなお美しい花を咲かせ続けています。そして、その返礼として日本に贈られたのが、ハナミズキでした。互いに国境を越えて命を咲かせる2つの花をタイトルにしたフォトダイアリー。
グローバル時代を生きる小学生、中学生の皆さんに向けて、「文京学院のイマ」を写真と共にお届けしていきます。
(中学高校校長:清水 直樹)
■「タイ~科学交流10年」
12月17日 ― タイで開催される「サイエンスフェア」に参加するため、理数キャリアコースの高校2年生10名が羽田空港を出発します。
2012年にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けたことを契機に、本校は、タイの「プリンセス・チュラポーン科学高校」と教育提携を結びました。毎年、生徒たちがお互いの学校を訪問して交流を深めてきましたが、この2年間はコロナ禍とあってオンラインでの交流に。実に3年ぶりの訪問です。コミュニケーションの手段はもちろん英語。科学だけではなく、日本とは違うさまざまな文化を体験し、学び、大いに楽しんできてください。
(私も3年前に訪問しましたが、生徒たちの頑張りはもちろん、タイ料理の美味しさと野生の象の迫力に感激しました。私のおすすめは、やはり本場のトムヤムクンです)
(2021年11月 オンライン交流)
(タイの首都バンコク)
(プリンセス・チュラポーン科学高校の校舎)
(少し奥へ行くと野生の象が)
(プリンセス・チュラポーン科学高校の校長先生と)
(プリンセス・チュラポーン科学高校の生徒さんがタイ料理を振る舞ってくれました)
バックナンバー
■「ウクライナ」(5月18日)
■「3年ぶりの再会」(5月23日)
■「メタバース!?」(6月18日)
■「教育実習」(6月23日)
■「20年後のプリキュア」(7月2日)
■「猛暑の夏~熱中症対策」(7月11日)
■ 「新学力講座」(8月31日)
■「秋の便り(1) ~芸術の秋~」(9月29日)
■「秋の便り(2) ~食欲の秋」(10月18日)
■「秋の便り(3) ~読書の秋」(11月17日)